早朝、目覚まし時計がけたたましく鳴った。
眠い目をこすりながら外の気配を伺うと、雨が降っている・・・・・
この日は僕にとって大切な日。
一般渓流の最終釣行。
そしてラストチャンスの大切な日。
『 雨かよ~ 』・・・・
嘆いても何も始まらないので、二度寝をしてみる。
再び目が覚めたのは午前5時。
ソソクさと準備を済ませ、日中は晴れという天気予報を信じて車を走らせる。
今日は体力勝負!
何と言っても歩きが長い。
普段朝食は摂らない僕も、前日から用意しておいた朝食のパンと缶コーヒーを摂って戦支度。
いつの間にか小雨になり、次第に雨が上がって行った。
空からは太陽は差していない。
植物からは雨露がしたたり秋らしい風景が僕の目に飛び込んでくる。
そして、僕の目に飛び込んできたのは 『 日本棚田百選の棚田 』
山辺町大蕨地区の美しい棚田
以前から何度も見ていて、この時期に一度撮ってみたいと思っていた棚田なのだが、一番美しく写るであろう場所へは時間の都合で行けないのが少し心残り。
また、いつの日か必ず!・・・・・
それでも、いつの間にか大分時間をロスしている『急がねば!』
登山道の入り口に付いたのは7時半位だろうか。
ここから、目的の渓流までは一時間程歩きが待っている。
今回に備えて、フライベストの中身を整理してきたのだが、
改めて見てみると無駄な物が結構入っていた。
こりゃ重いはずだ(^^;
ライズやハッチを確認しようと持っていたけど使いもしない双眼鏡、何故かナイフ2本、インセクトボトル&エタノール、使ってないフィルム数本、不出来なフライが専門で入った無駄なフライボックス、懐中電灯2本、ルーペ、ライター4本、等等他にも結構ある。
おかげで軽くなったのだが、なんで今迄こんな物を背負って歩きまわっていたんだろう・・・・・・
登山道を歩きはじめると清々しい空気、景色。
いつのまにか木々も色付き秋らしくなって来ている
時折立ち止まりながら写真を撮る。
自分が感じたものを伝えられれば・・・・・という想いでシャッターを押し続ける。
今日は何の悔いも残したくはない。
写真を学び始めた頃
写真の事をこの様な言葉で教わった。
『写真』とは『写心』であると
読んで字のごとく、写真とは心で写しとるものであると。
この言葉は今でも僕の中に大きく影響を与えており、様々な写真に通じる大切な事だと思う。
これからも僕の中に生き続ける大切な言葉であるのだが、最近になってやっと本当の意味が分かって来た様な気がする。
いくら気温が高くないとはいえ、さすがに汗が噴き出してくる。
目的地に付いた頃には、時計が9時に迫っていた。
川の水で顔の汗を流し、一服したのち早速釣り始める
水温は12℃、水量は少し多め。
もの凄く活性が高そうな感じはしない。
開始から15分程だろうか、大きな淵の巻き返しでイワナが静かに出てくれた。
8寸くらいのイワナ。
愛くるしい顔のイワナの瞳には大自然が写り込んでいた。
その後も、コンスタントに竿を曲げてくれるイワナ達。
何度も流したり、小さなスポットを丁寧に攻めて何とか出て来てくれる。
ふと前を見ると、不思議な木が・・・・?
