評価:★★★★【4点】
前情報完全シャットアウト(予告編未見)で行ってきた。
◇
優しい養父母のもと、
オーストラリアで何不自由なく育った青年サルー。
友人や恋人にも恵まれ、幸せな日々を送る彼だったが、
ひとつだけ誰にも言えない悲しい過去があった。
インドの田舎町に生まれたサルーは5歳の時、
不運が重なり兄とはぐれ、たったひとり回送列車に閉じ込められて、
遥か遠くの街コルカタに運ばれてしまう。
そして言葉も通じない大都会で過酷な放浪の末に、
オーストラリア人夫婦に養子として引き取られたのだった。
ある時、サルーの脳裏にこれまで押しとどめていた
少年時代の記憶が強烈によみがえる。
インドの家族への思いが募り、わずかな記憶を頼りに、
Google Earthで故郷の家を見つけ出すと決意するサルーだったが…。
<allcinema>
◇
想像していたのはライオンと呼ばれる青年が何かをしでかす映画?
演じるのが『スラムドッグ$ミリオネア』から有名になった
デヴ・パテルくらいだった。
ということで、まさかこんな映画だったとは(いい意味で)^^
へ~!最後まで迷子の話だったのね。
ワタシは劇中、てっきり迷子の幼い少年が臓器売買などの
餌食になってしまうような凶悪事件モノとばかり。
ま、個人的にはそういうのも好きですが。
今どきの情報化時代だからこそパソコンを駆使して解決させる。
なんだかとても微笑ましいではないか。
こうしてみるとGoogle Earthもまんざらでもないね(笑)
【今週のツッコミ】
・5歳のサルーのサバイバル術はなかなかのモノである。
これはもって生まれた本能としか思えない。
ワタシだったら女性が紹介した男に普通に付いて行ったはず。
あそこで身の危険を感じる感性がタダモノではないのだ。
・ちなみに冒頭で蝶に囲まれるシーンで何かを持っている暗示が。
・しばらく見ないうちにヘアースタイルなど、かなりのイメチェン?!
ニコール・キッドマン大丈夫か?だったが、単にご本人に似せるため。
これは実話だったの忘れてた。
・子供を設けることはできたのに、あえてそれをしなかったご夫婦。
彼女の言葉に心を打たれたのはサルーだけではない。
・ラスト、くるぞくるぞ(感動の再会シーン)で構えていたが
それでも涙腺決壊してしまいました。
・さらにテロップで最愛の兄の最期を知ったときに
状況が想像できるだけに悲しみがさらに倍増した。
・個人的なことをいえば、デヴ・パテル映画に外れなし!
これは通算勝率9割以上のジェイク・ギレンホールと同じなのだ(笑)
----------------------------------------------------
監督:ガース・デイヴィス
脚本:ルーク・デイヴィス
音楽:ダスティン・オハロラン/ハウシュカ
出演:デヴ・パテル/サニー・パワール/ルーニー・マーラ/
『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
前情報完全シャットアウト(予告編未見)で行ってきた。
◇
優しい養父母のもと、
オーストラリアで何不自由なく育った青年サルー。
友人や恋人にも恵まれ、幸せな日々を送る彼だったが、
ひとつだけ誰にも言えない悲しい過去があった。
インドの田舎町に生まれたサルーは5歳の時、
不運が重なり兄とはぐれ、たったひとり回送列車に閉じ込められて、
遥か遠くの街コルカタに運ばれてしまう。
そして言葉も通じない大都会で過酷な放浪の末に、
オーストラリア人夫婦に養子として引き取られたのだった。
ある時、サルーの脳裏にこれまで押しとどめていた
少年時代の記憶が強烈によみがえる。
インドの家族への思いが募り、わずかな記憶を頼りに、
Google Earthで故郷の家を見つけ出すと決意するサルーだったが…。
<allcinema>
◇
想像していたのはライオンと呼ばれる青年が何かをしでかす映画?
