ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

四斤山砲ミニモデル製作中

2019年04月04日 | お知らせ
「田原坂46」
次のイベント参加は、関西コミティア 5/26です。

前回のギャグ4コマ本に加筆、そしてちゃんと今度は600dpiで作成(大丈夫だ問題ない)

配布絵葉書も増えてると思います。
それと、やっとサークル布作りました。
名古屋でクロスにイラスト貼ってたら落ちてしまってたので
プリント注文しました。


それと
薩摩が使っていた大砲、四斤山砲

これをミリオタらの研究を踏まえて
ミニモデルで製作
してたんですよ

が、予想外の問題発生。



これなのですが。

「資料館にあるのより砲身が小さいのはなぜ?」と聞いたら

資料館のレプリカがほぼ嘘だらけであって、こっちが正解

なのらしいです。
四斤には「野砲」というフィールドで使うものと
「山砲」という山で使うものがあり、
山で使うには持ち運び、移動を考えて軽量化する必要があったと。
そして、戦といえど山地が何かと多い日本ですから
やっぱり使っていたのは「野砲」でなくて「山砲」


野砲は主にアメリカ軍が持っていた
ってそりゃね、南北戦争とか…あっちは平原だもんで。

フランスに残る古い山砲の写真を見せてもらうと、確かに
作ってもらったモデルの方が本物に近いです。


しかし!
我々の頭にはもう多分
のちに改良された大砲、レプリカなどのイメージの方が強いのではないだろうか…

というわけでどうしたかというと

「デフォルメじゃあ!」

リアルモデルを少しだけレプリカに近づける…

「美人」をリアルに描いたら、なんか違和感感じるそれに近い??

でもさ、表現ってありとあらゆる局面でそうだよなって思います。
リアルさを追求、しつつも
「何か」は加えられていく。
レプリカもきっとそうなんだろうなあ…


このくだりは新刊
「田原坂不完全攻略法」にも漫画にしてます。






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