工房で作業をしていると、汗がボタボタと落ちてくる暑い夏もやっと通り過ぎた様で
ランディングネットの制作も順調に進められる季節になりました
只今、渓流用のランディングネットを2本同時製作中
共に、溝切りと穴あけも終わり
余分な接着材等を削り落としていったん綺麗に形を整えた状態
1本は、ストレートのナロータイプで
秘蔵の超稀少材『 黒柿 孔雀杢 』をグリップに使用して制作が進行中
使用している黒柿は、乾燥が進んだ年代物?少なくとも20年以上は経っているとの事
黒柿は、乾燥過程での材の狂いや暴れが大きく、それが、高価になってしまう一つの要因ですが、
乾燥してしまえば、安定しており、現在はかなり硬質なカチカチ状態です
更に、今回の黒柿には大きな思い入れがあり、
僕が生れ育った山形県で産出された黒柿の材なのです
僕がこの『 黒柿 孔雀杢 』を使用してランディングネットを作る事には
大きな意味と価値がある、とかってながら思うのです。
巡り会うべくして巡り会った気がしている、この黒柿 孔雀杢を使い
夜な夜なニヤニヤと眺めながら制作進行中です(笑)
もう一本は、当工房のスタンダードの形状のストレートタイプ
コチラは、上杢の『 花梨瘤 』を使用
次こそは作ろうと思いながらも、中々作る事がなかった花梨瘤をグリップに使用したストレートタイプなのですが、
予想以上にいい状態になって来ております
制作している僕自身も完成が楽しみ(^^
グリップエンドを前回と少し変えようかと思案しております
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ネットの製作過程ってのも趣があって良いものですね~。
引き続き、作り手の視線でのクラフト記事を楽しみにしていまーす(^^ゞ
塗装したらどんな風になるのか楽しみです。
(ところでこの夏は暑かったから製作大変だったでしょう)
また、マニアックになり過ぎない程度にクラフト系の記事アップしてまいりますね(^^
それにしても、秋はやはり良いですね。
釣りもクラフトも集中力が続きます(^^
それでは、お楽しみに~!
フレームの曲げ作業に集中していると、汗がボタボタと・・・・
接着材に汗が垂れて困るので、接着作業は涼しい日を選んで作業したりと
第一集中力が続かなかったです。
この黒柿は塗装すると、さらにダーク系の仕上がりになり、さらにシブイ仕上がりになる予定ですよ!
ネットクラフトの続き、楽しみにしております。
どちらのグリップも良杢なので、結構慎重に作業が続いております。
それにしても、秋は芸術の秋という様に、
集中力が続いて作業がはかどって楽しいですね。
もう数本位は作業出来そうな感じです(^^
また近日中にアップさせていただきますね~!