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巾着田(きんちゃくだ)
日高市内を流れる清流、高麗川(こまがわ)の蛇行により長い年月をかけてつくられ、その形がきんちゃくの形に似ていることから巾着田(きんちゃくだ)と呼ばれるようになりました。
直径約500メートル、面積約17ヘクタールの平地には菜の花、コスモスなどの花々が咲き、中でも秋の曼珠沙華(彼岸花)群生地は辺り一面を真紅に染め、まるで赤い絨毯を敷き詰めたようです。毎年多くの人がその美しさに惹かれて訪れます。
と、巾着田のホームページにもありますように、曼珠沙華(彼岸花)の群生地として有名なこの場所に今回行ってまいりました。・・・実際は、同じ埼玉に住んでいながらも、若い時分には、あまり注目した事が無かった場所でして、せいぜい、この時期になると国道299号線が封鎖状態になってしまい、秩父に車で行くのが難儀するといったイメージしかありませんでした。場所は、埼玉県の日高市。山で言うと「日和田山~高指山~物見山~鎌北湖コース」や「多峯主山~天覧山コース」あたりのベースになる高麗駅そばとなっております。山とミックスでハイキングなんてのも楽しいですよ~。
今回は、山行報告ではありませんので、残念ながらドタバタ劇はありません・・・。折角いいものが見れましたので、皆様にもおすそ分けさせてもらいます。
いざ、曼珠沙華へ
9月30日(土) 11:00
飯能駅から高麗駅行きの臨時列車に乗ったときから思っておりましたが、確かに人は沢山乗っていますが、自分が予想していたような花見クラスの大勢の人でごった返すような感じは無く、いたって落ち着いた感じの人手でちょっと安心。これは、あまり急ぐことは無いと思い、駅前に出ていた屋台コーナーで腹ごしらえをしてから、出掛けることにしました。
川沿いの道を、ピクニック気分でノンビリされる方々を横目に見ながら、曼珠沙華のある場所を目指します。道中の曼珠沙華は、残念ながら開花した後のものが多く「やはり、ちょっと遅すぎたか?」と心配しておりましたが、
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川っぺりの一群に咲いた曼珠沙華
まだまだ大丈夫ですよ、と言ってくれているようでした
入場料200円を支払い、いよいよ曼珠沙華の群生地とご対面です。果たしてまだ咲いているのでしょうか?
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あちらも!
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こちらも!
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曼珠沙華炎上中!
右を見ても、左を見ても、赤一色。まさに赤の絨毯!
見ていて目がシパシパしてしまうほどの赤一色の世界に、もう驚きと興奮でハイテンションです。こんな絨毯に囲まれて大の字になりたい!!なんて思ったり(おそらくそのまま召されてしまいそうですが)。
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こんな感じで左右を曼珠沙華に囲まれながら歩けます
ポイント毎に早咲きと遅咲きのゾーンに分かれておりまして、早咲きの方と歩道近くは、終わっている花が多かったですが、遅咲きゾーンが最盛期のようでしてちょうど見頃となっておりました。よかった、よかった。
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ただ、これだけ見てるとちょっと違うものを見つけたくなるわけで
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なぜかこんな所に白いのとか
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咲く前の花とか
これがクルンとなるんですね・・・不思議
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これぞ、曼珠沙華の魔力なのか?!
・・・へぇ、2日はいいんだ・・・
ちょっと違うものを探してみたりして。
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そうそう、自分の持っていたイメージでは、だだっ広い場所に
わっさ~と咲いているのかと思っていましたが
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実際は、意外にも林の下に群生しているんですね
もっと絨毯な写真を撮りたかったのですが、木々が意外にお邪魔さん
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そうそう、冒頭にも書いてありましたが
巾着田の中心ではコスモスも咲き始めておりました・・・もう、秋ですねぇ
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コスモスは可愛らしいですね
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見に来てみると結構まばら・・・時期はまだなんでしょうかね?
