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評価:★★★【3点】
原作を読破した同僚の強い勧めで映画を観ることに。
面白かったらオレも観に行こうという意図があり
ワタシは毒味か(笑)
◇
1995年8月8日。
その日、完成した最新鋭超巨大ヘリ“ビッグB”の
自衛隊への引き渡しの日を迎え、開発者のヘリコプター設計士・湯原は
妻子とともに式典に参加していた。
すると突然、ビッグBが勝手に動き出し、
息子の高彦を乗せたまま福井県にある原子力発電所
“新陽”の真上でホバリングを始めた。
ビッグBは、“天空の蜂”と名乗るテロリストによって
遠隔操作でハイジャックされてしまったのだ。
犯人は政府に対し“日本全土の原発破棄”を要求し、
従わなければ、大量の爆発物を搭載したビッグBを
原子炉に墜落させると宣言する。
残された時間はヘリの燃料がなくなるまでのあと8時間。
湯原は、同じ会社の同期で新陽を設計した三島と協力し、
高彦の救出とビッグBの墜落阻止に全力を挙げるが…。
<allcinema>
◇
確かに原作が面白かったというのは容易に理解できる。
物語も、時間軸がとても重要な要素を持っており
一刻を争う展開に躊躇している暇を与えないのだ。
ただ、ワタシ的にはキャスティングがもう一つ。
軸となる主人公の抱える負の部分が展開上のキーとなり
それを上手く表現しきれてないように感じた。
登場人物が吐くセリフもどこかワザとらしいくらい専門的だし
時間との闘いのシーンで、あんなに的確なこと言えるのがすごい。
そういう意味からすると、刑事役の柄本さんなどは
かなりいい味出していたと思う。
原発の真上でホバーリングする超巨大ヘリを
下から見上げる映像の迫力は邦画ではなかなか見ることはない。
もうそれだけで、今の日本のVFX技術に嬉しくなったものだ。
【今週のツッコミ】
・今度はモールス信号と来ましたか(笑)
父の職業に何かしらの影響を受けるのはどこの家庭も同じだな。
・原発停止という行動の中で意外なルールが存在してたことに
これって実際はどうなのよ!だった。
・国民よりも国家を優先する官僚は結局は他人事なのね。
・瀕死の刑事に手錠かけられ、手が繋がったまま逃走する犯人が
刑事の腕をナイフでザックリ行くと思ったら見事に裏切られた。
なんて心優しき犯人なんだろう(違)
・ビッグBに居る少年を助ける航空自衛官の2名だが
余りの酷似ぶりに思わずクローン人間を思い出す(こら)
--------------------------------------------------------
監督:堤幸彦
脚本:楠野一郎
音楽:リチャード・プリン
出演:江口洋介/本木雅弘/仲間由紀恵/綾野剛/國村隼/柄本明/竹中直人/石橋蓮司/
『天空の蜂』
原作を読破した同僚の強い勧めで映画を観ることに。
面白かったらオレも観に行こうという意図があり
ワタシは毒味か(笑)
◇
1995年8月8日。
その日、完成した最新鋭超巨大ヘリ“ビッグB”の
自衛隊への引き渡しの日を迎え、開発者のヘリコプター設計士・湯原は
妻子とともに式典に参加していた。
すると突然、ビッグBが勝手に動き出し、
息子の高彦を乗せたまま福井県にある原子力発電所
“新陽”の真上でホバリングを始めた。
ビッグBは、“天空の蜂”と名乗るテロリストによって
遠隔操作でハイジャックされてしまったのだ。
犯人は政府に対し“日本全土の原発破棄”を要求し、
従わなければ、大量の爆発物を搭載したビッグBを
原子炉に墜落させると宣言する。
残された時間はヘリの燃料がなくなるまでのあと8時間。
湯原は、同じ会社の同期で新陽を設計した三島と協力し、
高彦の救出とビッグBの墜落阻止に全力を挙げるが…。
<allcinema>
◇
確かに原作が面白かったというのは容易に理解できる。
物語も、時間軸がとても重要な要素を持っており
一刻を争う展開に躊躇している暇を与えないのだ。
ただ、ワタシ的にはキャスティングがもう一つ。
軸となる主人公の抱える負の部分が展開上のキーとなり
それを上手く表現しきれてないように感じた。
登場人物が吐くセリフもどこかワザとらしいくらい専門的だし
時間との闘いのシーンで、あんなに的確なこと言えるのがすごい。
そういう意味からすると、刑事役の柄本さんなどは
かなりいい味出していたと思う。
原発の真上でホバーリングする超巨大ヘリを
下から見上げる映像の迫力は邦画ではなかなか見ることはない。
もうそれだけで、今の日本のVFX技術に嬉しくなったものだ。
【今週のツッコミ】
・今度はモールス信号と来ましたか(笑)
父の職業に何かしらの影響を受けるのはどこの家庭も同じだな。
・原発停止という行動の中で意外なルールが存在してたことに
これって実際はどうなのよ!だった。
・国民よりも国家を優先する官僚は結局は他人事なのね。
・瀕死の刑事に手錠かけられ、手が繋がったまま逃走する犯人が
刑事の腕をナイフでザックリ行くと思ったら見事に裏切られた。
なんて心優しき犯人なんだろう(違)
・ビッグBに居る少年を助ける航空自衛官の2名だが
余りの酷似ぶりに思わずクローン人間を思い出す(こら)
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監督:堤幸彦
脚本:楠野一郎
音楽:リチャード・プリン
出演:江口洋介/本木雅弘/仲間由紀恵/綾野剛/國村隼/柄本明/竹中直人/石橋蓮司/
『天空の蜂』
そうかぁ、itukさんはプロですものね。
素人には、セリフはあまり気にならなかったし
技術的に何が可能で何が不可能なんてことはわからないんですが、20年も前に描かれた「絶対安全」を崩す言葉は重さを感じました。
そして、こむづかしくなく、どんどん進むエピも良かったです。
キャストでは、唯一、仲間由紀恵でなくても。。。って気もしましたが。まあ、堤監督ですから。
しかし、細かいことが気になっちゃって^^;
主要人物らが、いかにも上手にお芝居をこなしましたという感じかな。
柄本さん以外ね^^
ちょっと斜に構えて観ていたのかもしれませんね(笑)
巨大ヘリのメカなどはかなり良い線行ってました。
日本のVFXも進化しているんだということ実感できたので、そこはよかったです(笑)