国会議事堂と聞くと、大都会のビルの中にあり警察の人がそこかしこの道で警備していて落ち着かない・・・という印象がありましたが、その真ん前に庭園があることはあまり知られていない気がします。自分もちょっと前まで知りませんでした。
国会議事堂前
並木道が並んでいる印象しかありませんでしたが、よく見ると公園のような場所がありますね
国会前庭は、道路を挟んで左右に分かれておりまして、
向かって左側に入っていくと、このような建物に出合います
こちらが、ブラタモリで紹介されていました水準原点です
日本水準原点
日本水準原点は、わが国の土地の標高を測定する基準となる点である。明治24年(1891年) 5月にこの場所に設置した。
日本水準原点の位置は、この建物の中にある台石に取り付けた水晶板の目盛りの零線の中心である。その標高は、明治6年から12年までの東京湾の潮位観測による平均海面から測定したもので、当時24.500メートルと定めた。
その後、大正12年(1923年)の関東地震による地殻変動に伴いその標高を24.4140メートルに改正したが、平成23年(2011年) 3月11日の東北地方太平洋沖地震による地殻変動に伴い24ミリメートル沈下したため、新たに24.3900メートルに改正した。
平成23年10月21日 国土地理院 (水準原点脇説明書きより)
重要文化財【建造物】 「日本水準原点」
所在地 東京都千代田区永田町1丁目1番2号
指定 令和元年12月27日
日本水準原点は、明治24年に創設された我が国の高さの基準になるもので、130年近くにわたり、我が国の測量の歴史を支えている重要な施設です。
日本水準原点の歴史的及び技術的な価値が認められ、測量分野の建造物としては初となる国の重要文化財に指定されました。
日本水準原点
日本水準原点の零目盛りは、温度変化の影響を受けにくい水晶板に刻まれており、丈夫な花崗岩台石にはめ込まれ、固い岩盤まで達する約10mの基礎に支えられています。
日本水準原点標庫
日本水準原点標庫は、ドーリス式ローマ神殿形式の古典的建築で、日本人建築家により設計された初期の洋風建築として、歴史的、建築学的にも貴重なものです。
令和元年12月 国土地理院 (水準原点脇説明書きより)
中に置いてあるのかと思っていましたが、あのような形で開くとは思いませんでした
今回の解説を聞いて、より理解が深まりました
正面上部には、大日本帝国と菊のご紋が見られます
なぜローマ神殿風にしたのでしょうかね
大きいサイズですと威厳がありますが、小さいと何とも不思議な感じです
横から見ると柱以外は普通の倉庫な感じです
番組では後ろも開いていましたが、ドアは新しいです
見ると凝った作りになっているのですよね
その周囲には、敷地内に一等水準点が点在しています
庭園内に甲・乙・丙・丁・戊の5つの一等水準点がありますので、探してみるのも楽しいです
4か所は蓋をされていますが・・・あれ? 丙の写真がない・・・
他には、電子基準点や
下に入れる尾崎記念時計塔
ブラタモリでは、横を歩いていましたが、江戸の名水「櫻の井」
道路を挟んだ右側は、池の周りを歩いて楽しめます
元は井伊氏の上屋敷ということも知りませんでした
それにしても都会のど真ん中とは思えない場所です
気軽に来る場所でもないため、人も少なくまったりできます
(道路に出ると抗議のデモなどで煩いですけど)
確かに国会議事堂の前なのですよね・・・
今回の放送でご興味を持たれた方は、是非どうぞ。
国会議事堂前
並木道が並んでいる印象しかありませんでしたが、よく見ると公園のような場所がありますね
国会前庭は、道路を挟んで左右に分かれておりまして、
向かって左側に入っていくと、このような建物に出合います
こちらが、ブラタモリで紹介されていました水準原点です
日本水準原点
日本水準原点は、わが国の土地の標高を測定する基準となる点である。明治24年(1891年) 5月にこの場所に設置した。
日本水準原点の位置は、この建物の中にある台石に取り付けた水晶板の目盛りの零線の中心である。その標高は、明治6年から12年までの東京湾の潮位観測による平均海面から測定したもので、当時24.500メートルと定めた。
その後、大正12年(1923年)の関東地震による地殻変動に伴いその標高を24.4140メートルに改正したが、平成23年(2011年) 3月11日の東北地方太平洋沖地震による地殻変動に伴い24ミリメートル沈下したため、新たに24.3900メートルに改正した。
平成23年10月21日 国土地理院 (水準原点脇説明書きより)
重要文化財【建造物】 「日本水準原点」
所在地 東京都千代田区永田町1丁目1番2号
指定 令和元年12月27日
日本水準原点は、明治24年に創設された我が国の高さの基準になるもので、130年近くにわたり、我が国の測量の歴史を支えている重要な施設です。
日本水準原点の歴史的及び技術的な価値が認められ、測量分野の建造物としては初となる国の重要文化財に指定されました。
日本水準原点
日本水準原点の零目盛りは、温度変化の影響を受けにくい水晶板に刻まれており、丈夫な花崗岩台石にはめ込まれ、固い岩盤まで達する約10mの基礎に支えられています。
日本水準原点標庫
日本水準原点標庫は、ドーリス式ローマ神殿形式の古典的建築で、日本人建築家により設計された初期の洋風建築として、歴史的、建築学的にも貴重なものです。
令和元年12月 国土地理院 (水準原点脇説明書きより)
中に置いてあるのかと思っていましたが、あのような形で開くとは思いませんでした
今回の解説を聞いて、より理解が深まりました
正面上部には、大日本帝国と菊のご紋が見られます
なぜローマ神殿風にしたのでしょうかね
大きいサイズですと威厳がありますが、小さいと何とも不思議な感じです
横から見ると柱以外は普通の倉庫な感じです
番組では後ろも開いていましたが、ドアは新しいです
見ると凝った作りになっているのですよね
その周囲には、敷地内に一等水準点が点在しています
庭園内に甲・乙・丙・丁・戊の5つの一等水準点がありますので、探してみるのも楽しいです
4か所は蓋をされていますが・・・あれ? 丙の写真がない・・・
他には、電子基準点や
下に入れる尾崎記念時計塔
ブラタモリでは、横を歩いていましたが、江戸の名水「櫻の井」
道路を挟んだ右側は、池の周りを歩いて楽しめます
元は井伊氏の上屋敷ということも知りませんでした
それにしても都会のど真ん中とは思えない場所です
気軽に来る場所でもないため、人も少なくまったりできます
(道路に出ると抗議のデモなどで煩いですけど)
確かに国会議事堂の前なのですよね・・・
今回の放送でご興味を持たれた方は、是非どうぞ。
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