パンと雑貨のちいさなIPPO 

愛媛県砥部町で、夫婦で手作りの小さなパン屋をしています。

パンジーのブローチ

2016年03月16日 | ぬいぐるみと雑貨

こんばんは

久しぶりの雑貨の写真です

パンジーのブローチです。

フェルトで出来ています。200円ですまいど

隣の刺繍のブローチもフェルトに縫い付けてあって、

こちらは¥250まいど

春のお花をあれこれ見ていたら、いろいろ作りたくなってきました

フェルトはあまり手をつけていない分野だったのですが、

フェルトもなかなか良さそうです

 

レースのヘアゴムも制作中

いつの間にかヘアゴムが売り切れていました

頑張って作るよ~

 

明日もご来店お待ちしております

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4月のイベントのお知らせ

2016年03月15日 | お店の出来事とパン

こんばんは

今日もたくさんのご来店ありがとうございました

ブログもいつも読んでいただいて、ありがとうございます

 

さて、4月ですが、毎年恒例になりつつある、子どもたちのイラスト展を開催します。

イッポの子2人の親バカイラスト展です。

現在額装の準備にボチボチ取り掛かっております。

メインは息子の大きな〇〇の絵になりそうです。

お楽しみに

 

来週の月曜日春分の日は営業いたします

 

明日もご来店お待ちしております

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「100万回生きたねこ」考察

2016年03月13日 | 本と、絵本のお話

こんにちは

今日は「100万回生きたねこ」を読んで。というお話

この絵本に最初に出会ったのは20年近く前に、とある美術館で開かれていた

「国際絵本原画展」でした。もちろん原画で拝見したのですが、なんでよい本と言われるのか

よく分かりませんでした。

2度目は抽選で当たった、某スーパープレゼンツのクリスマスコンサートで、朗読で拝聴しました。

その時もやはり、なんでこの絵本にしたのかな~というくらいで、特に何も感じる事もありませんでした。

 

「100万回生きたねこ」がどういうお話かと言うと、

1匹の猫が、飼い主を変えながら、100万回生き返り、愛する1匹の白猫と出会ったのを最後に

白猫が亡くなると、自分も息絶えて、もう生き返りませんでした。というお話です。

100万回飼われている間、猫は飼い主から愛され、死ぬたびに飼い主は号泣するのですが、

猫はへいちゃら。だって生き返るんですから。

 

この、100万回飼われていた、というエピソードがなんで必要なのか、私には分からなくて、

白猫と出会って本当に死んでしまうエピソードとの関係性も分からなかったのです

なのに、みんな「いい絵本だ」という。

 

私は子どもの頃は地味~で大人しい、クラスでも目立たないタイプ。

救いは親友と呼べる友人が必ず1人は傍にいたこと。

家族はとても仲良くて、友人からは「サザエさん一家みたい」と言われるくらい。

家族構成を例えると、父がマスオさん、母がサザエさん、私が(学校では大人しい)カツオ、妹がワカメちゃん。

「ストレスがないのが悩みだ」というような、本当にのんびりした性格の私、クマみたいと言われたことも。

反面、コンプレックスの塊で、学校では自分を出せないし、優柔不断で、誰からも嫌われないように

つまらない話にも笑顔で対応、みたいな事をふつうにやっていたのですが、

常に早く卒業したい、私の居場所を見つけたい、と思っていました。

おうちの中は温かくて、理解のある両親と仲の良い妹と、温室みかんのように育っていました

 

そんな私が楽しいと思えた学校生活は高校時代。大好きだった絵を生かせる「漫研」に入った事。

いわゆるオタクですね

かなり楽しく過ごしました

内気なままですけどね。嫌われないように、という配慮も忘れなく。

絵を描くのが好きな私はそのまま美術短大へ。

性格は内気なままでしたが、絵に対する思いは徐々に炸裂といった感じでしょうか。

卒業するころには魔の就職氷河期が

内定もらえずフリーター

大阪でアルバイト。関西大学経済学部に通う妹と二人暮らし。

このころが私のバブル。仕送りをしてもらっていたので、バイト代はすべて娯楽に消えていきました

もう少し賢かったらバイト代貯めてたのに~といまだに悔やまれる

 

このバイト先でいろんな出会いがあり、「誰かに嫌われる事は決して怖い事じゃないんだ」と気付きました。

つまり、本音で話しても「嫌われる」ことにはならない。と気付いたんです。

今思うに、大阪人とふれ合ったのが良かったのかも。

中2の夏まで愛媛にいたので、基本のんびりなんですよね。

(愛媛の人がのんびりしている、というつもりはないのですが、大阪の人に比べるとかなりのんびりしている…かな)