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と思っていたら、自分が見ていたのは取ってもいい場所(有料)だったようで
違う場所では、そろそろ咲きそろうといった感じでした
・・・ということで、曼珠沙華と巾着田を堪能したのでありました。
で、終わらせてしまっては、サイテイの名が廃るということで、ノンビリしすぎて時間が無くなってしまいましたが、行ってきました例の場所。
いざ、日和田山(305m)へ
9月30日(土) 14:00
本当は、日和田山~物見山までの周遊コースまで楽しみたかったですが、デニムの軽装ですから今回は、さくっと日和田山までのハイキングを楽しみました。
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道も整備されて殆ど楽なものです
ですのですれ違う人も手ぶら軽装そのもの(挨拶なんてほとんどしてくれません)
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ただ、たまにこんな場所もありますから、油断は禁物です
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ちょっとした岩やズルズルのドロ坂を超えていくと
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急に視界が開けていままで居た場所が一望できます!
(神社手前)
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ここからは南と西側が良く見えます。
天気がよければこのような景色が・・・
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もしや、あの前方に見えるのは?
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なるほど、これが巾着田
たしかに丸くすぼまった形をしていますね
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神社から岩場をちょこっと超えると山頂はもう目の前
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登りきると日和田山山頂(305m)です!
1時間もかかりませんから、誰でもいけるお手軽コースといった所でしょうか
こちらの山頂も展望が良く、東側が綺麗に見えます
・・・まだ、ギリギリ間に合うようですので、今週に最後の曼珠沙華やこれからのコスモス、もしくは来年にこのセットで是非ともお越しください!! 以上、サイテイ会員、かいねこでした。
<おまけ1>
そういえば、この訪問のきっかけとなったまろんさんのコメントに、
「そういえば日和田山の少し先の鞍部でヒト懐っこいネコにバッタリ(まさしくカイネコ風?)。擦り寄ってくる愛らしさについお持ち帰りしそうになりました。行かれるようでしたらヨロシクお伝え下さい」
とありました。かいねことしては、きちんと挨拶をして、まろんさんに好かれる術をご教授してもらおうと探してみましたが・・・いません。うーん、やっぱりその時だけだったのかと思っておりましたら、
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素晴らしい擬態でした
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可愛いです・・・真似できませんね
<おまけ2>
折角、高麗に来たのですから、高麗神社にも参拝しようと、日和田山下山後に思い至りました。なんせここは、出世のご利益があるという神様ですから、一度参拝していますが出世していないのはおいといて、再びお参りしておこうと思いまして、歩き始めました。最初は、「高麗神社 → この先」の看板があったので近いと思って歩いていったのですが、行けども行けども、「高麗神社 → この先」が続くばかり・・・結局、日和田山より歩いたんじゃないかと思わされるくらい歩かされました(2km)。出世の道は、激しく遠いということでしょうか・・・。
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疲れていたのか、この写真以外が全部ピンボケ・・・
日高市内を流れる清流、高麗川(こまがわ)の蛇行により長い年月をかけてつくられ、その形がきんちゃくの形に似ていることから巾着田(きんちゃくだ)と呼ばれるようになりました。
直径約500メートル、面積約17ヘクタールの平地には菜の花、コスモスなどの花々が咲き、中でも秋の曼珠沙華(彼岸花)群生地は辺り一面を真紅に染め、まるで赤い絨毯を敷き詰めたようです。毎年多くの人がその美しさに惹かれて訪れます。
と、巾着田のホームページにもありますように、曼珠沙華(彼岸花)の群生地として有名なこの場所に今回行ってまいりました。・・・実際は、同じ埼玉に住んでいながらも、若い時分には、あまり注目した事が無かった場所でして、せいぜい、この時期になると国道299号線が封鎖状態になってしまい、秩父に車で行くのが難儀するといったイメージしかありませんでした。場所は、埼玉県の日高市。山で言うと「日和田山~高指山~物見山~鎌北湖コース」や「多峯主山~天覧山コース」あたりのベースになる高麗駅そばとなっております。山とミックスでハイキングなんてのも楽しいですよ~。
今回は、山行報告ではありませんので、残念ながらドタバタ劇はありません・・・。折角いいものが見れましたので、皆様にもおすそ分けさせてもらいます。
いざ、曼珠沙華へ
9月30日(土) 11:00
飯能駅から高麗駅行きの臨時列車に乗ったときから思っておりましたが、確かに人は沢山乗っていますが、自分が予想していたような花見クラスの大勢の人でごった返すような感じは無く、いたって落ち着いた感じの人手でちょっと安心。これは、あまり急ぐことは無いと思い、駅前に出ていた屋台コーナーで腹ごしらえをしてから、出掛けることにしました。
川沿いの道を、ピクニック気分でノンビリされる方々を横目に見ながら、曼珠沙華のある場所を目指します。道中の曼珠沙華は、残念ながら開花した後のものが多く「やはり、ちょっと遅すぎたか?」と心配しておりましたが、
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川っぺりの一群に咲いた曼珠沙華
まだまだ大丈夫ですよ、と言ってくれているようでした
入場料200円を支払い、いよいよ曼珠沙華の群生地とご対面です。果たしてまだ咲いているのでしょうか?
