写真をはじめた十数年前・・・
写真館での暗室作業の使用は大分少なくなっていたのだが、写真の短期大学講座の課題と基礎を学ぶ目的のために、暗室や材料含め父が使わせてくれていた・・・
モノクロ現像の暗室作業に勤しんだ日々の中で、風景写真の偉大な写真家『アンセルアダムス』の学術書数冊と写真のトーンを穴のあくほど何度みたことだろう・・・
アメリカのイエローストーン国立公園を写し続けたアンセルアダムスのモノクロのプリントテクニックの基礎となる『ゾーンシステム』は
今でも、僕が写真を創作する中で大きな礎でもある。
その後ほどなくしてフライフィッシングをはじめた僕が、イエローストーンが現代フライフィッシングの聖地でもある事を知るのに時間はかからなかった・・・
もちろん、アンセルアダムスとイエローストーンの繋がり含め、写真をみながら憧れる事は大きかったその頃・・・
それから数年後・・・
美しき福島の渓流への釣行の際に、雑誌『Flyfisher』の取材釣行中だった岡本哲也プロと出会う・・・
当時、宮城蔵王の麓の管理釣り場でキーパーもしていた岡本さんのもとを訪れたりしながら、それから2年ほど一緒に釣行する機会をいただいた・・・
まだまだフライフィッシング初心者だった僕は、彼の貪欲な釣欲とテクニックに多くのことを学ばせてもらった・・・本当に感謝感謝である。
山形の寒河江川を全国的に有名な人気河川へと押し上げた立役者の一人、フライフィッシング界のレジェンドとも言える岩井渓一郎プロの弟子的な存在であった岡本さんもまた
山形の渓流を愛していた・・・
僕と一緒くらいの180越えの身長、少々せっかちで随分と年齢の離れた彼・・・
山形県民である僕は、いつも彼の案内のもと山形の渓流をめぐる日々を過ごしていた・・・
ある時、岡本さんがこんな事を話した・・・
『フライフィッシングをしている人たちってさぁ、イエローストーンとかによく憧れるけど・・・俺はあんまり行きたいって思わないんだよね。』
『だってさぁ、こんな素晴らしい場所、おおらかな鱒に溢れた場所が目の前にあるんだぜ〜!ずっとこんな所で過ごせる方が幸せだよ!』って・・・
山形の渓流を前に、彼はこんな話をした・・・・
僕が今を生きる山形の自然の素晴らしさを知り愛しながら写真を撮り続ける理由は、きっとこの言葉がずっと残っているからなのだと・・・
そう思うのですよね・・・
山形県民でなかった彼が教えてくれた事は、僕の中でずっと偉大な言葉であり続けている・・・
そして僕も、行動でしめしていければ幸せです(^^
Kazuaki Koseki Photography website
写真館コセキ PhotoStudio KOSEKI
山と森と川の形
「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata,Japan〜
<instagram>
@isseycraft
写真館での暗室作業の使用は大分少なくなっていたのだが、写真の短期大学講座の課題と基礎を学ぶ目的のために、暗室や材料含め父が使わせてくれていた・・・
モノクロ現像の暗室作業に勤しんだ日々の中で、風景写真の偉大な写真家『アンセルアダムス』の学術書数冊と写真のトーンを穴のあくほど何度みたことだろう・・・
アメリカのイエローストーン国立公園を写し続けたアンセルアダムスのモノクロのプリントテクニックの基礎となる『ゾーンシステム』は
今でも、僕が写真を創作する中で大きな礎でもある。
その後ほどなくしてフライフィッシングをはじめた僕が、イエローストーンが現代フライフィッシングの聖地でもある事を知るのに時間はかからなかった・・・
もちろん、アンセルアダムスとイエローストーンの繋がり含め、写真をみながら憧れる事は大きかったその頃・・・
それから数年後・・・
美しき福島の渓流への釣行の際に、雑誌『Flyfisher』の取材釣行中だった岡本哲也プロと出会う・・・
当時、宮城蔵王の麓の管理釣り場でキーパーもしていた岡本さんのもとを訪れたりしながら、それから2年ほど一緒に釣行する機会をいただいた・・・
まだまだフライフィッシング初心者だった僕は、彼の貪欲な釣欲とテクニックに多くのことを学ばせてもらった・・・本当に感謝感謝である。
山形の寒河江川を全国的に有名な人気河川へと押し上げた立役者の一人、フライフィッシング界のレジェンドとも言える岩井渓一郎プロの弟子的な存在であった岡本さんもまた
山形の渓流を愛していた・・・
僕と一緒くらいの180越えの身長、少々せっかちで随分と年齢の離れた彼・・・
山形県民である僕は、いつも彼の案内のもと山形の渓流をめぐる日々を過ごしていた・・・
ある時、岡本さんがこんな事を話した・・・
『フライフィッシングをしている人たちってさぁ、イエローストーンとかによく憧れるけど・・・俺はあんまり行きたいって思わないんだよね。』
『だってさぁ、こんな素晴らしい場所、おおらかな鱒に溢れた場所が目の前にあるんだぜ〜!ずっとこんな所で過ごせる方が幸せだよ!』って・・・
山形の渓流を前に、彼はこんな話をした・・・・
僕が今を生きる山形の自然の素晴らしさを知り愛しながら写真を撮り続ける理由は、きっとこの言葉がずっと残っているからなのだと・・・
そう思うのですよね・・・
山形県民でなかった彼が教えてくれた事は、僕の中でずっと偉大な言葉であり続けている・・・
そして僕も、行動でしめしていければ幸せです(^^
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写真館コセキ PhotoStudio KOSEKI
山と森と川の形
「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata,Japan〜
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