「ONeEyeland」World’s Top 10 Landscape Photographers 2018 Photo Contest Bronze winner
先日開催しました個展Breath作品の中の一枚がBronzeを受賞致しました😊
世界中の多くの広告写真家が集う審査制サイト「One Eyeland」
審査制サイトとしては、1xと毛色は少々違いますが、同じように難関として有名なサイトですね。
1年ほど前から1xと並行して少しづつ投稿しておりまして、順調に審査を通ったり、通らなかったりを重ねておりました。
そして、いくつかあるコンテストのうちの、Landscapeコンテストに一枚応募しておりました所、
先日開催しました個展Breath作品の中の、山形の樹氷を題材とした「Ice monster」がBronzeを受賞致しました😊
樹氷といえば山形と言えるくらい、日本だけでなく世界でも稀有な存在である樹氷・・・・
もちろん、子供の頃からいたるところで樹氷の写真を目にしてきました・・・
でもですね・・・その見てきた写真って、ほとんどが青空に凡庸に立つ樹氷だったのですよね。
樹氷の撮影を重ねると同じかそれ以上に、樹氷の成形や自然環境について随分と知識を蓄え、
山を歩き、自分なりの仮説や理解を深めながら山を歩き撮影を重ねています。
そこで、見た樹氷たちは、稀有な自然環境が作り上げる、荒々しくもあり美しくもある存在でした。
樹氷は、暴風と湿度という過酷な環境が作り上げているのですが、
特に着目したのは、山形特有の湿度でした。
昨年、全国的に寒かった冬は、山形でも同様で1月中旬で平地-15℃以下という低温でした・・・
しかし、湿った空気をもたらさなかった、その寒さだけでは樹氷を大きく成長はさせなかったのです・・・
もちろん、テレビや新聞を見ても、樹氷順調に育っています報道くらいでしたが、
実の所は、近年の異常気象を大きくうけているのが現状です。もちろん、それくらいでも見ごたえは十分ですけどね😊
山形の大学教授が、50年後には温暖化で樹氷がなくなるかもしれないと発表しておりましたが、
もしかすると、もっと近い将来の出来事かもしれません。
けれど、少しづつ形を変えながらも自然の荒々しさが作り出す、異形であり美しくもあるIce Monsterをこれからも見つめていきたいと・・・そう思うのです。
※近年、写真撮影をふくめ登山などでの事故も多いですので、特に冬山ではお気をつけくださいね。
私自身、それほど無理な行程は行きませんが、国土地理院の地形図の活用、登山用GPSナビ、夏の内に山を歩き地形を知り尽くすなど最低限やっておりますので。
Kazuaki Koseki Photography website
写真館コセキ PhotoStudio KOSEKI
山と森と川の形
「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata,Japan〜
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