*望月清一郎作・演出 公式サイトはこちら 下北沢/「劇」小劇場 24日終了 2012年の旗揚げ以来、「一貫して『妖怪』をモチーフとした、明治後期から昭和中期の物語を主に上演」(公式サイトより)してきた劇団「鬼の居ぬ間に」公演の観劇はこれがはじめてとなる。この少し風変わりな劇団名を知ったのは、 東京夜光公演において作品や役柄によって柔軟で的確な造形で舞台を引き締めていた吉田多希の所属劇団としてであっ . . . 本文を読む
*唐十郎作 中野敦之演出(1,2)公式サイトはこちら 浅草花やしき裏 特設テント劇場 17日で終了 「もう一回あのヒコーキを飛ばす!」(公演チラシより)と決め、新しいキャストが加わった再演がお披露目となるのは、劇団と縁の深い浅草花やしき裏の特設テント劇場だ。公演チケットを提示すると、観劇当日に限って花やしきに無料で入場できる特典もあり、恐る恐る足を踏み入れると。聞きしに勝る「狭い敷地に楽しさすし詰 . . . 本文を読む
*創立80周年記念第2弾 リリアン・ヘルマン作 常田景子翻訳 西川信廣演出 公式サイトはこちら 東京芸術劇場シアターウェスト 17日で終了 1934年にアメリカで発表されてブロードウェイで大ヒットの後、オードリー・ヘップバーンとシャーリー・マクレーン共演の映画『噂の2人』としても広く知られる作品で、日本での上演の機会も少なくないが、自分は今回がはじめてとなった。 1930年代、アメリカはマサチュ . . . 本文を読む
台風一過。気温は高いが、気持ちの良い晴天ですね。緊急事態宣言は解除されたものの、リバウンドや第6波への不安は消えず、ひとつ置きの客席に慣れてしまい、隣りに人がいると恐怖を感じるほどです。歌舞伎座の徹底した感染対策は素晴らしく、今月も客席は50%とのこと。しかし大向うが解禁され、全席開放となるとしたら二の足を踏んでしまいそうです。淋しいけれど、まだまだこのままで…と願っています。 . . . 本文を読む