西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

今日は「パリ祭」、フランス革命記念日

2009-07-14 | 歴史とのつながり、歴史の面白さ
今日は7月14日、1789年の「今日」は、フランス大革命が起こり世界的に「近代」がスタートした日である。日本では「パリ祭」などと言う。その後に出来たフランス国旗は三色旗と言われ、「自由、平等、博愛」をあらわしている。ドラクロアのおっぱいをはだけた女性(自由の女神)が三色旗を掲げて前進しているあの絵が目に浮かぶ。

日本では約80年後の1868年明治維新に「近代」がスタートしている。

今日は、また祇園祭りの「宵宵宵山」、昔、室町通りを ざっと見て東山通りにある京大の近くの日仏会館に行って、「パリ祭」記念にワインをよく飲んだものだ。
懐かしい、来年は久しぶりに行ってみようかな。一緒する人いませんか。

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4 コメント

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多くの作曲家 (梅沢です)
2009-07-14 21:46:01
多くの作曲家がそうであったように、ベートーベンも政治にのめり込んでは絶望し、の繰り返しだったらしいが中でもフランス革命は彼自身をボン大学に入学させるほど強く影響したーと多くの文献にある。音符には革命という音名は無くとも、楽譜の後ろにある精神からは、しっかりと彼の反骨心が読みとれる
ーと思う。安易なこじつけはかえって危険だが、歴史を知る事は栄養にこそなれ、害ではない、と感じ始めています。また色々教えて下さい。

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フランス革命と音楽家・・・ (ichiro)
2009-07-14 23:38:31
梅沢さん今晩は

そうですか、ベートーベンも・・・
後にナポレオンをヨーロッパの解放者と思って「英雄」を作曲したが、実は「侵略者」だと知ってナポレオンに捧げるのを止めた、と読んだことあります。

モーツアルトもフランス革命直後に亡くなっていますね。ドイツ語で、封建領主をおちょくるオペラ(フィガロの結婚)を書いたりしたのも革命前夜の雰囲気がバックにあると思います。
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歴史の読み方 (梅沢)
2009-07-15 14:04:14
私が最も尊敬するバイオリスト ヨーゼフ・シゲティが10代後半からその超絶技巧と美音を見せ物的人気で有頂天だった頃、同じハンガリーの巨匠ブゾーニ(ピアニスト、作曲家)にたしなめられその後演奏旅行の疲れたわずかな休み を使いヨーロッパの教会を歩き回るようにした
ーと自叙伝にあります。ルネッサンスとバロックの問題を嗅ぎとろうとしたようです。彼のバッハ《無伴奏ソナタ&パルティータ》はすべてのバイオリストのバイブルです。歴史の読み方ーまた教えて下さい。
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歴史との「つながり」 (ichiro)
2009-07-15 22:29:19
いやー、勉強になりますね。

音楽家に限らず、多くの芸術家、学者、建築家などは、歴史的「つながり」を意識していると思います。西洋音楽家がルネサンスやバロックに一つの「原点」を求めるのは「そうだろうな」と思います。

日本の音楽家は、もちろん西洋音楽の故郷にも思いを馳せると思いますが、日本の雅楽などにも思いを馳せるのでは、と想像します。

日本の学者は、明治以降「脱亜入欧」だったので横文字を追求してきましたが、ここに至って日本の本来の歴史にも目を向けるべし、と思いだしたと思います。

建築家でも、西洋のピラミッドやパルテノン神殿、ゴシックのノートルダム大聖堂に惹かれるとともに、竪穴式住居や伊勢神宮にも惹かれると思います。
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