評価:★★★★【4点】
6歳の少女を演じた韓国天才子役カル・ソウォンがすごい!
今や日本の子役を含め世界の子役が相当な勢いでレベルアップしている。
な~んてこと、偉そうに言ってるワタシですが
ここのところ日テレ系で物議を醸し出している例のドラマにも
子役が大活躍しているようで、まだいちども見てないので
来週辺りチョイとチェックしてみようと思っています^^
◇
知的年齢が6歳のヨングは、
しっかり者の6歳の少女イェスンの父親。
2人は貧しくも、幸せな日々を送っていた。
そんなある日、ヨングは不幸なトラブルに巻き込まれ、
少女殺害の濡れ衣で逮捕、収監されてしまう。
そして7番房に入れられた彼を待っていたのは
先輩囚人たちの手荒い洗礼。
ところがある日、ヨングはふとしたことから房長ヤンホの命の恩人に。
そこで7番房の囚人たちは
イェスンと会いたいというヨングの願いを叶えようと、
彼女を7番房に潜入させるための一大作戦を決行する。
こうして塀の中で感動の再会を果たしたヨングとイェスンだったが…。
<allcinema>
◇
作品的にはほとんどファンタジーの世界ですね。
見た目は明らかに父子、しかし精神年齢がほぼ同じ。
そしてそんな父に不幸な事件が降りかかる。
これも、心優しきヨングであったからこそ起きた事件。
いや今回に限らず、いずれは誤解を招き起こりうる事件であった。
この父子ふたりの家族はいったいどのように生活していたのか
普通ならいろんな障害が待ち受けていてもいいのに
映画はそういうところを敢えて見せない手法をとっている。
二人の絆の深さが本作のキモとなり
観る者は純粋に生きるふたりを応援したくなる。
少女誘拐レイプの容疑者として判決を待つヨング。
物語は今や王道であり先読み可能な範囲であるが
やはり、頑なに父の帰りを待つ娘と
囚人たちとの小さなコミュニティがなんとも心地よく
大人になった娘が最後に父の無実を晴らす展開は涙腺を刺激する。
韓国製のこういうヒューマンコメディは苦手なジャンル。
でも、この映画に限って子役であるカル・ソウォンと
成人した娘を演じたパク・シネによるところが大きいね^^
【今週のツッコミ】
・韓国映画を観てときどき思うのは日本人俳優に似ている人がいる。
本作をもしも日本キャストで作ったなら囚人のひとりに渡辺謙と
房長ヤンホ役に地井武男、そして知的障害の父にコロッケを!
・セーラームーンが韓国で大ヒットしていたらしい。
今回の事件もキャラ付きランドセルが原因だったからね^^;
・本作、当初はスルーする予定だったのに6歳の少女イェスンが
成人するまでを描いた回想録と知り、ここで俄然観る気になった(笑)
・ついでに言えば、成人したときの女優さんがチョイと気になり
そこは期待通り!(笑)
正統派の美形女優さんでよかったです^^
---------------------------------------------------
監督:イ・ファンギョン
脚本:イ・ファンギョンキム・ファンソンキム・ヨンソク
撮影:カン・スンギ
音楽:イ・ドンジュン
出演:リュ・スンリョン/パク・シネ/カル・ソウォン/
『7番房の奇跡』
6歳の少女を演じた韓国天才子役カル・ソウォンがすごい!