本当にノリツッコミの世界でバンバン本音で話しちゃうし、音痴な人に面と向かって音痴と言っているのを

聞いた時は度肝を抜かれましたが、それがなんというか、お互いの関係性もあるけど、成り立っていて。

だいぶ鍛えられたんでしょうね~。知らず知らずのうちに。

 

で、兵庫に転勤してきた両親に呼ばれ姫路に住む事に。

ここでまた運命の出会いが

絵の師匠と言うべき絵の先生と出会い、個展をするに至るまでに育ててもらいました。

個展なんてそうとう年とってからするもんだ、と思っていたのに、ギャラリー借りたら出来るなんて、

これもちょっとした衝撃で、20代はほぼ絵を中心に生きてました。

個展会場では私は主役。

見に来るお客さんともまるで昔から友達だったみたいに話せる私。

絵を描いてる人って同じ匂いがあるというか、年齢性別関係なく同じ一つの趣味でつながれるので、

話題に事欠かないんですよね、見に来る人は絵が好きか、自分も描いてる人ばかりなので。

私の絵は描いてる人にウケがよかったみたいで、本当に楽しい時間でした

 

でもこの楽しい時間が、私に根拠のない自信をつけさせ、変に強気なキャラクターに変身させちゃったんです。

良くも悪くも。

 

先生と出会った時を同じくして夫とも出会います。

教室のあったギャラリーで、夫も一緒に絵を描いていました。

友人とグループ展もしたりして。

教室では先生の一番弟子と自負もあり、教室ではかなり生意気な存在だったと思います。

展示の際にも「この絵はこれと相性がいいからこっち」とかまぁ口出しはしょっちゅう。

額縁屋で働いているうちに、額装のセンスも手に入れて、自分の「センス」を過信するようになっていったのもこのころかも。

 

そして夫と結婚、出産前まで絵は描いていましたが、子育てに時間をとられて描かなくなりました。

パン屋をしたいと言う夫の夢。

「私がサポートしてあげる」と思えたら良かったのですが、サポートというより、「自分がメイン

みたいなわけですよ、強気で自分の価値観を信じて疑わない私は。

パン屋をするなら当然実家の近くじゃないと。というわけで当時退職していた両親の住んでいた

ここ砥部へ。めでたくパン屋開業。

パンを焼くのは夫、私はレジで、当時はなんとうか、お客様の入り具合で一喜一憂していました

お恥ずかしい話ですが、夫に八つ当たりもしていたし。そういや子育てのストレス抱えた時も八つ当たりしてました

 

そんな、職場にたまにいる、自分の機嫌を職場に持ち込む嫌な奴、だったわけです

そして過労から夫がうつに。

最初は夫が起きれないのが理解できなくて、なんで起きれないの?と責めた事も。

早く寝てみるとか、寝ないで真夜中から出て行くとか、夫も試行錯誤。

朝起きて夫がまだ家にいたりすると、もうその日は閉店。

私からすれば、起きれない夫が悪いと思っていて、でも夫は仕事をしようと必死だったわけで、

話をすると、やはり私が責める事に非がある、という結果に。

でもじゃあどうするんだって話ですよね。「起きれない」が理解できない。

「うつだから仕方ない」が私には理解できなかった。

 

「仕方ない」なんてことはこの世にはないと思っていた私。

これまでの人生ほぼ思い通りに生きてきたから。

「仕方なくない、どうにか思うような方向に向かせるんだ」って躍起になってた感じ。

しかも八つ当たり先で、何でも頼っていた夫が急に頼れなくなってしまって、私自身も大パニック

「助けて~」とうつである夫にすがるような無様な私

これじゃあうつも治らないどころか余計悪くなる

しばらく私も動転していましたが、やがて動転する事に疲れ…。

その頃に夫にいかに依存していたかに気付きました。

私が私がと自分本位の生活を指示してきたつもりが、夫がいざ病に倒れると何もできない

人生初「自律」という言葉に出会います。

 

「仕方ない」を受け入れる。

頼らないでやってみる。

夫に対しては「温かい放任」これが一番いいと細川てんてんさんも言っていたし、

うつ電話無料相談でもそう言っていたし。

日々をひたすら乗り切る。いつかきっとを信じて。

こんな事を3年。やってたら、「仕方ない」ことが世の中にはあって、なにもかも自分の思い通りにはいかない事や、

自分が舵をきるのではなく、他人の船に乗ってみるのも悪くない…と思えるようになりました。

 

これまで私は自分で思い通りに生きてきた、と思っていたのだけれど、

私が思い通りに生きれるように、家族も夫も友人も、みんなサポートしてくれていた。

それに気付かず私が正しいと思っていた私のなんと愚かな事

 

100万回生きたねこは100万回愛されていた事にようやく気付いて泣いたんです、きっと。

ある時読みながら本当にふっと、急に腑に落ちて泣きました。

今まで愛されていた事に気付こうともせず、自分本位で生きてきた傲慢さ。

自分が初めて白猫を愛して、今まで愛してくれた100万人の飼い主の深い愛に気がついて、

自分の愚かさと愛の本当の意味を知った…から命の完結。

 

私の存在ってなんだろう、私の価値観って?

