「ウィークエンド」だかが出た頃に
「ああ…またか」的なものを感じ、見るのしんどくなったですが
これはもう、声優の木村昴さんがいなければ
完全にヤバかった、脱落してたなという
そんな感想が素直なところ。
とりあえず最終回でした。
そんなに嫌いというほどでもなかったというのは
今までのシリーズでは「お父さん」はあまり良い役に描かれることはなかった
今回はそんなお父さん他、家族にスポットというところですか。
でもこれ、孤独なヒーローという「石ノ森美学」に完全に対抗するわけで
ですから「チャレンジ」だったと思います。
あえて令和には令和のものをやろうという感じは受けました。
まあそれはよし、として。
ううむ、これだけスッキリ終わらそうとしているのに
どうして「?」になるのか。
・人間には闇部分があって「悪魔」を抱えていたりする
・家族という小さな枠は時にその個人の闇も抱えることになる。
が、家族だから必要としあったりゆるしたりするもの…
ここまではわかる…
・しかし子供はいつか成長するので ←お、おう。そうだな…
・成長するには悪魔部分を内包して消す必要が… ←そ、そうだな…
・そして自己同一性の上で夢を持って歩いて行こうぜ!←お前は進研ゼミか…
とにかく「正義」=「正論」
これも時代なのかと思いながら
どこか脚本家に「大人げなさ」を感じるのは私だけでしょうか。
「お前らさあ、悩むかもしれないけど〜俺はそうして大人になったんだよ」
とガキの前でイキってる大人を見てるというか
五十嵐一輝、彼に例えば、バイス以外に
(バイスは反対するかもしれないけど、という存在)
彼女、または親密な友人のような存在ができるとか…そういうのを見たかったですかね。
ともあれ1年終わりました
ドンブラザーズで桃谷が二重人格的なのやってるの見ると
「うわあ…1年も要らねえって言ってる…」
って思えちゃって。
次は龍騎っぽい?のをやるのかな。
「令和的な」龍騎?か?
令和って何よ?と思ってしまいますね。