「三流天使」は旧サークル「いりゅみなしおん」から出ていたミニ本で
主に攻略ネタばれ本です。
Vol.1は「アンジェリークトロワ」から、A5表紙1色刷
2はコピー本で「トロワ」
3は「エトワール」WinPC版をMacでやろうと苦戦した話
で、4が「エトワール」PS2発売後のオリヴィエ様攻略本です。
原稿は流石に15年前は
ほとんどアナログで描いてまして
紙原稿での入稿、表紙の着色だけをCGでやっております。
データ化するにあたり、枠線を引き直すとかはやりましたが
スキャンする時、スクリーントーン指定の色鉛筆がうっすら残ってしまったり
ワープロ写植で文字を貼った所の影が出たり大変でしたが。
あれから15年。
漫画の描き方も大きく変わりました。
今だと「わーこれいちいち手でやってたのか」
とか作業の手間が信じられない。
描く速度はどんどんデジタル化で速くなっているんですが
逆に「描いたらマズいかな」と思うことは増えていき
当時の方が情熱のままに、何の反省もなくバカやれたなあ〜
とか思ってしまいました。
当然ながらこの本を出した頃から2〜3年くらいまでは
まだ「エトワール」の続編のアンジェは出ると思っていたんでしたが
06~09年の3年間は「遙か3」「ネオアン」で活動、
でもやっぱり聖獣の宇宙を含めた「アンジェリーク」が好きでした。
その後、家庭のやむをえない事情その他で
携帯コミック、商業広告メインになりましたが
「他の人がどー言おうが構わねえ〜〜〜!!」という
大変、身勝手な同人誌と申しますか
同じように漫画やっているんだけど、あれは非常に幸せであれたなと思います。
やっぱり「好き」「熱中」で暴走するシンギュラリティ、
これは必要だなと思います。