冬の只見 (その後)

翌日の朝も晴れ間がのぞくいい天気

・・・かと思っておりましたが、8時過ぎから天候は悪化の一途をたどりまして、
只見線は、会津川口から先で大雪による運転見合わせとの知らせが入りました。
豪雪地帯ながら、雪には弱い只見線と聞いてはおりましたが、よもや実体験する
ことになるとは、思ってもみませんでした。

代行バスの運転手の方の話では、
始発の列車は、会津若松から来られたそうですが、その後の天候悪化で
一気に雪が降ったことで、会津川口から出発した列車は、雪だまりにより
進めなくなってしまったため、会津川口に引き返すこととなったとのこと。
雪に弱いといっても、降る量が全く違うのでしょうね。

全国的に雪になるような天候でしたので、今回の出発前からある程度覚悟(？)は
しておりましたが、移動先の交通手段がなくなり、予定していた温泉にも
立ち寄れなくなったのは、やはり残念でした。
とはいえ、このような暴風雪では、うかうかしていると全線運転見合わせと
なって帰れなくなる可能性もあったため、いそいそと乗客は自分１人の只見線で
新潟方面に引き返すこととなったのでした。

その後、上越線に乗り換えた後は、雪の面影すらない晴れ晴れとした青空を
見ることとなり、関東では、寒いながらも雪などとは無縁の天気だったと聞かされ、
あの雪は何だったのだろうと、なんとも不思議な感覚でした。

結局、只見線は、会津側は夕方まで運休していたということですので、
無理せずに移動しておいて正解でした。本日、月曜日は、小出～只見が終日運休と
なりましたので、まぁ、運が良かったのでしょう。

昨年は、雪崩による運休が続いていたため、訪問する機会がありませんでしたが、
今年は、何とか行くことが出来ました。次回は、もっと天気の良いタイミングに
なることを願いつつ。