2007年、フジテレビに登場した土曜23時のドラマ枠。
その最初を飾ったのが「ライアーゲーム」でした。連続ドラマも見る機会が少なくなった・・・といいますか、見る気力を持続させる番組も次第に少なくなっていた中、家に居る時には、録画をしながらもリアルタイムでかじりついていた程、嵌まったドラマでした。次第に周りでも話題になっていくのも楽しく、『いい番組見つけたなぁ』と実感できたから印象深かったのかもしれません。キノコ頭や福永の大げさなアクションに笑い、吉瀬さんに憧れて・・・。
その後、土曜ドラマ枠は、自分の定番番組に位置づけられまして、今度映画にもなるこの枠の代表作『SP』や、『ロス:タイム:ライフ』『ハチワンダイバー』『33分探偵』という迷作を世に生み出しましたが、その後は、あまり興味を引くものも無く、いつの間にか海外ドラマになってしまい、結局、次クールでこのドラマ枠も無くなるようです。ヒット作が続いてやり辛くなったのか、実験しすぎて失敗してしまったのか、ノイタミナ級に大冒険を続けて欲しかったのですが、残念です。
・・・と、相変わらず関係ない話になってしまいました。
そんな自分にとって印象深かった「ライアーゲーム」。続編希望の要求が高かったのか、前回まで「シーズン2」がゴールデンにて放送。最初の放送からシーズン2までに若干のブランクがあったため、ちょっと時機を逸したかな? とも思いましたが、当然期待して見ることにしたわけです。すると、主人公のバカ正直の神崎直が、世間の荒波に揉まれた感じで劣・・・もとい進化していて、以前のようにパッと見でバカ正直者な感じは微塵も無くなっておりました。そして、秋山の方も格好良いクールな詐欺師が疲れたような感じになっておりまして、まぁ、年の流れは残酷なのよということをまざまざと見せつけられたわけでした。とはいえ、ゴールデンになっても、良い意味のチープさは変わらず、楽しい騙し合いを見せれくれたわけでした。
そして、映画化。
ファイナルステージとなる『エデンの園ゲーム』を中心に・・・といいますか、これのみで2時間13分といってもいい内容。映画化にするにあたって、今までの背景を全部取っ払ってこの映画だけでも楽しめる内容にしたかった故のストーリーと思いますし、このゲームだけを見ても十分楽しめることは間違いありません。ただ、やはり今までの内容を見ていることで楽しめる要素は大きいので、是非復習してからご覧頂きたい内容であることは確かです。福永の「ヴァァーーカ!」な絶叫や裏切りも、主催者・参加者が何故、神崎直に注目(期待)してしまうのかも、やはり今までの話があってのことでもあります。LIAR GAMEの中においても絶対に裏切らないという神崎直の存在は、そのゲームの1つの要素になっていることで、それも楽しみの一つになりますし。
しかし、恐らく見ている誰もが思うのが、「何でこんな弱そうなメンバーがファイナリストなの?」という疑問や、これを映画化にする必要あるの? といったところでしょうか。どんでん返しもこれだけ立て続けにやられると、何だかちょっと流れが分かってしまう感じもしますから、演出的には、翌週かCM後に続くとして、引っ張った方が盛り上がるように思えます。という意味では、これも連続か3時間ドラマにしてしまった方が、良かったように思えますね。この内容でしたら、台湾ロケだか無人島だかする必要もありませんし、スタジオでも十分内容で戦えるでしょうから。といいますか、ドラマとの違いが無さ過ぎて、ドラマをそのまま映画館でぶっ続けで見ている印象が強くなってきます。それと、キャストで誰が黒幕っぽいか分かってしまいそうな気もしたりしますが・・・まぁ、それは、キャストは見ずに映画館に行くことをオススメします(自分は、アップになるまで気がつきませんでした)。
個人的には、松村雄基を映像で久しぶりに見られたのが嬉しかったです。何か変わっていなくて、それだけで良かった気分。
何だかんだ書いていますが、「シーズン2」まで見てしまった人は、最期まで責任を持って見にいきましょうね。
オススメ度・☆☆☆(5点満点)
