評価★★★☆【3.5点】(P)
深夜の嵐で操縦不能となった旅客機の救助だけでもいいけどね。
◆
ブロディ・トランスが機長を務めるブレイザー119便は、
悪天候の中を飛行中に落雷を受けてコントロールを失い、
フィリピンのホロ島に辛うじて不時着する。
しかしその島は、凶悪な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。
ゲリラの脅威が迫る中、乗客全員の命を守るため、
移送中の犯罪者ガスパールと協力して
脱出することを決意するトランスだったが…。
<allcinema>
◆
民間航空機で凶悪犯を護送することに懸念を示す機長だったが
他の乗客と隔離させることを条件に仕方なく受け入れる。
離陸してまもなく嵐に逢い電源地絡により、ある島に不時着する。
いや~、操縦不能から不時着までがかなりスリリングで、
数々のヒーローを演じてきたジェラルド作品だけに期待は裏切らない。
そして、なんとかギリギリの選択で不時着し安堵したのもつかの間
その島は反政府ゲリラが支配する無法地帯という新たな展開だ。
せっかく全員の命を助けたのに、一難去ってまた一難って気の毒すぎ。
ここで頼りになるのが乗客のなかに居る一人の凶悪犯という
無法地帯にもっとも馴染むであろう悪には悪という発想。
護送中の凶悪犯と手を取りともにこの状況を打破しようとする。
一連の指示を出す機長だが護送する刑事もいるんでしょ?なんだけども
その刑事さんは乱気流で上下する客室で自分の携帯落として拾いに行き
激しく頭を打ち付けご臨終という間抜けな展開がありました。
なので凶悪犯(元軍人)と手を結ぶしかない。乗客は一般人ばかりだし。
で、二人は救助要請のため島の建屋に無線か電話を探しに行く。
途中、遭遇したゲリラたちを相手に肉弾戦も機長は負けてません。
もちろん彼は普通のパイロット、でもなぜか腕っぷしが強いのはご愛敬。
結論から言って、
遭難した119便から信号をもらった航空親会社が傭兵軍団を雇い
反政府ゲリラらと銃撃戦となり、スキをついて修理した飛行機で
脱出するくだりは、緊張感こそあるけど、もうB級アクションそのもの。
凶悪犯の人間性だったり、機長と一人娘の交流など織り交ぜてはいるが
深堀りできてないからドラマが薄いのがちょっと残念。
ズバリ!無法地帯をジャングルにして生き残りサバイバルにした方が
ワタシはそちらの方が好みかもしれない。
っていうか、それだと『ロスト』と同じじゃん!みたいな。
◆
【今週のツッコミ】
・冒頭、自分のフライト便に遅刻しそうになった機長はなにしてた。
・人質に取られた乗員乗客の救出でゲリラ側に用意した50万ドル
しかし、現地でまさかの銃撃戦してるし傭兵たちの作戦も意味なし。
・普通ならあそこで現金持ち去ったらダメでしょうに。
地対空ミサイル発射阻止一回だけでチャラにはなりません。
Netflixの「鉄道人」のコソ泥を見習ってください。
・あらすじから★3つを予想してたら意外と面白い展開。
・「ミキティー!」の庄司くんの真剣な演技がいいね!どこの俳優さん?