自分の考えが一番正しいと思っていたけど、そうでもなさそう。

じっくり他人の話に耳を傾けると、自分では思いもつかないアイデアがあったり、

とってもいい考えがあったり。たとえ「それは違う」と思っても、一度は聞いて、受け入れてみて、

やっぱり違うと思ったら「私はこう思う」と言ったって遅くない。

「だからあなたの言いたい事はこうでしょう?」と先回りする癖、話す方はきっと煮え切らない思いをするはず。

先を急ぐ変な癖がいつのまにかついていて、早く早くとせかしてしまう。

それが3年の間「仕方ない事に対してジタバタしたも仕方ない」を習得して、ずいぶんなくなった。

そんなに急いで何が変わるわけでもなく。

むしろ夫や子どもの話をゆっくり聞いてあげることで、発見があったり、満足が得られたり、

豊かな時間が流れるというもの。

結果じゃなくて、道中を楽しむ、感じかな。

早く目的地に行くのではなくて、目的地まで鈍行で、景色を楽しみながら旅する感じ。

狭い日本そんなに急いでどこへ行く。

もちろん、急がなくてはいけない時は急ぐけど、常に急いでいると、ここが急ぎ時が分からなくなるような気がします。

 

ながながと…すみません。

また偉そうな事言って~と妹に怒られそうです。

夫が何を思っているか分からない時期があって、というか私がちゃんと見ていなかったから

分からなかっただけなんですが、うつの間「温かい放任」でじっくり観察したいたら、

何を考えているか、ちょっと分かるようになりました。

たまに全然違う時あるけど、「観察」って面白いですよ、子どもとか。

なんか子どもなりに訳があって、見てると本当に面白い。

口出ししないで見~てみよって思います

 

何もかもやってあげないで、任せると面白い。

でもここぞって時は手を貸す。

気持ちの断捨離

いい事言った

心もたまにはお片付けが必要なのかもしれませんね

 

ではでは。

明日はお天気悪いみたいですが…ご来店お待ちしております。

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読み聞かせ

2016年03月10日 | お店の出来事とパン

こんばんは

なんか寒い

今日は今年度最後の読み聞かせでした~

ありがとうの言葉の書かれた色紙ももらって、校長先生のポケットマネーからかどうかは分からないけど、

かわいいお菓子までいただいてしまって…

校長先生がいつもありがとうございますって、子どもたちにとてもいい時間になっていますって言っていただいて

朝からテンションあがってました

 

私は6年生で、「スイミー」の大型の本を読んで、後は得意の「いろいろな本の紹介」をして、

楽しい15分でした

大型絵本、低学年では読む事もあるでしょうけど、高学年で大型?という思いもありましたが、

高学年で大型、なかなかいいですよ 喜んでくれました

金額(¥9800)も言うと「高っか~」とか反応あっておもしろい。

いろんな本を持って行ったので重い重い

 

メンバーのみんなも色紙とお菓子をもらって、みんなでほっこりした朝でした

先生方、子どもたち、本当にありがとう~

 

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おはようございます。

2016年03月08日 | お店の出来事とパン

おはようございます

昨日は暑いくらいでしたね。

今日も暑いのかな?

今、外はちょっと寒そうな色です。

明日、明後日、ちょっと用事で早めに閉店いたします。

すみません

明日(木曜日)は16時閉店、明後日(金曜日)は15時半前に閉店です。

大変ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

 

4月、娘と息子のイラスト展、別名親バカイラスト展を開催します

小さなチラシを作りました

そして、今日からイッポの壁面を飾るのは、夫のイラストです。

ペン画の動物のイラストです。

 

イラスト展の準備をしなくては…

ぬいぐるみの注文も受けてるし、読み聞かせ活動の方のあれこれ事務的な作業もあるし

ちゃんと計画的にやらないと後で追われる事になりそうです

よっしゃ

やるぞ~

今日はいろんな味のクッキーを焼きたいと思います

焼きあがりは昼ごろになるので、袋詰めして店頭に並ぶのは昼過ぎです。

タイミング良ければ焼き立てをおわけする事もできますので、

お気軽に声をかけてくださいね

では、服を着替えて(寝巻のまま書いてる)準備して、

出勤したいと思います

ご来店お待ちしております

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