台湾屋台料理を巡る （2）

こんばんは。駅でフリーペーパー「R２５」を手に入れて、電車の中で読もうとすると...向かいの席の人も読んでいて妙な恥ずかしさ＆嫌悪感を覚える...そんなご経験はないでしょうか。
前回に引き続き、主な台湾の屋台料理をご紹介していきます。

魚丸湯（魚のつみれ入りスープ）

台湾のお台場とも言われる港町「淡水」で食べました。魚のつみれがもちもちとして美味しい。つみれの中にも具が入っているものも。日本の台湾料理店でも比較的多く食べる事ができます。

（虫可）仔煎(牡蠣のオムレツ）

漢字は虫へんに可で、牡蠣を表すようです。甘いソースのかかった、牡蠣の入りオムレツ。台湾の牡蠣は小振りで、甘みがあります。日本では収穫時期が限られますが、台湾では養殖のためか、一年中食べられます。日本の牡蠣とは違うため、日本の台湾料理料理屋ではあまりみかけないのでしょう。

（虫可）仔麺線（牡蠣の素麺）

たくさんの小振りの牡蠣が入った台湾風素麺。だしがよく利いていて、香菜の風味が強め。

棺材板（紹介されているHP）
台湾の南部、台南でよく見かけられます。台南では他にも田ウナギとよばれるドジョウの一種を使ったあんかけそばなど、台北では見られないメニューがありました。パンの中をくりぬいてシチューが流し込まれた中華圏とは思えないオリジナル屋台料理。

臭豆腐

「おやぢの台湾探訪記」でも紹介しましたが、もの凄い匂いのする揚げ豆腐料理。揚げた後には匂いはほぼ無くなるそうで、以前台湾料理店のおばさんに聞いた話だと「もの凄くうまいので、騙されたと思って食べて！」との事。まだチャレンジする勇気が...写真の揚げているおじさんも辛そう（笑）

他にもご紹介しきれない位に多種多様な屋台料理があります。ところで、日本国内で本場の「台湾屋台料理」の味は不思議となかなか味わえないんですよ...。その名目を打ったお店はたくさんあるのですが、食材の違いもあるのでしょう。
前回紹介した「魯肉飯」の味は渋谷に本店のあるチェーン店「髭鬚張魯肉飯」がかなり近いのですが、やはり...裏寂れた、誰も降りないような駅前の路地裏の台湾料理屋で、穴場的な感動を味わいたいものです。「こんなにも旨いのに、...お客さん、俺だけ？」みたいな。解りますか、この気持ち...。
食べた事ある人には解りますが、あの味が自宅で気軽に味わえたら最高でしょう。そんな訳で次回は、ネット上にある料理レシピを元に、「魯肉飯」を実際に作ってみようと思います。