ウォン・カーウァイより難解？ な豚アニメーション

渋谷のユーロスペースで「マクダル　パイナップル王子」を見てきました。こちらは子豚が主人公の香港製のアニメーションで、当国では大ヒット、国際的な賞も多数受賞されているそうです。
リニューアルオープンしたユーロスペースは円山町、ラブホ街のど真ん中。文化村のすぐ近くなんで、立地条件は悪くないけれど...
パンフにはウォン・カーウァイより難解？　なんて書いてありましたがそんな事もなく、全体を通じてとても伝わりやすい展開だったと思います。お子さんが見たら、ちょっと期待外れに思われてしまうかもしれませんが。
可愛い絵柄にズシリと来るような人生におけるメッセージが込められていてなんというか、精神的にはかなり堪えました...。
人によっては好みが別れる作品だと思いますが、柔らかいタッチの絵も可愛いし、見る価値は多いにあるのでは、と思います。先日見た、老若男女楽しめる「ウォレス＆グルミット」（こちらも凄く面白かったです、皆さんレビューされてますのであえて書きませんが）とは対極にある作風でした。
気になったのはとなりの40代くらいの女性がそこで笑う？というような場面で一人受けまくっていて、集中できませんでした（笑）チャウ・シンチーより爆笑！　と書いてありますがそこまでではなかったかと。今週の14日（金）までなので、良ければ足を運んでみて下さい。

帰り渋谷の町を歩いていたところ、.....こんなところにもマクダル（映画の主人公）が！！


※ちなみにトップの絵は以前新大久保でゲットしたマクダルのVCD。ちょっと見てみたら、映画館でだれかが手持ちのカメラで撮影したっぽかった...。すなわち海賊、なのでしょう。

クリックすると難解なウォン・カーウァイも理解できるとか


「犬小屋の中へ」オフィシャルHP