『寒河江川の秋』 と 『想い出の場所』

山形市から寒河江川C&R区間のある西川町大井沢地区まで４０分程

今年は、高速無料化の恩恵でストレスなく大井沢まで辿り着く事が出来る幸運な年。


高速を運転中に眺める山の景色って結構好きです。

普段眺める山の景色よりも

高速道から眺める景色は新鮮でよりリアルだなと。

町並みも田園も、いつもとは少し違った風景がそこには広がって見える。


そして、僕の気持ちも身体も『想い出の場所』へと向かっていく・・・・・・・







道路をみると、職場へ向かう車だろうか？

結構通るもんだなと改めて思ったりする。

そんな光景を見ながら、僕は川でたった一人フライロッドを振っている

僕一人の貸し切りの川、

やっぱりいい気分ですね。





『こんにちは～！』と声をかけてくる男性とカメラを片手に持ったもう一人の男性・・・・

『遊魚券見せてもらっていいですか～？』

以前落とした事があるのでポケットにしまっていた遊魚証を確認して去っていったのだが、

正直ビックリした。


この川で遊魚証の確認をされたのは始めてだったからなのだが、

遊魚規定の変更などもあり、漁協も動き出しているのか？と勝手に納得したりして・・・

でもね・・・・遊魚証の確認って良い事だと思うんですよ。

これから、川を良くするには色々なものが必要な気がしますし、

漁協の方は大変でしょうけど、良い川になって！というか戻って欲しいですしね。


ただ少し思う事が・・・・

毛針専用区のはずなのにルアーを引いている方が結構いるんですけど・・・・（汗）

ここで釣りしちゃダメだ！！なんて言う気は更々ないですけど、どうしたら良いのだろうと考えてしまいました。

知らないなら教えてあげる？注意する？

色々考えましたけど、結局結論は出ず。声もかけられず・・・・

ここは毛針専用区になったんです。と説明しても、その根底にある理由を説明出来ない限り納得出来ないのではないか？と思うし

毛針以外で釣りをする事は事実上間違っている事。その間違っている行為をしている人がすれ違っても、

その事実を無視して気軽に挨拶をする事も僕には出来なかったのです・・・・

なんか心が痛くて、苦しいな～・・・・・・


ちょっと考えました・・・・・

次回からは、何があろうと挨拶位は元気よくしようと！！






蒼い空

白い雲

雄大な川


後は、大きなニジマスが飛び出してくれれば言う事なしなんですけど・・・・・


随分と小振りなニジマスが一尾だけ・・・・・（＾＾；

後は、岩魚とウグイが少し・・・・・








日中、小型のメイフライのハッチもあり

ドライフライで釣りたい！と攻め続けたのですが、水面への興味はあまり無い様です

時折、底の方でモゾモゾしているのが見えたので、ちょっとだけ沈めてみる物の、それもイマイチな感じ


なかなか上手くいかないもんです。

まだ寒河江川の秋は始まったばかり！

次回はきっと！！（＾＾








今回はめずらしく使い慣れた一眼レフを持っていくって結構いいかも？と思っていたのですが、コレが結構重い。

チェストに取り付ける、防水タイプなのですが

カメラがとにかく重くて、お昼頃には背中が痛くていたくて

それでも、一日中持ち歩きましたけど（＾＾






遡る事、２０数年前・・・・

僕の両親は共働きで、日曜や祝日は仕事

当然休みの日に出かける事は多くは無かった少年時代

それでも、仕事を何とかやりくりして、時折連れて行ってくれる場所があった

大抵、午後近くから車にバーベキュー道具と食材を積み込んで家族四人でその場所へ向かった


その場所が現在、寒河江川C&R区間のある伝承館前の河原だった

僕ら家族は、その場所をいつも『大井沢！大井沢！』と呼んでいたので、

寒河江川C&R区間に通う様になった今でも、この場所は僕の中では『大井沢』なのです。



その頃の事を、鮮明に覚えているかというとそうでもない。

でもね、大井沢に行くのが楽しみだったし、本当に楽しかったのだけは覚えている

僕にとっては『想い出の場所』

そして、今は昔とは違った形で『想い出の場所』に通い続けている


昔は、釣りをしている方を見かける事なんて無かったのですけどね。



これからも『想い出の場所』へと通い続けて行きたいと、心の底からそう思います。




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