ロラックスおじさんの秘密の種

評価：★★★【３点】


ロラックスおじさんは変なおじさんにしか見えない。


自然の木を大切にしましょう＾＾；

基は絵本ということで、単純で分かりやすい内容は
お子様映画という枠で作られたことでヨロシイのでしょうか。

◇

少年テッドの暮らす街は建物ばかりか花や木といった
植物までもがすべて人工物で作られていた。
しかし人々は、強欲な実業家オヘアから
新鮮な空気を買うことで、何不自由ない生活を送り、
何ら不満や疑問も感じていなかった。

そんな中、テッドが心を寄せる女の子オードリーは、
本物の木を見てみたいと願っていた。
彼女の夢を叶えてあげようと決意したテッドは、
かつてこの街に緑が生い茂っていた時代を知る謎の老人
ワンスラーのもとを訪ねる。
本物の木を探しているというテッドに興味を持ったワンスラーは、
街から木がなくなってしまった経緯を語って聞かせることに。
それは若きワンスラーと森の木の代弁者ロラックスおじさんの
悲しくも不思議な物語だった。
＜allcinema＞

◇

吹替え版で観ましたが、ロラックスおじさんの声を担当したのが
あの、志村けんさん。
これって『ファインディング・ニモ』の木梨ノリタケ氏くらい
違和感があった（苦笑）
作品にどう歩み寄っても志村けんそのまんまですもの（笑）

逆にトータス松本氏は上手かった！
まあ、普段の声をあまり知らないってのもあるけど。。。

本作で何を楽しむのかといえば
ずばり！最新CGアニメを堪能できればいいわけで
内容自体にどうのこうのというモノではないと思います。

自然環境をたいせつにしよう！ですか。

今後生きて行くなかで、常に心の中に
環境保護という意識だけは持っておきたいです。

ってことで、特に訴えてくる内容ではありませんが
対象年齢が５～６歳なら、こんなもんでヨロシイかと。

劇場のあちこちから子供の笑い声が絶えなかった（笑）
概ね、ここはウケるシーンだな！と
思ったところで笑い声が巻き起こるという
ある意味、園児クラスの笑いツボをしっかり把握できた本作でした。



【今週のツッコミ】
・『怪盗グルーの月泥棒』のスタッフが作ったというだけに
　それぞれのキャラクター造形はデフォルメ度が高かった。

・1ヵ月フリーパス期間ということで、追加料金のない2Dをチョイス。
　そこかしこに3D効果を体験できそうな場面が多かった。
　なかでも、ベッドで川下りのところはそんな感じだったね。

・“もし、しなければ”ふた通りの意味があるってことで
　これを最後のオチに使うことで、年齢対象がプチ上昇？（苦笑）

・今や、CGアニメの技術はスゴイのひと言！
　生態系キャラ以外は、実写に極めて近いと思う。
　ということでCGの欠点を見つける方が難しい時代になったのね＾＾
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監督：クリス・ルノー
脚本：ケン・ダウリオ/シンコ・ポール
撮影：―
音楽：ジョン・パウエル


声の出演：ダニー・デヴィート/エド・ヘルムズ/ザック・エフロン/
　　　　　　テイラー・スウィフト/ロブ・リグル


『ロラックスおじさんの秘密の種』