進化か？！退化か？！

「分かっていますか？
ここでテントは買えても、休みは買えないんですよ！」


・・・と、某カモ○カの店内で諭される夢を見ました。・゜・(つД｀)・゜・

夢から醒めたら、大量の汗とともに、目からも汗がうっすらと・・・。折角梅雨明けをして、みなさん今日あたりは、ウキウキしてお出掛けのことでしょうが、かいねこの梅雨明けは、まだまだ遠いようです(涙)。ということで、山についての楽しい話は、皆さんにお任せして、こちらは、ある贅沢品のお話をば。



それは、演劇を見に行って、なんの気無しに、買い物に付き合った事から始まります。自分の買い物は、偶然と衝動の産物なのですが、今回もなぜか目が合ってしまい、気がつけば手荷物に納まっておりました。それがこの、


電動歯ブラシ

です。

「なんでぃ！なんでぃ！！　そんなものまで自動化せにゃならないんだい。これは、便利というより怠慢、ブルジョアが作り出した怠惰の代物だね」 と、考えていた自分ですが、販売員の話術にまんまと乗せられて、「ふぅ～ん」「へぇ～」「すげ～っ」の三段活用の末、買ってしまいました。ヽ(´ω｀)ノ

で、価格ですが・・・

電動歯ブラシ自体は、昔からありましたが、その頃で 5～6,000円 だという認識が残っておりました。しかし、な、な、なんと驚きの16,000円(え～っ)！ 通販番組のサクラの観客もバイヤーの芸人もビックリの驚き価格。びっくり栗まんじゅうが何百個も買えてしまう高額商品だったんですよ！！

わが親も同じように考えていたらしく、「一万…」という所を聞いた時点で、最後の金額まで待たずして

「高っ…なんなのそれは！ あんた、歯ブラシにいくらかけてんの！！」 Σヽ(゜Д゜; )ノ

と言ってましたので、世間の反応はこんなものでしょうか。

なにはともあれ、初物は何か心をウキウキさせてくれるものです。歯磨き自体はそんなに好きな行為ではありませんが、飛ぶように家に帰って、いざ、チャレンジしてみました。特に市販の歯みがき粉をつけても構わないとのことだったので、いつものように歯みがき粉をつけて、スイッチオン！

ヴィーーーーン (￣○￣;)

おおっ、店頭では気がつきませんでしたが、意外に音が大きくないですか？　こりゃ、静かな場所では、ちょっと恥ずかしいですね。

あれ？(・_・;)

音に気を取られてましたが、上に乗せていた歯みがき粉が無くなってるし・・・。

・・・あららっ、振動で吹っ飛んでますやん。ヽ(´Д｀;)ノ

と、なかなか今までの歯みがきのようにはいきません。新しい技術を導入すると、古いやり方は受け入れられない。まさに、会社の縮図のようです(って、ヲイ)。とにかく、もう一回。口に入れてからスイッチを押せばいいんじゃないかな。ヴィーン・・・。まぁ、音はともかく、高速振動するヘッドが、なかなか落ちてくれそうな感じですね。でも・・・

くすぐったいわ！！(´д`*) ハァハァ

慣れない歯茎への振動が、くすぐったくて仕方がありません。
でも、一番困るのは・・・

うるさいわっ！！(゜Д゜;）

歯に当ると、全く道路工事か歯医者さんかって感じですよ。
・・・ほらほら、すっかり何事かと、家族が見に来てしまいましたし(汗)。

（全く、こんなもの使えるんでしょうか？）



・・・なんて言っていたあの頃が懐かしいです。（-∀-　）
今では、すっかり音にも振動にも慣れてしまい、おざなりに、歯ブラシ咥えて、ながら歯みがきばかりだった自分もちゃんと磨くようになりました。気合いを入れ過ぎで、一週間で歯ブラシをダメにするような事もなくなりましたから、それだけでも効果はあったかもしれません。それよりも何よりも、やっぱりちゃんと落としてくれますし、歯がつるつるしているのが実感できます。やっぱり進化なのでしょうかね？！　皆様いかがですか？


追伸：歯ブラシ部分は、当然替えられまして、普通に使っていても半年位持つらしいです。ダメにする率の高い自分でも、使い始めて２週間程度経ちますが、全くブラシ部分が箒になっておらずビクともしていませんので、少しは経済的かもしれませんね。
ただ、替えブラシが3150円…やるなぁ。