昨年に続き開催された
フライフィッシング専門誌フライロッダーズ(地球丸発行)誌上
第2回ハンドクラフトコンテスト(ランディングネットコンテスト)に於いて
僕の応募したランディングネットが
昨年に続き、何と見事に
ランディングネット部門『準グランプリ』を受賞致しました。
頑張った甲斐がありました。
感無量です(^^
今回は、2本同時出品でしたので総合評価という事での受賞だそうです。
本日ロッダーズ見てみましたが、黒柿のネットは裏面がメインに写ってました(^^;
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モデル名
『 life 』
全長 48センチ 内径 30センチ×21センチ
グリップ材 黒柿 裏面ヤマメ画像入り
オリジナルヒートン&リング
カスタムハンドメイド、シルバー950削り出し
フレーム材 シャム柿、トチ縮み、カリン、内張トチ縮み
塗装 ウレタン塗装重ね塗り
コンパウンドでの鏡面仕上げ
ネット色 Reindeer Beige(レインダーベージュ)
自然に垂らした状態で30センチ
『 life 』 作品説明&コンセプト等
このランディングネットを作るきっかけは、以前一般的なカーブネットを作った際にバランスが悪く、先端が重く持ち重り感が出てしまった時に、
雑誌で、古い西洋のフランシンカと言う手投げ斧を見かけたのと、ロッドとリールの重さのバランス等の(カウンターバランス)使い勝手の良さからヒントを得て、
この形状を参考に制作してみようと言う事で、
グリップに軽い逆カーブを持たせ、更にグリップ後端に重みのあるヒートンを使用する事で、
大きめでも、リストのスナップを使って扱える様なネットを目指しました。
そこで、日本で古来から珍重されている、黒柿という素晴らしい素材をグリップに使用して、
素材の美しさを引き出し、生かしながら、曲線の美しさやバランスを考え、全体的な統一感を持たせる事を目標に制作しました。(何となくですが、大空に羽ばたく鳥の翼の様なイメージを意識しています)
裏面に施したヤマメの画像は、私自身の職業を生かしたこだわりのポイントで、統一感が出る様(画像が主張しすぎない様に)に色合いや、画像のバランスもマッチさせて、黒柿の木取りも、それを踏まえて行っています。
あくまで黒柿が主体で、一昔前の学ランの裏地に入っていた刺繍の様な、粋でさりげない感じを出すために裏面に入っています。(右利きの場合)
グリップ後端のヒートンは、カスタムハンドメイドのシルバー950削り出しで、
私がデザインをして、友人のジュエリー作家に依頼しました。
彫り込みのデザインは、表裏面が皆既日食のコロナと鳥の翼をモチーフに
両サイド面には、ヤマメのパーマークがデザインされています。
ランディングネットにマッチする様に、少し使い込んだ様な加工をしてもらっています。
一体型のリング(取り付け金具)は、ヒートンの厚みの差を利用して、本体のネットにぶつからない様になっています。
実際の使用では、一般渓流のヤマメ、イワナ、寒河江川C&R区間のニジマス等をターゲットとしたサイズで、
尺を超えるイワナとの写真撮影で双方の美しさが引き立つ写真が撮れるかなと想像しています。
モデル名
Rose collection First『 火焰 homura 』
全長 42センチ 内径 26.8センチ×20センチ
グリップ材 ココボロ 象牙の象眼(トラウトモチーフ)
フレーム材 ニューハカランダ、黒檀、トチ縮み、内張シャム柿
塗装 ウレタン塗装重ね塗り
コンパウンドでの鏡面仕上げ
ネット色 オレンジブラウン(自家配合)
自然に垂らした状態で29センチ
『 火焰 homura 』 作品説明&コンセプト等
このネットを作るきっかけになったのは『出会い』と『答え』です。
昨年の準グランプリの副賞で頂いた木材の中に、初めて見るココボロという材が入っており、
名前は知っていたのですが、想像以上に美しい色合いに魅了されました。
この材を使って、私なりの答えを出そうとしたのがこの作品です。
実際の制作にあたり、頂いた材ではサイズが足りなかったので、新たにココボロ材を探し
以前使って魅力的だった、同じくローズ系木材のニューハカランダ(ホンジュラスローズウッド)をフレーム材に使用する事で、
Rose collectionというコンセプトの元、
