現地に向かう途中
報道の通り、皆さん避難されて町には殆ど誰も居ない状況となっておりました
少しでも早く戻れるようになることをお祈りいたします
道を間違えてしまったため、予定より到着は遅くなってしまいました
どこも満車となっており心配しましたが、あちこちの施設を開放して下さっていたおかげで
駐車場には困ることはありませんでした
全て無料でしたし、有り難いことです
こちらは、北三の丸外堀にある相馬市立桜丘小学校
会場と思しき場所まで歩いていくと、あちらこちらから、見学の方が
自分もそちらについていくことに
出陣式が行われる相馬中村神社
一家総出の家族連れが多いことからも、地元密着のお祭りと言うことが分かります
公園広場には、馬運車が並び、出陣の準備をしているようです
神社の境内近くは大賑わい
お付の方々も出発準備
あらら、旗が逆向きに写ってしまいましたね
入口の神馬も何だか誇らしげ
出陣式の会場は、特にマスコミの注目も高かったこともあり
ビデオやカメラがびっしりで見えません・・・相馬流山が聞こえてきます・・・
総大将を中心とした出陣前の様子
ずっと扇いでもらっていたりと、さすが総大将
参道で出陣を待ちわびる人達
広場では、出陣に向けて気合と怒号があちこちで聞かれます
いよいよ出陣です
参道に騎馬が勇ましく進んでいきます
胸には黒い喪章を着けて、震災犠牲者の追悼と復興を祈念しつつ・・・
とはいえ、参加者は皆さんお知り合い
励ましたり、からかったりと、和気藹々な雰囲気も感じます
うぉぉぉ、近い・・・
色々な旗印がありますね
お馬さんも気合十分
行列は、騎馬だけではありませんよ
これでもまだ始まったばかり
総大将は、さすがの二人引き
普通に撮るのが、ちょっと飽きてきたり
渋滞発生で、神馬がストップ
この場所、ちょっと危なすぎます・・・
大人だけではありません、小さいお子さんも立派に乗っています
そして、副斎主の登場でひときわ歓声が大きくなりました
お神輿
まだまだ続く・・・例年の六分の一とは聞いていましたが
それでも約80騎というのですから、いやはや
そして槍組が来て最後尾となりました
町でも見ようと、皆さん移動開始
入口の門で旗印をぶつけないように
皆さんアクロバティックに抜けていきます
宇田郷行列を見ようと、脇道から大移動開始
土地勘がないので皆さん任せでついていきます
追いついたと思ったら、すでに終盤のお神輿でした
車道を歩く槍組の皆さん
少し見渡しただけでも、そこかしこに馬に関するものが見つかります
この街とは、本当に切り離せないものなのでしょう
今度は騎馬発見
いくつかのポイントで、ギャラリーサービスとして、騎馬行列の説明がありました
女性達の憧れの的
皆さんとても嬉しそうでした
線路も越えてどこまで行くのかとついて行ってみると・・・
イオンに到着
ここの駐車場でいったん終了となりました
特に何かをするわけもなく、いきなり解散となっていたので、ちょっと拍子抜け
あれ、神社どこだ・・・
ハーメルンの笛吹きの如く、気がつかないうちに思った以上に歩いていたようで
思い出したかのような睡眠不足も手伝って、フラフラになりながら神社に戻ってきました
橋の絵柄もやはり野馬追
そうそう、こんなものも配られていましたね
朝の喧騒が嘘のように、静かないつも通りの様子に戻っていました
お祭りといっても屋台が立ち並んで、ドンチャンするようなものではないらしく
想像していた風景とは違いました
これだけギャップが大きいと、先ほどの行事が夢だったのではないかと
疑ってしまいます
境内には、朝の様子がそのまま残っていました
裏手では、「被災馬支援プロジェクト」「野馬追支援プロジェクト」と銘打って
ワッペンや写真、Tシャツなどを販売していました
Tシャツは、野馬追のポスターばりにど派手なものでよかったのですが
結構シンプルなので普通に使えそうです
以前もお参りしていますが、折角の機会ですから参拝していきます
やはり、どこもかしこもお馬さん
皆さん、本当にどこに行ってしまったのでしょうか
この手すりは、いつ見てもスゴイ! 一生忘れられません・・・
主祭神は、天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
妙見信仰から来ているようですね
道の駅「そうま」
以前見た相馬地方のパンフレットは、まだありました
道の駅「南相馬」
震災からずっと営業再開しておりませんでしたが、6月1日より再開したそうです
地元特産品の販売も開始
前回訪れた「香の蔵」のお漬物も購入可能、とうふみそ漬もありますよ
お土産は、それに加えて「多珂(たか)うどん」
美味しいかどうか、食べてみての楽しみです
途中、睡魔に負けてしまい、お上がりの行列を見逃してしまいました
雨も降ってきてしまいまして、境内でのお上がり式は人も少なめ
最後に相馬流山を謡います
法螺貝が高らかに鳴り響き、本日の行事は終了です
その後、インタビューなどが続いていました
開催出来たことは嬉しいが、何もせずに神社に戻ることになったのは悔しい
など、野馬追にかける気持ちが伝わってきました
少しでも早く、皆さんに平穏な日々が戻りますように
技あり、有難うございます。
予想以上に多くて、まるで競馬場のパドックのようでした(ヲイ)。
思っていたよりは、お祭りという感じはしませんで、祭事のようなイメージでした。全てが戻ったらさぞかし壮観かと思いますから、原発のイメージを払拭してくれるくらいのを、来年期待したいです。
アランチャさんのご記憶の通り、翌日が実際のメイン行事がありますが、今回は、そこまでは出来ませんでした。会場は、浜ではなくて確か南相馬の広場だったのではないかと(うろ覚え)。
実際は、三神社での行事ですが、小高の地域が今では立入禁止区域のため、全ての行事が復活するには、長くかかりそうです。
今回訪問して、この行事と街が非常に深く関わっていることを知りまして、全て中止とするよりも少しでも前に進ませることが、大切だったのだということが分かりました。街も野馬追も益々活気付いていくことを祈年しております。
技ありっ!
って、いい祭りだなぁ・・。
いま様々な議論がされているようですが
最も大切なことは・・・
「少しでも早く、皆さんに平穏な日々が戻りますように」
私もそう願っています。
野馬追、何年か前にTVで、ちょっとだけ紹介されてたのを見て、ずっと気になってたのです。
その時の記憶からすると、本来は浜で、騎馬武者の競べ馬(くらべうま:要するに競争)があるのだと思うのですが、今年はそこまでは出来なかったのかなぁ。
にしても、例年の6分の1で80騎ということは、本来は480騎ということで、壮観なんていうものじゃなさそうですね。
毎年少しずつでも、元の形に戻して行けますように。