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あちらも!
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こちらも!
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曼珠沙華炎上中!
右を見ても、左を見ても、赤一色。まさに赤の絨毯!
見ていて目がシパシパしてしまうほどの赤一色の世界に、もう驚きと興奮でハイテンションです。こんな絨毯に囲まれて大の字になりたい!!なんて思ったり(おそらくそのまま召されてしまいそうですが)。
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こんな感じで左右を曼珠沙華に囲まれながら歩けます
ポイント毎に早咲きと遅咲きのゾーンに分かれておりまして、早咲きの方と歩道近くは、終わっている花が多かったですが、遅咲きゾーンが最盛期のようでしてちょうど見頃となっておりました。よかった、よかった。
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ただ、これだけ見てるとちょっと違うものを見つけたくなるわけで
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なぜかこんな所に白いのとか
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咲く前の花とか
これがクルンとなるんですね・・・不思議
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これぞ、曼珠沙華の魔力なのか?!
・・・へぇ、2日はいいんだ・・・
ちょっと違うものを探してみたりして。
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そうそう、自分の持っていたイメージでは、だだっ広い場所に
わっさ~と咲いているのかと思っていましたが
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実際は、意外にも林の下に群生しているんですね
もっと絨毯な写真を撮りたかったのですが、木々が意外にお邪魔さん
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そうそう、冒頭にも書いてありましたが
巾着田の中心ではコスモスも咲き始めておりました・・・もう、秋ですねぇ
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コスモスは可愛らしいですね
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見に来てみると結構まばら・・・時期はまだなんでしょうかね?
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と思っていたら、自分が見ていたのは取ってもいい場所(有料)だったようで
違う場所では、そろそろ咲きそろうといった感じでした
・・・ということで、曼珠沙華と巾着田を堪能したのでありました。
で、終わらせてしまっては、サイテイの名が廃るということで、ノンビリしすぎて時間が無くなってしまいましたが、行ってきました例の場所。
いざ、日和田山(305m)へ
9月30日(土) 14:00
本当は、日和田山~物見山までの周遊コースまで楽しみたかったですが、デニムの軽装ですから今回は、さくっと日和田山までのハイキングを楽しみました。
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道も整備されて殆ど楽なものです
ですのですれ違う人も手ぶら軽装そのもの(挨拶なんてほとんどしてくれません)
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ただ、たまにこんな場所もありますから、油断は禁物です
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ちょっとした岩やズルズルのドロ坂を超えていくと
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急に視界が開けていままで居た場所が一望できます!
(神社手前)
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ここからは南と西側が良く見えます。
天気がよければこのような景色が・・・
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もしや、あの前方に見えるのは?
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なるほど、これが巾着田
たしかに丸くすぼまった形をしていますね
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神社から岩場をちょこっと超えると山頂はもう目の前
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登りきると日和田山山頂(305m)です!
