こんにちは
いつもグログを読んでいただき、ありがとうございます
IPPOはただいま夏休み中です。
8月16日(木曜日)から営業再開いたします。
今日は8月6日ですね。
広島に原爆が落とされた日です。
私の父はこの年の8月24日に生まれたので、もうすぐ73歳です。
私が生れたのが、昭和49年なので、終戦から約30年後くらいですね。
今は73年も経っているので、戦争ははるか昔の出来事のようですが、
私が生まれる30年前は戦争中だった、と思うと、なんか戦後~って感じですね。
今から30年前と言うと、年号が平成に変わった年。
ヒット曲はブルーハーツの「トレイントレイン」とか、ユニコーンの「大迷惑」とか。
私は14歳で中学生ですね。
30年って案外そんなに昔じゃないんですね
私が子どもの頃は「平和学習」も今よりは多かったし、
被爆者のかたも、今よりずっと若くて、大人の人も記憶に新しかったでしょうね。
今はもう直接体験されたかたも少なくなって、子どもたちに至っては
あんまり知らない、というのがほとんどなんでしょうね。
一応修学旅行は広島や長崎には行くけど。
話は変わりますが、先日、本当に何年かぶりに「風の谷のナウシカ」を観ました。
私の大好きなアニメランキング殿堂入りのアニメ。
曲もいいし、内容も、本当によくて、
ナウシカに出てくる、「ミト」の声を担当した、永井一郎さんも、
死ぬまでに1度は観ておくべき、と絶賛する、ジブリ作品です。
この映画が作られたのは、バブルに入る頃?かな。
なんせ今みたいに暗くない時代だったと思います。
そんな時代に、こんな文明や自然破壊で人類滅亡、果ては世界滅亡の危機を
テーマに(これ私の感じ方なので、そこは注意してくださいね)
作りあげるなんて、宮崎監督はすごい
先日観たナウシカは、本当に強くて、優しくて、自分に正直な主人公でした。
今の映画の主人公ってちょっと心に闇を抱えているパターンが多い、ような気がする
コンプレックス抱えてる、とか、素直になれない、とか、こんな自分をなんとかしたい、とか。
で、結局、「ありのまま」に立ち戻っていく、みたいな。
いろんな事が複雑になったからかな?
とにかく若いナウシカにまたいろいろ教わった気分です。
自分の問題も、世界の問題も、ちゃんと向き合って考えて、エライ
(エライで終わらせるのもなんですが…)
話が飛びますが、私は、というよりほとんどの人が戦争はしたくない、と思っていると思います。
「戦争反対」
でもこの字面が、なんかこわいというか、違和感?というか、反対デモとか、
そういうの、たとえば一時TVで人気だったシールズとか、ああいう活動はとっても
分かりやすいと思うし、戦争にもっていこうとしている人に対してはアピールになると思うけど、
じゃあ参加するか?と言われると、な~んか違うような、これも違和感?があって。
もちろん、活動自体、悪くないと思っているし、えらいな、とも思う。
でも、なんかな~と思っていて、ナウシカを観た関連、とうか、
夫が図書館からある本を借りて来まして、それを読んでこの違和感が腑に落ちた
ので、このブログを書いたわけです。
長い前振り
その本は、岩波ブックレットの、高畠勲監督の「君が戦争を欲しないならば」という本です。
薄くて読みやすい本です。
高畠勲監督は、宮崎監督と一緒にナウシカを作って、「火垂るの墓」や「かぐや姫」の監督です。
岡山で講演をした時の講演を本にしたものなので、語り口調で、とても読みやすいのです。
「戦争」、というと、「賛成か」or「反対か」、みたいな感じですが、この本はそういうのとは
ちょっと違って、もちろん戦争は反対なのですが、そこに至る考えというか、
とにかくおもしろかった、おもしろかったという表現はおかしいけど、
なっとく~と思いながら、一気に読みました。
戦争反対か、賛成か、どっちなんだ~というのではなく、自分で考えて、
日々丁寧に生きていけるようになればいいなぁと思います
この日に多くの、本当に多くの人が亡くなって、そこから私が学ばないと
いけない事はまだた~くさんあるな~と思った、今日です。
ではまた~