大きな岩から一本の木が生えている。
細かな事はしらないけれど、普段生活している場所では起こらない事。
改めて大自然の中に居るのだと実感できる。
普段の生活とはかけ離れた場所で、大切な時間を過ごしているのだと・・・・・
早めの昼食も済ませ、お昼近くになると活性も上がってきた。
大きめのメイフライやストーンフライも時折飛んでいる
この日使っていたフライはプードル14番
まあいつもと同じかと思いきや、何時もとはちょっとだけ違う。
何が違うかと言えば、プードルの浮きを大きく左右するであろうハックルがメッツのナチュラルブラックなのである。
はっきり言ってメッツのハックルは巻きやすさやストークの長さという点では、
ホワイティングには叶わないのだが、ファイバー1本1本にハリがあり、少ない回転数で巻きたいプードルとは相性がよいのです。
そのおかげで、フライが高い浮力を保ち続けてストレスを溜めずキャストに集中出来たのでした(^^
尺越えのイワナも掛かったのですが、ネットイン迄数十センチという所でばらしちゃいました(^^;
早い流れの中で無理にランディングしようとしたのがいけませんでした・・・・・
最終ポイントのこの場所だけで、10尾程がランディング出来て少しビックリです。
岩の数だけイワナが居る様な感じです。
ここで納竿・・・・
素晴らしい時間だけが、あっという間に過ぎて行きました。
僕に付き合ってくれた数々のイワナ達
沢山の感動とやすらぎを与えてくれた大自然
来年も暖かく、たま~に厳しく迎えてくださいね。
さぁ、そろそろ帰りましょうか。
僕らの暮らす何時もの場所へ・・・・・・・
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眠い目をこすりながら外の気配を伺うと、雨が降っている・・・・・
この日は僕にとって大切な日。
一般渓流の最終釣行。
そしてラストチャンスの大切な日。
『 雨かよ~ 』・・・・
嘆いても何も始まらないので、二度寝をしてみる。
再び目が覚めたのは午前5時。
ソソクさと準備を済ませ、日中は晴れという天気予報を信じて車を走らせる。
今日は体力勝負!
何と言っても歩きが長い。
普段朝食は摂らない僕も、前日から用意しておいた朝食のパンと缶コーヒーを摂って戦支度。
いつの間にか小雨になり、次第に雨が上がって行った。
空からは太陽は差していない。
植物からは雨露がしたたり秋らしい風景が僕の目に飛び込んでくる。
そして、僕の目に飛び込んできたのは 『 日本棚田百選の棚田 』
山辺町大蕨地区の美しい棚田
以前から何度も見ていて、この時期に一度撮ってみたいと思っていた棚田なのだが、一番美しく写るであろう場所へは時間の都合で行けないのが少し心残り。
また、いつの日か必ず!・・・・・
それでも、いつの間にか大分時間をロスしている『急がねば!』
登山道の入り口に付いたのは7時半位だろうか。
ここから、目的の渓流までは一時間程歩きが待っている。
今回に備えて、フライベストの中身を整理してきたのだが、
改めて見てみると無駄な物が結構入っていた。
こりゃ重いはずだ(^^;
ライズやハッチを確認しようと持っていたけど使いもしない双眼鏡、何故かナイフ2本、インセクトボトル&エタノール、使ってないフィルム数本、不出来なフライが専門で入った無駄なフライボックス、懐中電灯2本、ルーペ、ライター4本、等等他にも結構ある。
おかげで軽くなったのだが、なんで今迄こんな物を背負って歩きまわっていたんだろう・・・・・・
登山道を歩きはじめると清々しい空気、景色。
いつのまにか木々も色付き秋らしくなって来ている
時折立ち止まりながら写真を撮る。
自分が感じたものを伝えられれば・・・・・という想いでシャッターを押し続ける。
今日は何の悔いも残したくはない。
写真を学び始めた頃
写真の事をこの様な言葉で教わった。
『写真』とは『写心』であると
読んで字のごとく、写真とは心で写しとるものであると。
この言葉は今でも僕の中に大きく影響を与えており、様々な写真に通じる大切な事だと思う。
これからも僕の中に生き続ける大切な言葉であるのだが、最近になってやっと本当の意味が分かって来た様な気がする。
いくら気温が高くないとはいえ、さすがに汗が噴き出してくる。
目的地に付いた頃には、時計が9時に迫っていた。
川の水で顔の汗を流し、一服したのち早速釣り始める
水温は12℃、水量は少し多め。
もの凄く活性が高そうな感じはしない。
開始から15分程だろうか、大きな淵の巻き返しでイワナが静かに出てくれた。
8寸くらいのイワナ。
愛くるしい顔のイワナの瞳には大自然が写り込んでいた。
その後も、コンスタントに竿を曲げてくれるイワナ達。
何度も流したり、小さなスポットを丁寧に攻めて何とか出て来てくれる。
ふと前を見ると、不思議な木が・・・・?