今や日本の子役を含め世界の子役が相当な勢いでレベルアップしている。
な~んてこと、偉そうに言ってるワタシですが
ここのところ日テレ系で物議を醸し出している例のドラマにも
子役が大活躍しているようで、まだいちども見てないので
来週辺りチョイとチェックしてみようと思っています^^
◇
知的年齢が6歳のヨングは、
しっかり者の6歳の少女イェスンの父親。
2人は貧しくも、幸せな日々を送っていた。
そんなある日、ヨングは不幸なトラブルに巻き込まれ、
少女殺害の濡れ衣で逮捕、収監されてしまう。
そして7番房に入れられた彼を待っていたのは
先輩囚人たちの手荒い洗礼。
ところがある日、ヨングはふとしたことから房長ヤンホの命の恩人に。
そこで7番房の囚人たちは
イェスンと会いたいというヨングの願いを叶えようと、
彼女を7番房に潜入させるための一大作戦を決行する。
こうして塀の中で感動の再会を果たしたヨングとイェスンだったが…。
<allcinema>
◇
作品的にはほとんどファンタジーの世界ですね。
見た目は明らかに父子、しかし精神年齢がほぼ同じ。
そしてそんな父に不幸な事件が降りかかる。
これも、心優しきヨングであったからこそ起きた事件。
いや今回に限らず、いずれは誤解を招き起こりうる事件であった。
この父子ふたりの家族はいったいどのように生活していたのか
普通ならいろんな障害が待ち受けていてもいいのに
映画はそういうところを敢えて見せない手法をとっている。
二人の絆の深さが本作のキモとなり
観る者は純粋に生きるふたりを応援したくなる。
少女誘拐レイプの容疑者として判決を待つヨング。
物語は今や王道であり先読み可能な範囲であるが
やはり、頑なに父の帰りを待つ娘と
囚人たちとの小さなコミュニティがなんとも心地よく
大人になった娘が最後に父の無実を晴らす展開は涙腺を刺激する。
韓国製のこういうヒューマンコメディは苦手なジャンル。
でも、この映画に限って子役であるカル・ソウォンと
成人した娘を演じたパク・シネによるところが大きいね^^
【今週のツッコミ】
・韓国映画を観てときどき思うのは日本人俳優に似ている人がいる。
本作をもしも日本キャストで作ったなら囚人のひとりに渡辺謙と
房長ヤンホ役に地井武男、そして知的障害の父にコロッケを!
・セーラームーンが韓国で大ヒットしていたらしい。
今回の事件もキャラ付きランドセルが原因だったからね^^;
・本作、当初はスルーする予定だったのに6歳の少女イェスンが
成人するまでを描いた回想録と知り、ここで俄然観る気になった(笑)
・ついでに言えば、成人したときの女優さんがチョイと気になり
そこは期待通り!(笑)
正統派の美形女優さんでよかったです^^
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監督:イ・ファンギョン
脚本:イ・ファンギョンキム・ファンソンキム・ヨンソク
撮影:カン・スンギ
音楽:イ・ドンジュン
出演:リュ・スンリョン/パク・シネ/カル・ソウォン/
『7番房の奇跡』
山田監督らしい人情物といえようか。
ただ、どうもあの世代は左翼的自虐史観の持ち主が多いようで、そこは気に入らない。
まぁ、「永遠の0」を戦争翼賛映画と攻撃した馬鹿なパッチギ監督もいるからねぇ。
お~、「小さいおうち」ご覧になったのですね。
今週の洋画はイマイチな作品のせいか少し迷いましたが、結局やめました^^;
「東京物語」民放でやってましたね。
これも普通にスルーしちゃいました^^;
>どうもあの世代は左翼的自虐史観の持ち主が多いようで
ほう、そうなんですか。割と保守派で固まった世代なんでしょうかね~^^;
バッチギ監督って他人の作品にやたら口出ししますよね(笑)
人の映画にケチ付けてないと自分の存在感がなくなってしまうからでしょうか^^;
ワタシは彼のコメントはあまり好きではありません(笑)
>知的年齢が6歳のヨングは、
>しっかり者の6歳の少女イェスンの父親。
矛盾なのか私が理解できないのか・・・?
ということで、皆さんの感想を読んで終わりになると思います。itukaさんは高評価みたいですね。
ども~!お久~(笑)
>矛盾なのか私が理解できないのか・・・?
ワタシもこれを読んだとき、本当の父親なの?でしたが
そこは敢えて深く考えないことにしました^^
いろいろ突っ込みどころ満載映画でしたが、しっかり者の少女を前面に出す方法としては
若干大げさな設定ですが、ただのダメ親父だと、なぜダメ親父なのかというところから描かないといけません。
本作はそういうところを端折りやすくするため知的障害としたのだと思います^^
母親の存在がまったくないのも違和感ありますが、ファンタジー映画なので、まぁいっか!って感じ(笑)