登山ブーム?
「山ガール」「パワースポット」「健康・自然志向」「アウトドアブーム」などなど、これらの要素が上手いこと交じり合った結果、年配の方が多かった登山という分野も新しいユーザーが増えてきたことを感じます。それは、機能性重視からファッション性も追加されるようになったウェア類や、登ることを主眼においていたものから、目的に応じて細分化されてきた雑誌類などに、そのあたりが良く出ているように思えます。
昔からのユーザーさんから見れば、軽い装備と気持ちで登られても困るとは思われるかもしれませんが、衰退してこじんまりとなってしまうよりは、やはり多くの人と山の楽しみを共有したいという気持ちもありますので、このまま定着して行って欲しい所ではあります。
そういった流行りモノとなってきますと、やはりこういったものが出てくるようです。
ゆるふわアウトドアコミック「ヤマノススメ」
2013年1月から5分番組でアニメ化もされた漫画でして、その舞台となる飯能市も協賛しているようです。
昔から、映画やドラマなどの舞台が、その人気によって観光地となることはありましたし、「クレヨンしんちゃん」で一躍有名となった春日部や、最近ですと「のぼうの城」の舞台となった忍城址など、埼玉でもそういった場所はいくつかあります。
そして、アニメによる地域活性化という、全国に妙な勘違いを生んだ作品として「らき☆すた」の鷲宮神社(現・久喜市)がありました。・・・と、この辺りの話を始めると、好きだった神社が萌えに彩られていく悲しい話となってしまうので、経済効果についての話は、何処かのサイトでもご覧頂くとして、この成功をきっかけとして、こういった舞台となる場所を「聖地巡礼」と合わせて観光アピールをする方法がとられることが多くなっていきました。
ただし、成功するのは、ほんの一握り。
それまでは、「面白かった」→「じゃあその舞台となった場所に行ってみよう」という流れであったものが、「その場所が舞台だから一緒に観光アピールしてしまいましょう」と商売臭が強くなっているのも問題ですが、そのコンテンツ自体がつまらなかった、単なる場所の魅力不足、など結果的に効果が上がらないまま終わってしまうことが殆どのようです。そうは言っても、何かしらアピールする機会が出来る事だけでも、その地域にとってはプラスなのでしょうから難しい所ですね。
・・・と、話が大幅に逸れてしまいましたが、元に戻って。
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アニメ制作へ向け、スタッフは綿密なロケーション・ハンティングを実施。劇中には、あおいとひなたが一緒にハイキングを楽しむ「天覧山」や、学校帰りに立ち寄る「飯能銀座商店街」、そして「飯能河原」など、おなじみのスポットが多数登場。飯能市の風景が、物語を盛り上げます。
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と飯能市のホームページにも掲載されておりましたが、見知った場所が出てくるのは、やはり気になるものですし、「天覧山」がどんな形であれアピールされるのは、ちょっと嬉しいですね。まぁ、5分番組、しかもTOKYO MXでは、大きく盛り上がらないとは思いますが、埼玉の山の活性化に繋がればいいなぁと思った次第です。あ、その後は「高尾山」らしいですよ。
※ 子供の頃のきっかけになった山は、谷川岳のようですね。2話目の肩ノ小屋からの景色でようやく分かったのは・・・山ヤとしてちょっと・・・と、同定しながら見ても楽しいかも。
※ そういえば、秩父鉄道や秩父に行くとアニメの「あの花」を今もよく見かけますが、あれは成功の部類に入るのですかね?
ちょうど紅葉最盛期(2~3日遅かったが)でしたので
目の保養に良かったです。
若いカップルもハイキングを楽しんでいましたよ。
アッ 禁句でしたっけ~!?
行かれたのは聞いていましたが、紅葉最盛期でしたか。
閑散期にしか行ったことが無いので、また今度行ってみますね。
公園ということもあってか、小さいお子さん連れが多い印象ですね。
カップルも居るんですね・・・。
天覧山だけですと、公園の山といったイメージになってしまうので、
多峰主山(とうのすやま)とのセットで行かれてはいかがですか?
体力が余っていれば、大高山まで行く縦走路もありますので、状況に応じてバリエーションを楽しめますよ。