・機長に「ジョークは一流、腕は二流」と皮肉った男は最初に死ぬタイプ。
・傭兵のスナイパーが使用するライフルの威力が半端ない。
ピックアップの陰から銃撃してくるゲリラを車ごと撃ち抜く。
-----------------------------------------------------------------------------------
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
脚本:チャールズ・カミング、J・P・デイヴィス
音楽:マーカス・トランプ、マルコ・ベルトラミ
出演:ジェラルド・バトラー、マイク・コルター、アン・ヨーソン
『ロスト・フライト』
深夜の嵐で操縦不能となった旅客機の救助だけでもいいけどね。
◆
ブロディ・トランスが機長を務めるブレイザー119便は、
悪天候の中を飛行中に落雷を受けてコントロールを失い、
フィリピンのホロ島に辛うじて不時着する。
しかしその島は、凶悪な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。
ゲリラの脅威が迫る中、乗客全員の命を守るため、
移送中の犯罪者ガスパールと協力して
脱出することを決意するトランスだったが…。
<allcinema>
◆
民間航空機で凶悪犯を護送することに懸念を示す機長だったが
他の乗客と隔離させることを条件に仕方なく受け入れる。
離陸してまもなく嵐に逢い電源地絡により、ある島に不時着する。
いや~、操縦不能から不時着までがかなりスリリングで、
数々のヒーローを演じてきたジェラルド作品だけに期待は裏切らない。
そして、なんとかギリギリの選択で不時着し安堵したのもつかの間
その島は反政府ゲリラが支配する無法地帯という新たな展開だ。
せっかく全員の命を助けたのに、一難去ってまた一難って気の毒すぎ。
ここで頼りになるのが乗客のなかに居る一人の凶悪犯という
無法地帯にもっとも馴染むであろう悪には悪という発想。
護送中の凶悪犯と手を取りともにこの状況を打破しようとする。
一連の指示を出す機長だが護送する刑事もいるんでしょ?なんだけども
その刑事さんは乱気流で上下する客室で自分の携帯落として拾いに行き
激しく頭を打ち付けご臨終という間抜けな展開がありました。
なので凶悪犯(元軍人)と手を結ぶしかない。乗客は一般人ばかりだし。
で、二人は救助要請のため島の建屋に無線か電話を探しに行く。
途中、遭遇したゲリラたちを相手に肉弾戦も機長は負けてません。
もちろん彼は普通のパイロット、でもなぜか腕っぷしが強いのはご愛敬。
結論から言って、
遭難した119便から信号をもらった航空親会社が傭兵軍団を雇い
反政府ゲリラらと銃撃戦となり、スキをついて修理した飛行機で
脱出するくだりは、緊張感こそあるけど、もうB級アクションそのもの。
凶悪犯の人間性だったり、機長と一人娘の交流など織り交ぜてはいるが
深堀りできてないからドラマが薄いのがちょっと残念。
ズバリ!無法地帯をジャングルにして生き残りサバイバルにした方が
ワタシはそちらの方が好みかもしれない。
っていうか、それだと『ロスト』と同じじゃん!みたいな。
◆
【今週のツッコミ】
・冒頭、自分のフライト便に遅刻しそうになった機長はなにしてた。
・人質に取られた乗員乗客の救出でゲリラ側に用意した50万ドル
しかし、現地でまさかの銃撃戦してるし傭兵たちの作戦も意味なし。
・普通ならあそこで現金持ち去ったらダメでしょうに。
地対空ミサイル発射阻止一回だけでチャラにはなりません。
Netflixの「鉄道人」のコソ泥を見習ってください。
・あらすじから★3つを予想してたら意外と面白い展開。
・「ミキティー!」の庄司くんの真剣な演技がいいね!どこの俳優さん?
・機長に「ジョークは一流、腕は二流」と皮肉った男は最初に死ぬタイプ。
・傭兵のスナイパーが使用するライフルの威力が半端ない。
ピックアップの陰から銃撃してくるゲリラを車ごと撃ち抜く。
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監督:ジャン=フランソワ・リシェ
脚本:チャールズ・カミング、J・P・デイヴィス
音楽:マーカス・トランプ、マルコ・ベルトラミ
出演:ジェラルド・バトラー、マイク・コルター、アン・ヨーソン
『ロスト・フライト』
予想以上に面白かったです。
機内で客を殴った過去を持つ機長が笑えましたね。
半端ない銃撃戦にジェリー頑張ってました。
ちょっと年齢を感じるようになりましたが、
やはり彼はクールです。
現金持ち逃げの逃亡者には呆れた。
>無法地帯をジャングルにして生き残りサバイバル...
も面白かったでしょうね。
予想以上というのワタシも同じでした。
この機長はなにかと熱くなるタイプなのかお客でも人に迷惑かける奴には容赦なかった(笑)
あの映像でその後の展開にも頼れる男となりましたもんね。
こういったハイブリッドな展開にするなら4話くらいのドラマにしてほしいです。
あの泥棒くんは最後に呆れたくんに成り下がったのが残念でした。