1時間もかかりませんから、誰でもいけるお手軽コースといった所でしょうか
こちらの山頂も展望が良く、東側が綺麗に見えます
・・・まだ、ギリギリ間に合うようですので、今週に最後の曼珠沙華やこれからのコスモス、もしくは来年にこのセットで是非ともお越しください!! 以上、サイテイ会員、かいねこでした。
<おまけ1>
そういえば、この訪問のきっかけとなったまろんさんのコメントに、
「そういえば日和田山の少し先の鞍部でヒト懐っこいネコにバッタリ(まさしくカイネコ風?)。擦り寄ってくる愛らしさについお持ち帰りしそうになりました。行かれるようでしたらヨロシクお伝え下さい」
とありました。かいねことしては、きちんと挨拶をして、まろんさんに好かれる術をご教授してもらおうと探してみましたが・・・いません。うーん、やっぱりその時だけだったのかと思っておりましたら、
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素晴らしい擬態でした
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可愛いです・・・真似できませんね
<おまけ2>
折角、高麗に来たのですから、高麗神社にも参拝しようと、日和田山下山後に思い至りました。なんせここは、出世のご利益があるという神様ですから、一度参拝していますが出世していないのはおいといて、再びお参りしておこうと思いまして、歩き始めました。最初は、「高麗神社 → この先」の看板があったので近いと思って歩いていったのですが、行けども行けども、「高麗神社 → この先」が続くばかり・・・結局、日和田山より歩いたんじゃないかと思わされるくらい歩かされました(2km)。出世の道は、激しく遠いということでしょうか・・・。
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疲れていたのか、この写真以外が全部ピンボケ・・・
彼岸花って、群生するものだとは…
寺や野辺にチラホラと見えるの図しか知りませんでしたから…
もともと、ホラ、「その下には○○が埋まっている…」とか言うじゃありませんか。
数本ではそんなオドロオドロしさもさもアリナンと感じたり致しますが、ここまで群生していると、まさに「魔力」パワーですね。
…ところで。
敢えて「彼岸花」としているのはですね、、、
変換しないから!
トホホ~
「マン儒者げ」…
「三日以上の逗留禁止」の看板には気づきませんでした。(ヘェーX10)チト試してみたい。。。
ネコちゃんを探して頂いてありがとうございました。ちょっとお太りになられたようですが安心致しましたデス。
巾着田、先週、会社の先輩が行ったそうです。有名な場所なのですね。来年のスケジュールに入れます!
曼珠沙華もここまで咲き狂っているとなんだかおかしな感じですね!ほんとにすごい。。
でもそれより!
ネコかーわーいーいー!!!!
このネコ、ここに住んでるの?!これはお持ち帰りしたい!
かいねこさんの観光ガイドは全く未知の場所が多いので参考になりますよ~
ホントに凄いですね。一面彼岸花。(曼珠沙華よりも彼岸花の方が慣れてるので…)こんなに凄いとは想像してませんでしたよぉ。
おなかいっぱいになりそうですね。
ニャンコの擬態、こちらも天晴れ♪
万儒者毛←こんな変換でした
すごいですね~・
こんなすごいの見た事無いな。。。
今回は、マジレポ(失礼!)なので驚きを隠せません(^u^)
今年はもう無理なので、来年行ってみますね。
情報感謝!ってオイラもマジコメ(笑)
擬態猫かわいいな~・・・
そうですね~、自分もこんなに群生しているのは、ここだけでしか見ませんね。彼岸花は、球根で増えていくタイプの花だそうですので、いきなりあちこちに増える事もないようです。なんでもここには、花が咲いている数倍の球根が植わってるそうですから驚きですね。綺麗な桜の下には、とはよく聞きますが…そうなんですね(汗)。
自分もPCで変換で出なかったのですが、AUは一発変換出来ました。単語が少ないはずなのに要求高いのでしょうかね。
いやはや、本当に今回いいものが見られたのも、まろんさんのコメントがあったからこそですから、これからも2コメを空けてお待ちしてますから、よろしくお願いします。
ネコちゃん、鞍部はすぐに場所は分かりましたが、本当にいるとは思いませんでしたよ。自分のようにぐでーんと寝っころがっていましたが、そのラブリー振りは、正反対でしたね。
恐らくまろんさんのRSS機能\には、掲載された時に加えて一コメの書き込みを知らせる機能\もあるんでしょうね(笑)。
万儒者毛…自分は、食う寝るさん派でした。需要が無いからなのでしょうが、それにしてもAUの変換は…(以下略)。有名といっても一部の花好きと埼玉近郊にしか知られていないようですから、まだまだメジャーには遠いですよ。
下になるか、毛になるか、その人の使い方によるようですね(笑)。
狂い咲きのように見えても、最盛期は、これ以上ってんですから、すごいですよね。皆さんの記事と比べて、山少なめですから、こういうマニア路線でないと…(汗)。以前にもまろんさんの目撃情報がありましたから、ネコは、いつもいるのかもしれません。とってもラブリーでした(自分もそんな風に言われたいです)。