飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

佐渡へようこそ (3)

2015-04-23 01:33:38 | スポットなたしなみ

通常のフェリー上陸のルートですと、両津港か小木港に到着して、そこから公共交通機関かレンタカーなどで移動となると思いますが、回りたい観光地を考えていくと、佐渡島の広さを実感します。
使える時間が際限なくあれば良いのですが、社会人としては無理な相談ですので、回る場所もピンポイントで効率よく考えないとなりません。そうなると、大体、メジャーどころをメインで行く場所を決めることとなってしまいます。

両津港から真野・相川までは、佐渡島横断となりますが、くびれた部分を通るため意外に距離が短く、大通りを通ることもあり近く感じます。佐渡金山・トキ・寺社観光は、この地域で網羅できますので、余った時間で、小木港方面に行くかどうかを検討する感じでしょう。登山メインの方は、これにドンデン山かアオネバを入れることになるかと思いますので、それ以外の場所については、なかなか選択し辛いところです。
折角なので観光地をいろいろ回りたいと足を延ばすと、思った以上に時間がかかってしまい、移動だけで一日が終わっしまうということにもなりかねないため、計画にも注意が必要です。



佐渡のメインルートといえば、国道350号線ですが
周遊のメインは、県道45号線、通称:佐渡一周線
名前だけで、えらい距離を走りそうな予感がします



快走路もあれば、狭い道もありのコースですが
基本は海岸線を走る道となりますので、走っていて気持ちの良いコースです
北側ルートのトンネルは、絵になります



行きたくても行き辛い場所の一つが佐渡島最北にある二ツ亀(ふたつがめ)
夏は人気の海水浴場となっています


2匹の亀がうずくまっているような様子からその名がつけられました。緑の草に覆われたこの島は、沖の島・磯の島とよばれ、波のない時には陸と続き、潮が満ちてくると離れ島になります。その変化は珍しく、面白い光景です。また海水の透明度は佐渡随一を誇り、「日本の海水浴場100選」にも選ばれています。



ウラジオストクまであるなんて・・・



佐渡北端の灯台 弾埼灯台(はじきさきとうだい)
はじき野フィールドパークの敷地が迫り、自由度があまり無いのが残念

佐渡島は、数多くの灯台が見られるので、灯台好きにはたまりません



正面からでは、あまり分からなかったのですが
二ツ亀の名の通り、遠景からは、二つの島が見えました



6月に咲くトビシマカンゾウの群生で有名な大野亀
一度ピークの時期に来てみたいです



大野亀とカンゾウの群生

大野亀は海抜百六十七m。波打ち際から頂上まで一枚の岩からなる日本三大巨岩の一つといわれています。「亀」は「神」、アイヌ語の「カムイ」に通ずる神聖な島を意味し、頂上の石塔は航海の安全を守る竜神として信仰されてきました。この地に初夏の訪れを告げる黄花カンゾウ(正式名:トビシマカンゾウ)は、山形県の飛島と酒田海岸、そして佐渡だけに生息するユリ科の多年草で、ニッコウキスゲに似ていますが、花期は五月~六月頃と早く、草たけは一m以上にもなります。佐渡の方言でヨーラメ花(卵をはらんだ魚の意)などとも呼ばれ、タイなどが産卵にくる漁期を告げる花でもあります。ここ大野亀一帯は日本一のカンゾウの群生地で、通常は全山緑におおわれていますが、六月には黄花カンゾウが一斉に咲いて、まるで黄色のじゅうたんを敷きつめたように様変わりします。
地元では保護と育成に積極的に取り組んでいます。  佐渡市




カンゾウが咲いていない季節でも、緑の絨毯の景色に癒されます



近くに見えて、意外に遠い山頂
もちろん、観光の範囲で歩くことが出来ます



遊歩道があちらこちらに延びていますので、見ていると歩いてみたくなります



眼下に見える車道がなぜか富士山型
何故こんなコース取りにしたのか、気になってしまいます



島の周りを反時計回りで走っている途中で到着したのが、千本鼻(入崎:にゅうざき)
着いたとたんに天候が大荒れとなり、突風で近づけない事態に
実際には、この奥に遊歩道があったのですが、波が打ち付けて歩けなくなっていました



平根崎にあるのが、国の天然記念物にも指定される波蝕甌穴群(はしょくおうけつぐん)
海水の渦紋浸食によってできた大小無数の穴が見られます
しかし、閉鎖された建物の裏手にあるので、なんともかんとも・・・



中部北陸自然歩道のコースになっている尖閣湾を巡るコース
歩いてみると気持ちのいいものです



こちらが尖閣湾と揚島遊園
このあたりであれば、佐渡金山と一緒の観光コースで考えられると思います



当然、佐渡といって一番に思い当たる観光地といえば、佐渡金山ですね



リアルなマネキンが特徴の坑内



金山資料館で有名な金塊に触れられるコーナー
箱の中から金塊を取り出せると記念品がもらえるとのこと・・・知らなかった・・・




お土産も食事も金粉入りが目白押し



純金コーヒー、美味しいのでしょうか・・・



全島を一望できる大佐渡スカイライン
ゴールデンウィークの時期、流石にスタッドレスが必要となる場所はありませんでした
金北山方面は、まだ雪が沢山残っていました



上から見た佐渡金山 道遊の割戸



近付いてみると、なんとなくイメージが違ってしまいます



このあたりが、よく見る景色でしょうか
「VIEW POINT」と撮影ポイントの看板があるのが有り難いです



夕方の海岸線
北ルートの夕焼けは非常に綺麗でした



島を車で一周すると、大体5~6時間程度と聞いていましたが
観光を合わせると、両津 ~ 二つ亀 ~ 相川と一日かけて半周しか出来ませんでした



ドンデン山荘からの景色
主要地域の東西が近いのもよくわかるくびれっぷり



昨日の記事にも掲載した妙宣寺の五重塔



他の建物もおススメです



彫刻の芸術性が卓越しているのは、神社もお寺も同じようです



佐渡に来たら、神社仏閣の彫刻に注目です



道路沿いに見える岩ひとつにも、色々な伝承や由来があります



小木方面の海沿いは、45号線から外れてしまうため、思ったより大変でした
こちらは、佐渡最西端の沢崎鼻灯台



小木港のたらい舟体験で難儀した後は
佐渡一之宮の度津神社(わたつじんじゃ)に

鳥居の扁額に「一宮」だけというのも珍しいです



ロボにしか見えないです・・・



とまぁ、結局とりとめのないままに観光地を書いただけとなってしまいましたが、皆さんが行ってみたいと思うような場所があればよいのですが・・・いかがですかね?


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