ローズ系材の持つヨーロピアンテイスト溢れる重厚感や色合い、木目を生かすネットを目指しました。
全体的に、濃い色合いの材を使用していますが、淡色のトチを1枚使ってその他の濃い色合いの材を引き立たせる事と、全体的な存在感を引き出しました。
ネット全体のデザインはセミストレートと言った所で持ちやすさ、美しさを考慮してデザインし、あまり目立ちはしませんが、あえて各所で僅かな非対称になっていて、サークル部分も僅かに非対称のデザインになっています。
グリップ部分は握りやすさも考慮して削って、後端は手のひらの当たる部分を薄くしてフィット感をアップさせています。
ですので、その部分の裏表面の厚みが若干違っていたりします。
ココボロ材は、固く重く、油分もあるのか削るのが非常に困難で苦労しました。
実際の使用では、一般渓流を意識したサイズで、
非常に重いネットでは有りますが握りやすさがあるので、フィット感と安定感が有ると思います。
ヤマメ等の写真を撮るときには、非常に素晴らしい雰囲気のある写真が撮れると考えています。
フライフィッシング専門誌フライロッダーズ(地球丸発行)誌上
第2回ハンドクラフトコンテスト(ランディングネットコンテスト)に於いて
僕の応募したランディングネットが
昨年に続き、何と見事に
ランディングネット部門『準グランプリ』を受賞致しました。
頑張った甲斐がありました。
感無量です(^^
今回は、2本同時出品でしたので総合評価という事での受賞だそうです。
本日ロッダーズ見てみましたが、黒柿のネットは裏面がメインに写ってました(^^;
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モデル名
『 life 』
全長 48センチ 内径 30センチ×21センチ
グリップ材 黒柿 裏面ヤマメ画像入り
オリジナルヒートン&リング
カスタムハンドメイド、シルバー950削り出し
フレーム材 シャム柿、トチ縮み、カリン、内張トチ縮み
塗装 ウレタン塗装重ね塗り
コンパウンドでの鏡面仕上げ
ネット色 Reindeer Beige(レインダーベージュ)
自然に垂らした状態で30センチ
『 life 』 作品説明&コンセプト等
このランディングネットを作るきっかけは、以前一般的なカーブネットを作った際にバランスが悪く、先端が重く持ち重り感が出てしまった時に、
雑誌で、古い西洋のフランシンカと言う手投げ斧を見かけたのと、ロッドとリールの重さのバランス等の(カウンターバランス)使い勝手の良さからヒントを得て、
この形状を参考に制作してみようと言う事で、
グリップに軽い逆カーブを持たせ、更にグリップ後端に重みのあるヒートンを使用する事で、
大きめでも、リストのスナップを使って扱える様なネットを目指しました。
そこで、日本で古来から珍重されている、黒柿という素晴らしい素材をグリップに使用して、
素材の美しさを引き出し、生かしながら、曲線の美しさやバランスを考え、全体的な統一感を持たせる事を目標に制作しました。(何となくですが、大空に羽ばたく鳥の翼の様なイメージを意識しています)
裏面に施したヤマメの画像は、私自身の職業を生かしたこだわりのポイントで、統一感が出る様(画像が主張しすぎない様に)に色合いや、画像のバランスもマッチさせて、黒柿の木取りも、それを踏まえて行っています。
あくまで黒柿が主体で、一昔前の学ランの裏地に入っていた刺繍の様な、粋でさりげない感じを出すために裏面に入っています。(右利きの場合)
グリップ後端のヒートンは、カスタムハンドメイドのシルバー950削り出しで、
私がデザインをして、友人のジュエリー作家に依頼しました。
彫り込みのデザインは、表裏面が皆既日食のコロナと鳥の翼をモチーフに
両サイド面には、ヤマメのパーマークがデザインされています。
ランディングネットにマッチする様に、少し使い込んだ様な加工をしてもらっています。
一体型のリング(取り付け金具)は、ヒートンの厚みの差を利用して、本体のネットにぶつからない様になっています。
実際の使用では、一般渓流のヤマメ、イワナ、寒河江川C&R区間のニジマス等をターゲットとしたサイズで、
尺を超えるイワナとの写真撮影で双方の美しさが引き立つ写真が撮れるかなと想像しています。
モデル名
Rose collection First『 火焰 homura 』
全長 42センチ 内径 26.8センチ×20センチ
