西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

ワロン地方訪問(1)モダーヴ城へ

2011-11-05 | 訪問場所・調査地
10月25日朝起きると雨だ、今日はワロン地方のアルデンヌの森地域に行く予定。これはオプションで36人中20人の参加だ。

ベルギーのワロン地方とは、ブリュッセルより大体南の地方全体をいい、北のフランダース地方に対している。フランス語圏である

朝食を食べ、支度してバスに乗って出発したら、解説員の正○地さんが、「大体ベルギーは天気が悪い、こんな日が多い」と言う。しかし、ブリュッセルを脱し高速道路に乗ったら雨が止んできた。 

ワロン地方、アルデンヌの森地域は、北の都市域に対して南の田舎、正に「南北問題」の南である。田畑や牧草地がバスの窓から見えていて気分がいい。

最初に行くのは古城のモダーヴ城である。断崖絶壁の端に建っていて背後は深い絶壁、川が下を流れている。だから、背後から攻められることはない構えである。

行くと小学校の生徒達が、まあ「郷土史研究」でやってきていた。一緒だと拙いので先を急いでみた。

まあ、昔フランスで見たフォンテンブローのナポレオンの滞在した城やルイ14世のベルサイユの城(宮殿)でもそうだが、四角の平面、城主がぐるりと回ると各部屋にいる住人ー后とか・・・ーのプライヴァシーは皆無となるが、実際はどうだったのか・・・。

この城は、現在何故かブリュッセルの水道局の管理になっている。余談だが、置かれている感想ノートをみたら、東京都水道局の人が来ている。まさか日本の城を東京都(水道局)が管理するつもりでは?・・・(冗談!)

最後に売店でパンフレットを買った。出ると、皆、カップル同士、友達同士、また一人でも誰かに頼んで記念撮影していた。僕らは淡白で殆ど写していない。ここでも写さなかった。

で、バスで急いで有名レストランで昼食を食べるべくデュルブイDurbuyに向った。

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