入間漁業協同組合(埼玉県飯能市阿須343-1)

飯能市から下流、入間市、狭山市と川越市の一部約36キロメートルの入間川と各支流を所管。渓流から清流の釣りまで楽しめます。

「小鮒釣りし、かの川」。子どもたちの遊び場だった地域の河川

2024年11月10日 | 入間川

10日、きょうの成木川です。画面右側から飯能市浄化センターの温排水が流入し、後方に灌漑用の落合堰、さらにその上手に昨年架け替えられた清川橋が見えます。すぐ北隣を本流の入間川が並行していて、水量が豊かな入間川と比べると成木川は一回り小さく、入間川を兄とすればさしずめ弟といったところでしょうか。水位は落ち着き、オイカワがヒラを打っているのが確認できる、穏やかな水況です。


落合堰は、遡ってきた魚が留まるポイント。コイがのんびりと遊泳している姿が河川沿いの遊歩道から見えます。ウグイ、オイカワなども生息していますが、奥の落ち込みでは上流から落ちてきたと思われるヤマメが稀に釣れることがあります。


さて、こちらは昭和30年代後半頃の落合堰。上記写真は上流に向かって左側から撮影したもので、露頭している岩石などの位置や大きさは今と比べても大きな差異はありませんが、堰については近代的な構築物に更新されています。

この頃の落合堰下については夏になると、水泳や魚とりなど地域の子どもたちの遊び場となり、夏休みには終日、歓声が響いていたとのことです。写真の子どもは水中メガネとモリを持っているので、きっと魚をついていたのでしょうね。川と子どもは、切っても切れない関係なのです。


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