グリップ材 ココボロ 象牙の象眼(トラウトモチーフ)
フレーム材 ニューハカランダ、黒檀、トチ縮み、内張シャム柿
塗装 ウレタン塗装重ね塗り
コンパウンドでの鏡面仕上げ
ネット色 オレンジブラウン(自家配合)
自然に垂らした状態で29センチ
『 火焰 homura 』 作品説明&コンセプト等
このネットを作るきっかけになったのは『出会い』と『答え』です。
昨年の準グランプリの副賞で頂いた木材の中に、初めて見るココボロという材が入っており、
名前は知っていたのですが、想像以上に美しい色合いに魅了されました。
この材を使って、私なりの答えを出そうとしたのがこの作品です。
実際の制作にあたり、頂いた材ではサイズが足りなかったので、新たにココボロ材を探し
以前使って魅力的だった、同じくローズ系木材のニューハカランダ(ホンジュラスローズウッド)をフレーム材に使用する事で、
Rose collectionというコンセプトの元、
ローズ系材の持つヨーロピアンテイスト溢れる重厚感や色合い、木目を生かすネットを目指しました。
全体的に、濃い色合いの材を使用していますが、淡色のトチを1枚使ってその他の濃い色合いの材を引き立たせる事と、全体的な存在感を引き出しました。
ネット全体のデザインはセミストレートと言った所で持ちやすさ、美しさを考慮してデザインし、あまり目立ちはしませんが、あえて各所で僅かな非対称になっていて、サークル部分も僅かに非対称のデザインになっています。
グリップ部分は握りやすさも考慮して削って、後端は手のひらの当たる部分を薄くしてフィット感をアップさせています。
ですので、その部分の裏表面の厚みが若干違っていたりします。
ココボロ材は、固く重く、油分もあるのか削るのが非常に困難で苦労しました。
実際の使用では、一般渓流を意識したサイズで、
非常に重いネットでは有りますが握りやすさがあるので、フィット感と安定感が有ると思います。
ヤマメ等の写真を撮るときには、非常に素晴らしい雰囲気のある写真が撮れると考えています。
有り難う御座います。
ぜひ来年見て下さいね。
楽しみにしています(^^
それまでに、少し種類が増えていると思うので楽しみにしていて下さい。
有り難う御座います。
今回のコンテストは、前回より大分レベルが上がっていた様で、ギリギリだった様な気がしますね。
これからも、マイペースで作り続けて行こうかなと思ってます。
ありがとうございます。
>ネット自体が物語を語っているよう
随分と嬉しい事をおっしゃってくれますね(^^
写真でも、ランディングネット制作でも物語っている様な何か!
その感動や素晴らしさを伝える事を目標の一つにしているので、凄い嬉しいです!!
でも、鱒は掬ってもらわないと!(笑)
ありがとうございます。
スケスケで木肌が見えるのが、自分でもグッときますね。
因に、ブログタイトル脇のヤマメの画像をしよしてますよ。
3つ位候補に挙がっていたのですが、これに一番グッときました(^^
ありがとうございます。
作った僕自身も杢目にうっとりしております(^^
本日私の手元へ戻って来たので、
lifeは次回の釣行で入魂予定ですよ。これから末永く活躍してもらう予定でたのしみです。
もう一本の方は、塗装ムラがあったりするので、今後の制作の見本かなと。
使うのが勿体ないというのは、確かに少し感じていて、ある意味悩みですね(^^;
有り難う御座います(^^
そう言って頂けると凄く嬉しいです。
下のhomuraは実物より綺麗に写ってしまった感じはありますね。
これからも、頑張っていきます!
準グランプリにふさわしい出来合いです。
来シーズンは是非寒河江川ご一緒しましょう。
その時に実物見せてください。
準グランプリおめでとうございます!
どちらも美しいですね。
存在感ありますねー。何というか、ネット自体が物語を語っているようで、こんなネットがあったら、魚は釣れなくても満足してしまいそうです(笑)。
所有欲を刺激されるような一品だと思いました。
早速フライロッダーズを購入してみますね。
改めて見るとデザインの美しさ、木の美しさ、機能美がが際立ちますね。
「life」のトリックアートのようなヤマメには
脱帽です!カッコよすぎる!
見事な杢目です。
実際に川で使うのですか?
何か勿体無いような…
準グランプリおめでとうございます!
どちらも美しいですね!