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T2 トレインスポッティング

2017年04月09日 16時52分44秒 | 映画 英数行
評価:★★★☆【3.5点】



ユアンよりユエン・ブレムナー祭りでよろしいかと。




スコットランド、エディンバラ。
仲間を裏切り、大金を持ち逃げしたマーク・レントンは、
オランダから20年ぶりに帰郷した。
母は既に亡くなっており、実家には年老いた父が一人で暮らしていた。
一方、ジャンキーのスパッドは妻子に愛想を尽かされ、
孤独に押しつぶされようとしていた。
シック・ボーイことサイモンは、パブを経営する裏で、
売春やゆすりに手を染めていた。
そして、もっとも血の気の多い男ベグビーは殺人を犯して服役中。
20年経っても大人になりきれず、
相変わらずな人生を歩んでいた4人だったが…。
<allcinema>



20年前の作品は、たぶんレンタルビデオで観たような記憶がある。
主人公が坊主頭の若者で、どこぞのトイレが超グロく汚れていて
そういった断片的な映像しか記憶に残ってなく後は思い出せない。

続編である本作を観て前作がどんな内容だったか、当時の映像も挿入され
大ざっぱだが少しずつ思い出させてくれるから有り難い(笑)

今思えば、やはり前作ほどのキレのある内容とはいかないが
監督ダニー・ボイルの洒落た映像はまだまだ健在であった。

ガラス面に移る被写体の情報や、斜めに固定されたカメラ。
さらにヒッチコックばりの影の使い方などなかなか巧みである。

物語もヒューマンドラマとして満足できるし
仲間であったスパッド(ユエン・ブレムナー)が最高なので
これだけでも観る価値は十分にあると思ったワタシだった。


【今週のツッコミ】

・ダニー・ボイル監督といえばシュールでブラックネタが多いので有名。
 本作もその状況で、そのセリフを言う?みたいな
 こちらが予想する展開を完全に覆してくれるから楽しい。

・終盤、ベロニカとシック・ボーイとレントンの三人の絡みが
 ふと『冒険者たち』の関係性に似てるような似てないような。
 オフィシャルサイト見てないけど、その辺りなにかあるのかな。
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監督:ダニー・ボイル
脚本:ジョン・ホッジ
音楽:
出演:ユアン・マクレガー/ユエン・ブレムナー/ジョニー・リー・ミラー

『T2 トレインスポッティング』

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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margotさんへ (ituka)
2017-04-21 00:53:50
お~!レンタルでご覧になってたとは同じですね。
当時、かなりイケてる映画として話題になっていたので、それで借りた覚えがあります。
本作は、前作からの熱烈ファンがかなり占めていそうですね。
ワタシの会社でもWOWOWで予習してから観に行った同僚もいます。
あの彼女の立ち位置が結構お気に入りでした。

>ダニー・ボイルは男子をとても魅力的に描く監督だといつも思います。

なるほど~!確かにそうですね。
ワタシ的にダニー・ボイルで一番印象に残っているのは『127時間』なのです(笑)
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こんばんは〜 (margot2005)
2017-04-19 23:42:48
20年前の映画は私もシアターで見ていないんです。やはりレンタル・ビデオでした。
本作は大きなシアターで公開されていて、土曜日に見たので観客かなり入っていて驚きました。
『冒険者たち』ねぇ。なるほど。でもブルガリアへ帰っちゃいましたよね?
ユアンとロバート・カーライルの大ファンなのですが、ユエン・ブレムナーも味ある俳優ですね。
ダニー・ボイルは男子をとても魅力的に描く監督だといつも思います。
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