飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

居酒屋 酔い処の思い出

2022-03-02 22:00:11 | スポットなたしなみ
こちらが、今の大宮駅東口の写真です。
奥の方に白く存在感のあるビルが見えますが、あれが中央デパートの跡地に出来た複合商業施設、大宮門街(おおみやかどまち)。2022年4月オープンとなります。店舗も一斉オープンを予定していたようですが、半導体不足の影響はここにも見られるようでして、開店できる店舗から随時ということに変わったと聞いております。あまり明るいニュースも無い状況でしたので、こういった話は嬉しいですね。そういえば、駅前角の旧ミシン屋さん→眼鏡屋さんの店舗区域が取り壊されておりましたが、何が出来るのでしょうか。このあたりについては、またの機会に。


さて、先日の来来軒訪問の驚きとは別に、今更ながらに驚いたことがもう一つありました。





最近は、こういった光景も珍しくなくなっておりますが、また一つ居酒屋が閉店となっておりました。ここにあったのは、確か、居酒屋 あじたろう 大宮店。とはいえ、営業中の頃でも接点はなかったため、閉店したのかという感想しかありませんでしたが、閉店した店舗を見ていたところで、右手の白い看板が気になってしまいます。あれ? なんでしたっけ?

怠惰な脳細胞をフル回転するまでも無く、白い看板にうっすら店名が見えていました。

居酒屋 酔い処 (よいしょ)

そうか、ここは、居酒屋 酔い処のお店だったのかと。

居酒屋 酔い処。
昔は、都内でも見かけた記憶もありまして、チェーン展開をしている店舗の一形態かと勝手に思っておりましたが、実はそんなこともなくローカルに展開するお店というのを後で知りました。大宮では、南銀座通り(南銀座店)と東口銀座通り沿い(北銀座店)にありましたが、来店した機会は、若い頃に少しという程度で、正直記事にするほど接点がありません。

では、何故そこまでこの名前を今でも憶えているのかといえば、居酒屋 酔い処といえば、大宮の夜に鳴り響く踏切警報機の音。あの音を聞くと、雑多な賑わいをしていた大宮駅東口の光景が懐かしくも思い出されてくるのです。
そういえば、昔書いた「大宮駅 思い出ランキング」の記事の中でも、南銀の思い出として居酒屋酔い処の踏切警報機について書いていました。あの頃、あの界隈で遊んでいた人には、あの無機質にカンカンと鳴り響く踏切警報機の音と客引きの呼び込みと騒ぐ酔っぱらいグループあたりがひとセットになっているのではないでしょうか。あれから時代は過ぎ、映画館が無くなり、パチンコ屋が無くなり、キャバクラやパブや飲み屋が無くなり、メイン通りは特色の薄れたただの通りとなってしまった感じです。酔い処の踏切警報機もかなり前に撤去されてしまった記憶はありますが、あの音を知る世代というのはどこまでなのか、気になるところです。

閉店したのは、恐らく、2016年7月頃。もう5年以上の話ですので、今さら何をという感じではありますが、ネットで調べてみても何も出て来ないので、ちょっと書いてみた次第です。

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