グータラ節

人生のターニングポイントを迎えたぐうたら主婦と犬が苦手な愛犬シルクの
  信じられないような怠惰でのんきな生活・・・!

言葉のカベ(実話)その2

2006-10-17 03:24:50 | Weblog
友達のいない孤独な私が唯一慕っているジィさんM氏がバンコクに住んでいる。アメリカン・タイ?(ナンジャソラ)でもって怪しいまでに8ヶ国語を操り去年から中国語と書道を始めた・・・2級とったくらいで作品自慢げに送ってこないでね、しかも「雪まるだ」何のことかしらね、ソレそんな彼のご自慢は文学のドクターであるからして夏目漱石と三島由紀夫を原語(日本語ネ)で読破していて語り合えること・・・う~ん、アタマ、イテェでもってある日ジィさんM氏は私に聞いた
「頭のゆる~い○○子(アタシの呼び名ですっ)、1つだけ日本人であるアナタにお尋ねしたい事がある」
「あっ、いいよ、1問100バーツねっ」
「・・・頭ゆるいのにお金取るの?」
「アメリカン・ジョーク(バーツなのに?)だよ、早く聞きなっ」
「夏目を読んでも三島を読んでも谷崎読んでもいっつも途中でいなくなる女の子がいるのよ・・・」
「誰よ、ソレ?」
さま子さんよ」
「さま子なんてどこにも出てこないよ~」
「うぅん、日本でとってもポピュラーな名前だからどこの本にも出てくんのよ~」
「そんな名前の女の人にあった事ないよ、おばあちゃんはシケノと種だったけど・・・」

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どこの小説にも出てきてそれっきりって・・・アアァァァ・・・ 
「さま子ぢゃなくて・・・様子(ようす)って読むんだよ
10年も前・・・ご自慢ジィさんM氏還暦間近の冬でした・・・(実話なのが悲しい)

P.S.最近書道はどよ?って聞いたら「言いたくない」って・・プッ