『 Dry Fly Fishing 』 2010 Autumn

早朝の寒さもどこへやら？

太陽が昇り、いつの間にか上に羽織った防寒着が暑苦しくなってきた

下流では、水生昆虫に詳しいとある方が、女性二人にキャスティングのレッスンを施している様である

どんないきさつかは全くしらないけれど、う～ん。何となく良い光景。







高速の降り口近くの気温を見てみると３℃

前日から大井沢は晩と早朝が冷え込んでいるとニュースで聞いていたけれど、やっぱり寒い

刻々と季節は進み、いつの間にやら秋も終盤へと向かっている様だ


寒さにも負けずキャストを繰り返しているものの、虹鱒の意識は水面下の底の方へあるのだろうか？

水面へ飛び出すそぶりを見せる者は居ない






日頃の行いが良いせいだろうか？（笑）

曇りの予報だったはずだが、眩しい太陽が川を照らしている


一匹の虹鱒がロッドを曲げてくれる

一発目から気持ちよい出かたで、さい先よいスタートが切れて一安心。


メイフライのハッチも始まり、ちょっと迷う

下流ではライズがあるかも？

でも、気持ちに焦りはない。

『気持ちよく、のんびり前へ進もうか。』と前へ進む僕をニジマス達は迎えてくれる







気持ちの良い秋だ。


手頃な岩に腰を降ろして、一休み。

特に見ようとしなくても、秋晴れに染まる景色が勝手に目に飛び込んでくる

ぽかぽかの陽気で本当に気持ちがいいなぁ～。

僕なりのスローライフ、スローフィッシングを満喫中かな。







車迄戻り、昼食を済ませカメラ片手にパシャパシャしていると、

ヒゲの似合う男性が通り、『こんにちは～。』と挨拶だけしてみる。

『おっ！』あの人は・・・・・・






しばらくして川を眺めると、先程の男性が同じ場所でずっとキャスティング中

僕も、のんびりニジマスでも探そうかと川へ降りて再び見ると・・・・・やっぱり同じ場所でキャスティング中。

その人の背後で、エキサイティング中のニジマスを発見！

お邪魔かな？と迷ったが、その場所でキャスト開始・・・・

楽しい～（＾＾

しかし、どうやら大挙してのペアリング争いの真っ最中だった様で、少し申し訳ない事をしたなと反省・・・・・


その男性はというと、相変わらず同じ場所・・・・・

時折ロッド迄曲がるものの、ランディングまでは至らず・・・・？？？

これがマッチザハッチのフライフィッシングなのか？と勉強になった様な気がするのだが・・・

どうも腑に落ちない。

小さなフックでのバラしなのか？

わざとランディング迄持っていかなかったのか？

エキスパートの一挙手一投足に興味津々の夕暮れだったのでした。。。。



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冒頭と最後の写真のニジマスは、

中々シビアな場所で、バコーンと豪快に気持ちよく飛び出し、パワフルな引きを見せてくれた一尾

中々寄って来ない中、冷や冷やながらロッドをの引き絞られ具合を撮影

フックアウトなんて事にならずに良かった（＾＾