飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

プチ逃避行日記(初日:五浦六角堂)

2012-05-05 23:13:04 | 長旅なたしなみ
GW前半は、残念ながら休めませんでしたが、予定の仕事も早めに終えましたので、いよいよ旅行に出発です。
最初の計画では、仕事を終えたらそのまま車で出発する予定でしたが、前の記事を書いていたら、一人でヒートアップしてしまい、朝まで推敲し続けるという残念展開になってしまいまして(しかも、見返して見ると赤間神宮などが消えていたり…とかちょっとショック)、仮眠という名目で目を閉じたところ、気がつけば、すっかり普通の生活時間になっていました。
家族からは、「あら、まだいたの。早く行くっていってたのに」と言われ、ニュースを見れば、天気が荒れているだの、高速道路が渋滞しているだのとテンションをさげるか内容ばかり。関越も東北道も軒並み渋滞となってしまっていましたが、そうです、そんなときこそ、常磐道があるじゃないか…ですよ。
そんな自棄っぱちな気分で来てみれば(ヲイ)、それでも意外に楽しいのが旅というもの。そんな中、立ち寄ったのが福島との県境にある五浦でした。

五浦と言えば岡倉天心…なんて、基礎知識不足で知りませんでしたが、美術館もあればお墓まであるということで、この地が大変ゆかりが深いことを知りました。
その名前、つい最近に何処かで聞いたと思いきや、先日たまたま仕事が早く終わって空いた時間に訪問した東京国立博物館で開催している「ボストン美術館」展でした。意外なつながりに何となくへぇ~と思いました(えっ、それだけ)。
東日本大震災の津波により崩壊してしまった六角堂ですが、あれから一年でこのような立派な復活を遂げていました。文化的な意義とは別とはなりますが、それでもこの短期間にこれほど立派なものが復旧したことを喜びたいです。自分が訪問した日も多くの観光客で賑わっていましたから、こういった復旧活動は、増えていって欲しいですね。
こちらは、五月末まで無料解放していますから、一度いらしてみてはいかがですか?

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2 コメント

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Unknown (まきくま)
2012-05-06 22:43:43
五浦の亡失はかなりショックだったけど、たった1年での復興はうれしいニュースでした。
天心はボストンのキーパーソンですぞ!
明治の人はなんちゅうかエネルギッシュですねー。
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復興 (かいねこ@墨廼江試飲)
2012-05-16 21:50:06
>まきくまさん

この記事にまきくまさんからコメントいただけて嬉しいです。
全く知らずに来たので、残念でもあり、早急な復旧は嬉しくもありました。
なかなか話題になりませんが、このあたりも影響を受けていたのですよね。

それにしても、造ったのが明治だったとは、確かにバイタリティ溢れていますね。
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