
今朝、ラジオ深夜便「こころの時代」で「沖縄に”青切りミカン”が戻った日(2) 元・沖縄県農業試験場室長 小山重郎」を聞いた。
青切りミカンにつく(害虫)「ウリミバエ」を農薬を使わず5年間で根絶した話である。慎重にウリミバエの増殖方式(オス、メスの関係・・・メスは一回交尾すると以後受け付けない、オスは10回交尾可能、従ってオスをメスの1/100以下に減らす必要がある、そこで、不妊メスを大量につくって、オスにメス10匹と交尾させて、寿命を終らせ、オスを減らしていく・・・不妊メスを50億匹以上放ったようだ、うーん凄い事業!)等を研究・計算してやられた。元々ウリミバエは南方から沖縄に侵入した虫(外来種)で、全部除いても元々の沖縄の生態系を乱さない、ということもあり、根絶を目指した。そうでないと、せっかく美味しい「青切りミカン」が本土に売り込めないのだった。
小山さんは、昆虫少年で、大きくなって東北大学理学部で昆虫の研究(後に街路樹の害虫に関する研究で理学博士)、1958年月卒業後、秋田や沖縄で農作物に付く害虫の駆除対策に携わる。沖縄では5年間15億円使って「ウリミバエ」駆除に成功、その後も南方から一匹でも侵入すると増殖するから絶えず監視体制、と言う。知らなかった世界だ。
小山さんは、退職後、自家菜園(秋田)で野菜等を作っているようだが、職業柄の過去の経験、自家菜園の経験から、〔1〕肥料を多くやらない、多いと害虫が発生しやすい、〔2〕農薬も使わない方が良い、農薬は「害虫」と共に天敵も殺す、例えばゴキブリに対するてんとう虫、生き残った害虫は更に大発生になり、より強い農薬と悪循環、〔3〕野菜は旬で自然形が強い、トマトなら今頃、大根は冬、形は自然な「曲がった形」で十分・・・。
最近聞いた「自然農法」の考え方に近い。実際、農業に携わっている人が中々こうならないのは、農林水産省ー農協ラインで、化学肥料や農薬散布を決め、作物の形や時期を自然に逆らう形(消費者の「わがまま」需要に合わせる)で決めているからであろう。沖縄の「青切りミカン」食べてみたい。甘いらしい。いや、実際、食べているのかな。露地物は8月中旬から出回るようだ。
青切りミカンにつく(害虫)「ウリミバエ」を農薬を使わず5年間で根絶した話である。慎重にウリミバエの増殖方式(オス、メスの関係・・・メスは一回交尾すると以後受け付けない、オスは10回交尾可能、従ってオスをメスの1/100以下に減らす必要がある、そこで、不妊メスを大量につくって、オスにメス10匹と交尾させて、寿命を終らせ、オスを減らしていく・・・不妊メスを50億匹以上放ったようだ、うーん凄い事業!)等を研究・計算してやられた。元々ウリミバエは南方から沖縄に侵入した虫(外来種)で、全部除いても元々の沖縄の生態系を乱さない、ということもあり、根絶を目指した。そうでないと、せっかく美味しい「青切りミカン」が本土に売り込めないのだった。
小山さんは、昆虫少年で、大きくなって東北大学理学部で昆虫の研究(後に街路樹の害虫に関する研究で理学博士)、1958年月卒業後、秋田や沖縄で農作物に付く害虫の駆除対策に携わる。沖縄では5年間15億円使って「ウリミバエ」駆除に成功、その後も南方から一匹でも侵入すると増殖するから絶えず監視体制、と言う。知らなかった世界だ。
小山さんは、退職後、自家菜園(秋田)で野菜等を作っているようだが、職業柄の過去の経験、自家菜園の経験から、〔1〕肥料を多くやらない、多いと害虫が発生しやすい、〔2〕農薬も使わない方が良い、農薬は「害虫」と共に天敵も殺す、例えばゴキブリに対するてんとう虫、生き残った害虫は更に大発生になり、より強い農薬と悪循環、〔3〕野菜は旬で自然形が強い、トマトなら今頃、大根は冬、形は自然な「曲がった形」で十分・・・。
最近聞いた「自然農法」の考え方に近い。実際、農業に携わっている人が中々こうならないのは、農林水産省ー農協ラインで、化学肥料や農薬散布を決め、作物の形や時期を自然に逆らう形(消費者の「わがまま」需要に合わせる)で決めているからであろう。沖縄の「青切りミカン」食べてみたい。甘いらしい。いや、実際、食べているのかな。露地物は8月中旬から出回るようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます