2008年9月30日
今年の渓流最終日(寒河江川C&R区間は別として)、
今年最後のヤマメに出会う為に
山形県置賜地方の渓流へ。
果して、どんな渓魚との出合いがあるのか・・・
久しぶりの大きな高揚感がある。
朝五時前、まだ少しだけ明るくなってきたばかり。
目的地へ向って車を走らせる。
ほどなくして川へ到着。
外へ降り立つが肌寒く、吐く息も白い。
こんなに寒いのにヤマメは動きだしているのだろうか?
迷いと疑問が僕の頭の中を交錯するが、
最終日と言う事と、ヤマメに出会いたいという欲が
僕を前へ前へと押し進める。
何とか気持を落ち着けて、
ゆっくり身支度を済ませ川原へ降り立つ。
今日は渓流最終日・・・
普段は重くて持つ事をためらう一眼レフカメラも
今日は欠かせない。
今日はゆっくりと釣り上がりながら、
最後の渓流を楽しもうと心に決めて竿を振り始める。
良いサイズのヤマメは姿を見せないが、適度に竿が曲がり
飽きない程度に姿を見せてくれる。
巻き返しから、イワナも顔を覗かせる。
「来年もよろしく!」
なんて思いながら流れへ戻すと元気に泳いで行く。
ほどなくして岩盤脇の大きな流れ込の適度な深さを持った流れでライズを発見。
僕の落とすフライには反応を示してくれない。
2、3フライを交換して挑むが、結果は同じ。
今度は気持ちを落ち着けて周囲を観察してみると、
20番以下の小さな白いムシが飛んでいる。
これなんだろうか?
ライズフォームを観察すると結構ハデなフォームでライズしている。
とりあえず、フライボックスの中で数少ないミッジサイズのフライを結んでいる途中、
ライズがピタリと止んだ。
その後、ライズしていたヤマメ達は姿を見せず、川は沈黙した。
僕は、マッチザハッチが何時も上手く行かず空回り。
これを乗り越える為に、来年一から始めなくてはと思う。
記憶に残る一尾に逢う為に・・・
気を取り直して前へ進む
その後、ちびヤマメがピシャッと出る事も多かったが、
流心脇から、肩から、深みから、
まずまずのサイズを含めて、ヤマメが顔を見せてくれた。
そんな中流心脇の緩流帯から飛び出したヤマメは今年一番の大きさで、
記憶に残る婚姻色に染まるヤマメだった。
静かにフライをくわえて行く
ロッドを合わせると、ロッドが力強く絞り込まれて行く。
フライをがっちりくわえているようで外れる様な気配は無い。
それでも、フライをはずそうと縦横無尽に走り回る。
ようやくネットに納まると、サビが出てヒレも白くなっている、
今年産卵を迎えるであろうヤマメだった。
敬意の念を込めて、僕は無言でシャッターを押し続けた。
近い将来、子孫を残す役目を終え
短い一生を終えるあろう彼女の姿を撮り続けた。
流れに戻すと、元気に泳いで行く。
名残惜しかったが、あっという間に流れへ消えて行く。
今年も、これで最後・・・
来年も、再来年も、こんな美しい流れで元気に過ごす貴方達にまた逢いたい・・・・
実は、この日の話はまだ終わらない。
最後に相応しい出会いが待っているのだが、それは又次の機会に・・・・
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今年の渓流最終日(寒河江川C&R区間は別として)、
今年最後のヤマメに出会う為に
山形県置賜地方の渓流へ。
果して、どんな渓魚との出合いがあるのか・・・
久しぶりの大きな高揚感がある。
朝五時前、まだ少しだけ明るくなってきたばかり。
目的地へ向って車を走らせる。
ほどなくして川へ到着。
外へ降り立つが肌寒く、吐く息も白い。
こんなに寒いのにヤマメは動きだしているのだろうか?
迷いと疑問が僕の頭の中を交錯するが、
最終日と言う事と、ヤマメに出会いたいという欲が
僕を前へ前へと押し進める。
何とか気持を落ち着けて、
ゆっくり身支度を済ませ川原へ降り立つ。
今日は渓流最終日・・・
普段は重くて持つ事をためらう一眼レフカメラも
今日は欠かせない。
今日はゆっくりと釣り上がりながら、
最後の渓流を楽しもうと心に決めて竿を振り始める。
良いサイズのヤマメは姿を見せないが、適度に竿が曲がり
飽きない程度に姿を見せてくれる。
巻き返しから、イワナも顔を覗かせる。
「来年もよろしく!」
なんて思いながら流れへ戻すと元気に泳いで行く。
ほどなくして岩盤脇の大きな流れ込の適度な深さを持った流れでライズを発見。
僕の落とすフライには反応を示してくれない。
2、3フライを交換して挑むが、結果は同じ。
今度は気持ちを落ち着けて周囲を観察してみると、
20番以下の小さな白いムシが飛んでいる。
これなんだろうか?
ライズフォームを観察すると結構ハデなフォームでライズしている。
とりあえず、フライボックスの中で数少ないミッジサイズのフライを結んでいる途中、
ライズがピタリと止んだ。
その後、ライズしていたヤマメ達は姿を見せず、川は沈黙した。
僕は、マッチザハッチが何時も上手く行かず空回り。
これを乗り越える為に、来年一から始めなくてはと思う。
記憶に残る一尾に逢う為に・・・
気を取り直して前へ進む
その後、ちびヤマメがピシャッと出る事も多かったが、
流心脇から、肩から、深みから、
まずまずのサイズを含めて、ヤマメが顔を見せてくれた。
そんな中流心脇の緩流帯から飛び出したヤマメは今年一番の大きさで、
記憶に残る婚姻色に染まるヤマメだった。
静かにフライをくわえて行く
ロッドを合わせると、ロッドが力強く絞り込まれて行く。
フライをがっちりくわえているようで外れる様な気配は無い。
それでも、フライをはずそうと縦横無尽に走り回る。
ようやくネットに納まると、サビが出てヒレも白くなっている、
今年産卵を迎えるであろうヤマメだった。
敬意の念を込めて、僕は無言でシャッターを押し続けた。
近い将来、子孫を残す役目を終え
短い一生を終えるあろう彼女の姿を撮り続けた。
流れに戻すと、元気に泳いで行く。
名残惜しかったが、あっという間に流れへ消えて行く。
今年も、これで最後・・・
来年も、再来年も、こんな美しい流れで元気に過ごす貴方達にまた逢いたい・・・・
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最後に相応しい出会いが待っているのだが、それは又次の機会に・・・・
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まだまだ初めて間も無いのですが、ちょくちょく更新して(殆どフライフィッシング関連の事ですが・・・)行きますので、気が向きましたらたまには遊びにいらして下さい。
これからも宜しくお願い致します。