大きな岩から一本の木が生えている。
細かな事はしらないけれど、普段生活している場所では起こらない事。
改めて大自然の中に居るのだと実感できる。
普段の生活とはかけ離れた場所で、大切な時間を過ごしているのだと・・・・・
早めの昼食も済ませ、お昼近くになると活性も上がってきた。
大きめのメイフライやストーンフライも時折飛んでいる
この日使っていたフライはプードル14番
まあいつもと同じかと思いきや、何時もとはちょっとだけ違う。
何が違うかと言えば、プードルの浮きを大きく左右するであろうハックルがメッツのナチュラルブラックなのである。
はっきり言ってメッツのハックルは巻きやすさやストークの長さという点では、
ホワイティングには叶わないのだが、ファイバー1本1本にハリがあり、少ない回転数で巻きたいプードルとは相性がよいのです。
そのおかげで、フライが高い浮力を保ち続けてストレスを溜めずキャストに集中出来たのでした(^^
尺越えのイワナも掛かったのですが、ネットイン迄数十センチという所でばらしちゃいました(^^;
早い流れの中で無理にランディングしようとしたのがいけませんでした・・・・・
最終ポイントのこの場所だけで、10尾程がランディング出来て少しビックリです。
岩の数だけイワナが居る様な感じです。
ここで納竿・・・・
素晴らしい時間だけが、あっという間に過ぎて行きました。
僕に付き合ってくれた数々のイワナ達
沢山の感動とやすらぎを与えてくれた大自然
来年も暖かく、たま~に厳しく迎えてくださいね。
さぁ、そろそろ帰りましょうか。
僕らの暮らす何時もの場所へ・・・・・・・
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棚田も本当に綺麗ですね…
そして季節は秋で、この遊びの終わりを告げて切なさを感じます・・・。
やっぱ寂しいですね~
また行きたくなりました・・・。
禁漁という独特な時間があるから、この遊びは人を惹きつけるのでしょう。
いい時間を過ごせて良かったですね!
といっても、今月一杯は番外編の寒河江川のニジマス狙いが待っているんです。
今年の稲は夏の日照不足がたたっているのか、あまり黄金色という感じがしませんでした。米どころの人間としては少し心配です。
ありがとうございました。
それにしても本当に寂しくなりますね~
まあ、でも寒河江川が呼んでいるので、紅葉をバックに楽しみましょう。
でも、今年の寒河江川のニジマスは大分不調な感じなので少し心配です。
北海道にいると期間による禁漁というのが今ひとつ実感できませんが(季節的なものや鮭釣りの河口規制はあるんですが)、渓魚の繁殖を守るという意味でも必要なんでしょうね。
寒河江川も頑張って下さいねー!
もう一つの「おめでとう」は一番に♪
棚田、美しいです。
こんなところがあったんですね~。
大きな木を見上げた写真も素敵です。
そろそろ山々は色づいているころでしょうか。
そちらの写真も楽しみにしています。
オフシーズンはどんなことをされるのかしら?
今年の釣行は更に広がりを見せてくれて、更に渓流の素晴らしさを知った感じです。
北海道って、今更ですが本当に禁漁がないんですよね。
不思議な感じと羨ましい感じが少ししますが、禁漁期間があるというのも、自分でこの日に始めてこの日で終わりという事を考えなくても済んでしまうので、以外に良いのかもしれません。
でも、今は昔と違って釣った魚は持ち帰るのが当たり前という時代ではなくなってきているので、どうなんでしょうね。
寒河江川でも頑張ってきま~す(^^
片方は少し考えて、やっと気がつきました。忘れてた(^^
本当は棚田を上から撮りたかったけど、時間の関係で残念!
山々の紅葉も始まってますが、今年はブナ枯れやナラ枯れが広がっていて、異常気象の影響が有る様です。
お米の出来も心配な感じかな。
オフシーズンは何をしよ~かな?
久々にフツ~な事がしたい、買い物とか映画を観るとかかな。でも、カメラを持って何処かへというのも捨てがたい(^^
写心ですか。
良い言葉ですね。
パクっちゃいそうだ・・・(笑)
少しは写心って感じします?
心って言っても、色々な心があったりして・・・
清い心
楽しむ心
羞恥心
下心なんて心も・・・・(笑)
どうぞ使って下さいな(^^