演じるのが『スラムドッグ$ミリオネア』から有名になった
デヴ・パテルくらいだった。
ということで、まさかこんな映画だったとは(いい意味で)^^
へ~!最後まで迷子の話だったのね。
ワタシは劇中、てっきり迷子の幼い少年が臓器売買などの
餌食になってしまうような凶悪事件モノとばかり。
ま、個人的にはそういうのも好きですが。
今どきの情報化時代だからこそパソコンを駆使して解決させる。
なんだかとても微笑ましいではないか。
こうしてみるとGoogle Earthもまんざらでもないね(笑)
【今週のツッコミ】
・5歳のサルーのサバイバル術はなかなかのモノである。
これはもって生まれた本能としか思えない。
ワタシだったら女性が紹介した男に普通に付いて行ったはず。
あそこで身の危険を感じる感性がタダモノではないのだ。
・ちなみに冒頭で蝶に囲まれるシーンで何かを持っている暗示が。
・しばらく見ないうちにヘアースタイルなど、かなりのイメチェン?!
ニコール・キッドマン大丈夫か?だったが、単にご本人に似せるため。
これは実話だったの忘れてた。
・子供を設けることはできたのに、あえてそれをしなかったご夫婦。
彼女の言葉に心を打たれたのはサルーだけではない。
・ラスト、くるぞくるぞ(感動の再会シーン)で構えていたが
それでも涙腺決壊してしまいました。
・さらにテロップで最愛の兄の最期を知ったときに
状況が想像できるだけに悲しみがさらに倍増した。
・個人的なことをいえば、デヴ・パテル映画に外れなし!
これは通算勝率9割以上のジェイク・ギレンホールと同じなのだ(笑)
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監督:ガース・デイヴィス
脚本:ルーク・デイヴィス
音楽:ダスティン・オハロラン/ハウシュカ
出演:デヴ・パテル/サニー・パワール/ルーニー・マーラ/
『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
臓器売買はありませんでしたが、怪しい男の餌食になる前に逃げだしたサルーは幼いながらもスゴい!直感力だと感心しました。
グドゥはサルーと別れた後で...気の毒な最期を知って又涙でした。
あとはどんなジャンルなのかとか(笑)
ほとんど前情報は入れない性質なので鑑賞中置いてけぼりくらうことも多々あります^^;
サルーの直感力は、絶対に何か持ってますよね(笑)
普通、映画のシナリオならグドゥのせつない最期は却下でしょうけど
実話ですもんね、仕方ないです(泣)
私だったら、ただただ泣き叫ぶだけでしたわ。
EDの実際の再会シーンの映像はうるうるだったんだけど、、、
寄付はユニセフに・・・とかを観て覚めちゃいました(汗
ワタシだったらジュースくれただけで、何のためらいもなく
最後まであの大人にくっついていたことでしょう(笑)
えふさんが泣いてたら皆さん放っておかないと思いますよ。
>寄付はユニセフに・・・とかを観て覚めちゃいました(汗
そこ気づかなかったわ(爆)
本物の育ての親が気になって、感動のラストと言うわけにいかなかったです。
実話の映画化なので、双方問題はないでしょうし、
最後はいい終り方でしたが、
途中、何度かイラッと来ました。
いくらなんでも、ここは話会うべきだと。
急に引きこもって話もしない息子になられたら
心配で死にそうになります、普通の親なら。
実話の分、腹が立ちました。
でも、5歳の迷子の少年には、泣かされました。
知らないうちに涙があふれてました。
ですね!急に引き籠ってしまったら
親として当然心配しますし普通ならなんとかしようとしますからね。
映画ではそこのところなぜか描いてなかったです。
5歳のサルーの心細さは自分のことのように感じ不安でいっぱいでした。
でも彼は彼なりに必死になって前を向いていたことが素晴らしかったです。
幼いころのサルーは胸が熱くなるかわいらしさでしたが、大人になってからのサルーも愁いを帯びたイケメンで、顔がいいということは素晴らしいことだと思いました(いや、すみません…)。
でも本当に素晴らしいのは、スー夫妻の心根なのでしょうね。あ、財力も…。
そこからイッキに大人になってしまって、そうそう!かなりのイケメンでした。
『ミリオネア』のときとぜんぜん違いますよね(笑)
顔じゃないよ!心だよ。と言いつつ見た目がいいことに越したことはないですもんね(爆)
スー夫婦は、まさにお手本のようなご夫婦でしたね。
二人目の養子に対する子育て論は、なかなか真似できないわ^^;