昔の仕事先があるという理由だけで、無意識に敬遠してしまっている場所が結構あったりします。
埼玉から神奈川に行くのはそこそこ遠くて費用もかかることもありますが、特に京浜東北・根岸線あたりは、何となくという理由で行く機会が少ない気がします。休みの日まであの場所に行くのもねぇ、と思ってしまうのでしょう。不思議なものです。
そんな場所の一つが、神奈川の根岸駅にあります国指定名勝 三渓園。
国の重要文化財の三重塔があるというのに、今まで一度も訪問したことがありませんでした。
訪問した感想としては、なぜ今まで行っていなかったと思える程に楽しい場所でした。700円でこのボリューム、原三渓さんの考えにもとても感銘を受けまして、どっぷり一日居着いてしまいました。自分もお金があればこのような活動をしたいところですが、自分の生活で精一杯なのが少々悲しいです。せめてもの手助けとして、小銭を寄付しておきます。
今回の目的は、旧燈明寺 三重塔
国重要文化財:旧燈明寺三重塔
建設年:室町時代 康正3年(1457)
移築年:大正3年(1914)
三重塔は釈迦や聖者などの骨を納めるための寺院建築です。
この三重塔は現在の京都・木津川市の燈明寺から移された室町時代のもので、三渓園の中で最も古い建物です。この塔の存在は、その後進められた内苑の庭園造成のうえで重要なポイントとなりました。内苑にある建物の多くは、その室内から美しい三重塔の姿が眺められるよう、配置に工夫が見られます。
(三重塔の解説看板より)
室町時代の建築物ということで、関東地方の木造の塔では最古となるらしいです。
説明にある木津川市の燈明寺は、奈良時代行基開祖の歴史あるお寺でしたが現在は廃寺となっております。廃寺跡には、収蔵庫に千手観音立像等 5体の仏像が安置されているそうで、毎年11月3日に収蔵庫と隣の御霊神社本殿の一般公開が行われているとのこと(2021年は、11月3日(水・祝)、6日(土)、7日(日))。この時期(10月1日~11月30日)は、木津川市にある寺社の秘宝・秘仏の特別公開が行われていますので、浄瑠璃寺、海住山寺、岩船寺など合わせて見逃せません。
最初の写真にある瓦の東明寺は、復元の際に元の名称に戻したための模様。「東明寺過去帳」「東明寺縁起」などにあるように昔は東明寺であったようで、宗派も変遷していく折、江戸時代あたりに燈明寺となったようです。
今度は元の場所も訪問したいです
埼玉から神奈川に行くのはそこそこ遠くて費用もかかることもありますが、特に京浜東北・根岸線あたりは、何となくという理由で行く機会が少ない気がします。休みの日まであの場所に行くのもねぇ、と思ってしまうのでしょう。不思議なものです。
そんな場所の一つが、神奈川の根岸駅にあります国指定名勝 三渓園。
国の重要文化財の三重塔があるというのに、今まで一度も訪問したことがありませんでした。
訪問した感想としては、なぜ今まで行っていなかったと思える程に楽しい場所でした。700円でこのボリューム、原三渓さんの考えにもとても感銘を受けまして、どっぷり一日居着いてしまいました。自分もお金があればこのような活動をしたいところですが、自分の生活で精一杯なのが少々悲しいです。せめてもの手助けとして、小銭を寄付しておきます。
今回の目的は、旧燈明寺 三重塔
国重要文化財:旧燈明寺三重塔
建設年:室町時代 康正3年(1457)
移築年:大正3年(1914)
三重塔は釈迦や聖者などの骨を納めるための寺院建築です。
この三重塔は現在の京都・木津川市の燈明寺から移された室町時代のもので、三渓園の中で最も古い建物です。この塔の存在は、その後進められた内苑の庭園造成のうえで重要なポイントとなりました。内苑にある建物の多くは、その室内から美しい三重塔の姿が眺められるよう、配置に工夫が見られます。
(三重塔の解説看板より)
室町時代の建築物ということで、関東地方の木造の塔では最古となるらしいです。
説明にある木津川市の燈明寺は、奈良時代行基開祖の歴史あるお寺でしたが現在は廃寺となっております。廃寺跡には、収蔵庫に千手観音立像等 5体の仏像が安置されているそうで、毎年11月3日に収蔵庫と隣の御霊神社本殿の一般公開が行われているとのこと(2021年は、11月3日(水・祝)、6日(土)、7日(日))。この時期(10月1日~11月30日)は、木津川市にある寺社の秘宝・秘仏の特別公開が行われていますので、浄瑠璃寺、海住山寺、岩船寺など合わせて見逃せません。
最初の写真にある瓦の東明寺は、復元の際に元の名称に戻したための模様。「東明寺過去帳」「東明寺縁起」などにあるように昔は東明寺であったようで、宗派も変遷していく折、江戸時代あたりに燈明寺となったようです。
今度は元の場所も訪問したいです
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