けやきの樹の下から

日々のことを綴ります。

REAL CLOTHES①

2022-10-13 10:00:00 | 日記
子供の頃、ピンクのものを身につけるのが苦手だった。




花のピンクはとても好きなのにね



時代は昭和50年代
当時の小学生の女の子たちは色はピンクや赤、フリフリのフリルがついたブラウス、ひらひらのスカート、髪にはリボンなどが定番だったが、


その定番が私はことごとく似合わない(・・;)


その上、お人形遊びより外遊びを何より愛していた私は、
休み時間といえばスカートの裾を抑えながらしおらしくゴム段をする女友達たちには目もくれず、
スカートどころか兄のおさがりのズボンばっか着て、
鉄棒でぐるんぐるん回り、
ジャングルジムをお猿のごとく駆けのぼり、
校庭では地面に陣地を描いて「陣取り」を繰り広げ、
隙あらば泥まんじゅうをこねていた。


こんなだったから、スカートなんて履いてたら惨劇になっていたことだろう。そしていまだにゴム段のルールややり方を知らない(・・;)



そんな小猿のような子供だったからか、よく男の子に間違えられた。


ある時ピンクの服を着ていたら、自宅に来たお客さんに
「ここん家は女の子がほしいあまりにボウズにピンクを着せてるのか」
と言われ、
「あたし女の子だもん!」
とそのお客さんに食ってかかったことがある。


以来、ピンクが苦手になったというわけだ。


花のピンクは(ry


実際に似合わない。本当に似合わない(・・;)
自虐的ではなく、本当にそうなので仕方ない。


なぜそこまで似合わないのか自分でも謎だったが、実際のところ色味の問題もあって
ようは「似合わないピンク」というのは、ベビーピンクやパステルピンクなどブルベースの人にしか合わないピンクのことで、
私はイエローべース(加えて子供の頃は日焼けで真っ黒だった)なので、コーラルピンクだったらまだ違っていたんだけども、


子供のときなんてイエベのイの字もまだ存在してなかったはずで、同じピンクでも似合うピンク似合わないピンクがあるなんて、思いもしなかったというわけだった。


けど先程の自宅に来たお客さんのように、一般的な大人から結構分かりやすく「お前はピンクは似合わない」的なことを言われ、今思うと、自分を飾るということに抵抗を感じたのがこのときだった。


つまり自信がなくなった。


拍車をかけたのは小学校卒業式
この時母親がグレーと赤のチェックのツーピースを買ってくれ、私はそれが気に入ったのだけど、同級生たちは紺とかそのへんの色またはやはりピンクや赤などのワンピースやツーピースを着ており、一人違う色合いのものを着ていた私は明らかに浮いていたし、


とどめとして何人かの同級生の女の子たちが、私の方をチラチラ見ながら「似合わないよね」ととてもわかりやすく陰口をたたいてた。て言うか聞こえとんねんおまいら。


…まあこんな感じで、さらに自信がなくなった。


ちな男の子に間違えられる人生はなんと最近まで続いて、最新は3年くらい前(笑)46歳んとき(笑)
会社の制服を着てたのに通行人のおばあちゃんに兄ちゃんと言われた😂職場の人たちと爆笑した。


一番我ながらアレと思ったのは20代の夏、上がTシャツ1枚だったのにもかかわらずすれ違った中学生くらいの男の子二人連れが私の方を見て「あの人男?女?どっち?」と言われたこと。
当時ガリガリでショートカット…胸とは…まあひんぬー教信者ですから…


話をもとに戻すと(笑)、
「女の子=ピンクや赤」「女の子=スカート」という固定概念に非常に違和感を感じ、どう見ても「可愛い」からは程遠い自分に、
長いこと悩む日々がはじまった。




大きくなるにつれファッション誌を読むようになったけど、雑誌の中の可愛いきれいなモデルさんたちの着る服は雲の上の世界のようだった。
デザインもだけど値段もだ(笑)


当時多分DCブランド全盛期だったのではないかな?懐かしいな(笑)


記載されてる値段は「どこの金持ちが買えるのこんな高いの」てなのばっか。
時代はバブル期だったから尚更だったのかもしれない。


この頃も自分が何を着たいのかさっぱり分からなくて、イトーヨーカドーの地下で売ってた若い子向けのお洋服を首を傾げながら買っていた。明らか迷走していた。


この傾向は結構最近まで続き、選ぶのはプチプラのお店ばっか。


すぐにくたびれたり劣化が早かったり縫製どうなってんのてのがやはり多いが、そしたら処分してまた買い足せばいいやって感じで、
何よりもやはり首を傾げながら買っていたというのが変わらなかった。


職を転々としてきてしまったのも服にお金をかけてこれなかった理由の1つ。
生きていくだけで精一杯な時期が結構長くて…



今の仕事につき、指名をたくさんもらえるようになって、少し生活が楽になってきたのは本当にこの2年くらいのこと。


転機があった。去年の冬だ。
この数年はまともに服を買ってなく、毎年ぺらっぺらのニットばっか着てて寒くて震えてたんだけど、あまりの寒さに降参、プチプラのお店でニットを買った。

そしたらそれが思いの外暖かくてびっくりした。


勢いに任せて&50%オフにつられて合計4枚買った。


そしたら、プチプラだからか、そのうちの2枚にほころびが…
ニットの修繕なんてできないので普通に木綿糸で縫い合わせて(笑)、見た目なんとか大丈夫にしたけど、がっかりしてしまった。買ったばっかなのに、と。



このことがあり、今まで見向きもしなかったというかできなかった、高めのブランドのお店のものに目を向け始めた。



ちょっと長くなったので一旦切ります(^^)

続く。


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