評価:★★★★☆【4.5点】
3D効果で久しぶりに胃が浮いてしまった(爆)
◇
少年時代に綱渡りに魅せられ、
以来、独学でその技術を磨いてきた青年、フィリップ・プティ。
彼にとって綱渡りとはアートであり、自己表現の方法だった。
そんな自らの欲求を満たしてくれる舞台を求めていた彼は、
エッフェル塔を抜いて世界一の高さになるという
ニューヨークのツインタワー建設の記事を目にする。
その瞬間、この地上110階、高さ411mのワールドトレードセンターで
綱渡りをしたいとの欲望に取り憑かれたプティ。
さっそく大道芸人仲間のアニーをはじめ、
この壮大な夢を共有してくれる仲間を集め、
入念な準備に取りかかるプティだったが…。
<allcinema>
◇
ワールド・トレード・センターに魅せられてからの
フィリップの行動の速さは頭の回転の速さと比例する^^
冒頭からの自分の功績を自画自賛するナレーションも
テンポよく、その軽妙なタッチがジョセフ本人そのものでグッド。
目的が明快でシンプル。これがいい(笑)
そこに突き進むまでの準備など、スパイ映画さながらの
緊張感がずっと持続するから見入ってしまうわけだ。
当然のことながら、地上の観衆のせいで綱渡り中に
警察が屋上に押し寄せてくるんだけど、本人まるで焦らない(笑)
そのお陰で何度も往復する形になったことが判明し
決してサービスで行った行為でないことが分かった(笑)
でも、半分は歩きたかったからあの状況で微笑んでいたんだろうね。
ラストの拍手と警察官の言葉でイッキにホロリと来ましたよ^^
それとワールド・トレード・センターが無くなったことが
本当に残念でならない。
【今週のツッコミ】
・それにしても命綱なしでよくやろうと思ったものだ。
フランス人ってこういう体を張った危険行為が多いかも。
・そういえば、パルクールの発祥国もフランスだったし(笑)
こうなったら数あるエクストリーム・スポーツも調べたい(笑)
・ワイヤーが落下するシーンが本作で最も緊張した。
『白鯨との闘い』でロープが残り少なくなった時と同じ感覚。
フィリップの冷静で機敏な行動にスーパー・エージェントを見た。
・あの時、屋上に登って来た謎の男は謎のままだった(笑)
・前夜のフィリップの前で“滑る”とか“落ちる”は禁句だったの?
なんだか受験生みたい(笑)
・師匠のベン・キングスレーが父親のように見えたのは
フィリップが支払ってきた勉強代金をずっととっておき
偉業をする彼に餞別として全額渡すときの親目線に^^
・ロープ上で寝る行為に、もはや彼は人間ではないと思った。
その時、近づいてきたのは「かもめのジョナサン」なのか^^
--------------------------------------------------------
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス/クリストファー・ブラウン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ベン・キングズレー/シャルロット・ルボン/
ジェームズ・バッジ・デール
『ザ・ウォーク』
3D効果で久しぶりに胃が浮いてしまった(爆)
◇
少年時代に綱渡りに魅せられ、
以来、独学でその技術を磨いてきた青年、フィリップ・プティ。
彼にとって綱渡りとはアートであり、自己表現の方法だった。
そんな自らの欲求を満たしてくれる舞台を求めていた彼は、
エッフェル塔を抜いて世界一の高さになるという
ニューヨークのツインタワー建設の記事を目にする。
その瞬間、この地上110階、高さ411mのワールドトレードセンターで
綱渡りをしたいとの欲望に取り憑かれたプティ。
さっそく大道芸人仲間のアニーをはじめ、
この壮大な夢を共有してくれる仲間を集め、
入念な準備に取りかかるプティだったが…。
<allcinema>
◇
ワールド・トレード・センターに魅せられてからの
フィリップの行動の速さは頭の回転の速さと比例する^^
冒頭からの自分の功績を自画自賛するナレーションも
テンポよく、その軽妙なタッチがジョセフ本人そのものでグッド。
目的が明快でシンプル。これがいい(笑)
そこに突き進むまでの準備など、スパイ映画さながらの
緊張感がずっと持続するから見入ってしまうわけだ。
当然のことながら、地上の観衆のせいで綱渡り中に
警察が屋上に押し寄せてくるんだけど、本人まるで焦らない(笑)
そのお陰で何度も往復する形になったことが判明し
決してサービスで行った行為でないことが分かった(笑)
でも、半分は歩きたかったからあの状況で微笑んでいたんだろうね。
ラストの拍手と警察官の言葉でイッキにホロリと来ましたよ^^
それとワールド・トレード・センターが無くなったことが
本当に残念でならない。
【今週のツッコミ】
・それにしても命綱なしでよくやろうと思ったものだ。
フランス人ってこういう体を張った危険行為が多いかも。
・そういえば、パルクールの発祥国もフランスだったし(笑)
こうなったら数あるエクストリーム・スポーツも調べたい(笑)
・ワイヤーが落下するシーンが本作で最も緊張した。
『白鯨との闘い』でロープが残り少なくなった時と同じ感覚。
フィリップの冷静で機敏な行動にスーパー・エージェントを見た。
・あの時、屋上に登って来た謎の男は謎のままだった(笑)
・前夜のフィリップの前で“滑る”とか“落ちる”は禁句だったの?
なんだか受験生みたい(笑)
・師匠のベン・キングスレーが父親のように見えたのは
フィリップが支払ってきた勉強代金をずっととっておき
偉業をする彼に餞別として全額渡すときの親目線に^^
・ロープ上で寝る行為に、もはや彼は人間ではないと思った。
その時、近づいてきたのは「かもめのジョナサン」なのか^^
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監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ロバート・ゼメキス/クリストファー・ブラウン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ベン・キングズレー/シャルロット・ルボン/
ジェームズ・バッジ・デール
『ザ・ウォーク』
と思うとヒヤヒヤもんでしたよ(苦笑
それに何往復もしたのには、
いい加減にしてくれ!と怒りました(爆
ワイヤーが徐々に悲鳴を上げていくところ怖かったです。
何回も方向転換して、最後は落ちるまで辞めない勢いでしたね(笑)
もう、ハラハラしまくって気づいたら息止めてましたよ(爆)
在りし日のワールド・トレード・センター、70年代への郷愁も感じる作品でした。
ただ、残念なことに、はらはらドキドキがなかったです。
お元気そうなご本人のインタヴューを、映画を観る前にTVで見ちゃったせいでしょうか?
でも、あんなに何往復もされたら、恋人はたまったもんjぃやないって、思いました。
ワールド・トレード・センターは彼のお陰で
NY市民に受け入れられたという逸話は映画観るまで知らなかったです^^;
彼のドキュメンタリーがサンダンス映画祭で絶賛だったらしいですね。
日本のお役人と違い、向こうは心が広いしユーモアがありますよね。
生涯パスポートだなんて粋ですね~(笑)
そう思うと、無くなったことがホント残念です。
ジョセフくんのフランス訛りなどの役作りは本当にお見事だと思いますけど。
>何度も往復
実際は45分間8往復したらしいですよ。
ホントいい加減にしろー!ですよね(笑)
あの冒頭のおしゃべりがダメでしたか(爆)
ワタシ、こういう語り口の良さにこの映画の雰囲気を
いい方に想像することが出来たんです(笑)
amiさんのヒヤリングはホントに大したものです。
>実際は45分間8往復したらしい
え!そんなに!!!
ってことは映画では3往復くらいだったので
時間的制約でカットしたんですね(笑)
もしや、あの鳥もなんだか脚色っぽい感じになってきますね(笑)