その最初を飾ったのが「ライアーゲーム」でした。連続ドラマも見る機会が少なくなった・・・といいますか、見る気力を持続させる番組も次第に少なくなっていた中、家に居る時には、録画をしながらもリアルタイムでかじりついていた程、嵌まったドラマでした。次第に周りでも話題になっていくのも楽しく、『いい番組見つけたなぁ』と実感できたから印象深かったのかもしれません。キノコ頭や福永の大げさなアクションに笑い、吉瀬さんに憧れて・・・。
その後、土曜ドラマ枠は、自分の定番番組に位置づけられまして、今度映画にもなるこの枠の代表作『SP』や、『ロス:タイム:ライフ』『ハチワンダイバー』『33分探偵』という迷作を世に生み出しましたが、その後は、あまり興味を引くものも無く、いつの間にか海外ドラマになってしまい、結局、次クールでこのドラマ枠も無くなるようです。ヒット作が続いてやり辛くなったのか、実験しすぎて失敗してしまったのか、ノイタミナ級に大冒険を続けて欲しかったのですが、残念です。
・・・と、相変わらず関係ない話になってしまいました。
そんな自分にとって印象深かった「ライアーゲーム」。続編希望の要求が高かったのか、前回まで「シーズン2」がゴールデンにて放送。最初の放送からシーズン2までに若干のブランクがあったため、ちょっと時機を逸したかな? とも思いましたが、当然期待して見ることにしたわけです。すると、主人公のバカ正直の神崎直が、世間の荒波に揉まれた感じで劣・・・もとい進化していて、以前のようにパッと見でバカ正直者な感じは微塵も無くなっておりました。そして、秋山の方も格好良いクールな詐欺師が疲れたような感じになっておりまして、まぁ、年の流れは残酷なのよということをまざまざと見せつけられたわけでした。とはいえ、ゴールデンになっても、良い意味のチープさは変わらず、楽しい騙し合いを見せれくれたわけでした。
そして、映画化。
ファイナルステージとなる『エデンの園ゲーム』を中心に・・・といいますか、これのみで2時間13分といってもいい内容。映画化にするにあたって、今までの背景を全部取っ払ってこの映画だけでも楽しめる内容にしたかった故のストーリーと思いますし、このゲームだけを見ても十分楽しめることは間違いありません。ただ、やはり今までの内容を見ていることで楽しめる要素は大きいので、是非復習してからご覧頂きたい内容であることは確かです。福永の「ヴァァーーカ!」な絶叫や裏切りも、主催者・参加者が何故、神崎直に注目(期待)してしまうのかも、やはり今までの話があってのことでもあります。LIAR GAMEの中においても絶対に裏切らないという神崎直の存在は、そのゲームの1つの要素になっていることで、それも楽しみの一つになりますし。
しかし、恐らく見ている誰もが思うのが、「何でこんな弱そうなメンバーがファイナリストなの?」という疑問や、これを映画化にする必要あるの? といったところでしょうか。どんでん返しもこれだけ立て続けにやられると、何だかちょっと流れが分かってしまう感じもしますから、演出的には、翌週かCM後に続くとして、引っ張った方が盛り上がるように思えます。という意味では、これも連続か3時間ドラマにしてしまった方が、良かったように思えますね。この内容でしたら、台湾ロケだか無人島だかする必要もありませんし、スタジオでも十分内容で戦えるでしょうから。といいますか、ドラマとの違いが無さ過ぎて、ドラマをそのまま映画館でぶっ続けで見ている印象が強くなってきます。それと、キャストで誰が黒幕っぽいか分かってしまいそうな気もしたりしますが・・・まぁ、それは、キャストは見ずに映画館に行くことをオススメします(自分は、アップになるまで気がつきませんでした)。
個人的には、松村雄基を映像で久しぶりに見られたのが嬉しかったです。何か変わっていなくて、それだけで良かった気分。
何だかんだ書いていますが、「シーズン2」まで見てしまった人は、最期まで責任を持って見にいきましょうね。
オススメ度・☆☆☆(5点満点)
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