小石川植物園の紅葉（2009年11月29日） その２

2回目の記事となりましたので、折角ですから、これから行かれる方への基本情報をざっくりと。

＜小石川植物園＞　東京都文京区

正式名称「国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園」で、通称「小石川植物園」。東京大学大学院の研究施設となります。
元々は、徳川五代将軍：徳川綱吉の下屋敷（白山御殿）でしたが、その後、小石川御薬園が開設。小説好きでしたら、山本周五郎の『赤ひげ診療譚』、時代劇好きでしたら、大岡越前の榊原伊織（竹脇無我？）でお馴染みの小石川療養所が、ここの付属施設として開設されるという歴史を経て、現在の姿となりました。その名残は、この敷地の真ん中にある『旧療養所の井戸』などから知ることが出来ます。
植物園だけあって、様々な種類(約1,400種類)の植物を見ることが出来ます。その中でも、秋は、様々な木々が色付き色とりどりの景観が堪能でき、特に、イロハモミジのトンネルは、派手さは無いものの歩いていても気持ちが高揚すること間違いなしです。奥には、日本庭園もあり、シンボルでもある旧東京医学校本館（東京大学総合研究博物館・小石川分館）と大変マッチしていて、見ているだけでも楽しめます。庭園ではしゃぐ家族連れやベンチで落ち着くカップル、研究に勤しむ方々や植物の写真を収める写真好きの方、思い思いの休日を楽しむ姿が見られます。

□住所：東京都文京区白山3-7-1

□開園時間：午前9時～午後4時30分（入場は午後4時まで)

□休園日：月曜日（月曜日が祝日の場合はその翌日）、年末年始

□料金：大人（中学生以上）330円、小人（小学生児童）110円

□持ち込み：可。但し、アルコール禁止。園内に小さな売店もあります。

□アクセス：
　　都営地下鉄三田線「白山駅」から徒歩10分
　　東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」から徒歩15分

※　オススメは、白山駅から歩いて植物園を見て茗荷谷駅に抜けるコース
※　近くの通りにバス停（白山2丁目）がありますので、上野公園行きに乗って上野公園と合わせて楽しめます。

□車で来たい場合：
　　首都高速5号池袋線「護国寺」から約2㎞
　　施設に駐車場はありませんし、この近辺は一方通行や時間帯通行止めとなる場所が多いので、ご注意ください。
　　駐車場は、ちょっと離れた場所に一般的な有料駐車場がいくつかあります。




こちらが植物園入口、研究施設らしくちょっと厳めしいです
チケットは、正面のタバコヤで購入します。合わせて食べ物なども調達するとピクニック気分に浸れます



すぐに紅葉を見たい気持ちもありますが、今回は逆コースで回ってみます
メタセコイヤのクリスマスツリー



池の周りは、黄色に輝いていました



紅葉と黄葉のせめぎあい
天気が良かったせいか、この日は、黄色の鮮やかさに軍配



池の中もかわいらしい感じのパッチワーク



こういった淡い色のグラデーションは、見ていてほっとします



誰が撮っても絵になる洋館と日本庭園
いつ来てもいい場所です



階段を上がると再び黄色の世界
でも何故か臭くない・・・？


にら卵を想像してました



真っ赤というのも綺麗ですが、この赤になりかけの方が個人的には好きです



実際のモミジを見てみると、どうも元気が無いし、汚いし・・・
気象の影響でしょうかね



さてさて、紅葉のトンネルは・・・もうちょっとでしょうか
奥の方では緑が目立ちましたが、入口はすっかり真っ赤に色付いていました



いろんな色が頭上を彩っていました



ヒマラヤザクラも、小さいながらも咲き始めていました



もうすぐ冬ですね