*ジョン・パトリック・シャンリィ作 鈴木小百合翻訳 大間知靖子演出 公式サイトはこちら 下北沢・小劇場B1 29日終了 2005年にピューリッツァー賞戯曲部門、トニー賞演劇作品賞を受賞し、オンブロードウェイで1年を超えるロングラン上演を記録した作品。2008年には、作者シャンリィ自身の脚本・監督、メリル・ストリープが主演で映画化されている。
公演チラシに記載された本作のあらすじは以下の通り。「 . . . 本文を読む
*原作・冨坂友『ナイゲン』屋代秀樹作・演出 公式サイトはこちら 花まる学習会王子小劇場 28日まで(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14)
寡聞にて「ナイゲン」は今回の<暴力団版>が初見である。本作について、遅ればせながら調べてみると、アガリスクエンターテイメント主宰の冨坂友による戯曲で、同劇団で何度も上演された非常に評価の高い作品であること、いくつもの外部団体が、 . . . 本文を読む
*エドワード・ボンド作 堀切克洋翻訳 佐藤信演出 公式サイトはこちら 座・高円寺1 27日終了 実はこの夏、非常に困惑する翻訳劇を何本か観劇した。舞台上で緊迫したやりとりが展開しており、人々の存在の生々しさは伝わる。台詞は耳に聞こえ、俳優の表情や動作は目に入る。にも拘わらず、何を言っているのか、どうしてこのような動きになるのか、これはどういう話なのかが最後まで手応えを得られなかったのだ . . . 本文を読む
*唐十郎作 久保井研+唐十郎演出 公式サイトはこちら 11月4日まで(1,2,3,4,5,6,7,8) 本作は1985年、石橋蓮司、緑魔子の劇団第七病棟に書下ろされ、浅草・常盤座で上演、絶賛を浴び、その年の演劇界の話題をさらった(因幡屋は未見)。その伝説の作品が、はじめて紅テントで披露される。台風19号の接近で明治大学構内の公演が中止になり、今回はじめて実現した下北沢特設紅テントの千秋楽を観劇した . . . 本文を読む
*佃典彦作 松本祐子演出 公式サイトはこちら 紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA 27日まで 冒頭は、現在の愛知県瀬戸市、長らく使われないまま、観光客の見学コースに入っている陶芸家・加藤家の「陶場」(とうば)である。人々が台風に備えて屋根に上り、看板などの補強をしている。そこへその家の祖母が覚束ない足取りでやってきた。孫の健太郎(亀田佳明)を誰かと勘違いしているらしい…頭に . . . 本文を読む