評価★★★★☆【4.5点】
世界規模の大停電からファンタジーが始まった。
◆
売れないミュージシャンのジャックが夢を諦めたその日、
世界規模で12秒間の大停電が起きる。
その瞬間、交通事故に遭い、
意識を失って病院に担ぎ込まれたジャック。
彼が目覚めると、そこはなぜか歴史上から
ビートルズの存在が完全に消えた世界になっていた。
ジャックが仲間たちに弾き語りで
ビートルズの『イエスタデイ』を披露すると、
幼なじみで友人のエリーは初めて聴く美しいメロディに驚き、
大感動してしまう。
やがてジャックが歌うビートルズの名曲の数々は、
彼の持ち歌として世間の注目を集め、
瞬く間にスターへの階段を駆け上っていくジャックだったが…。
<allcinema>
◆
もしも、こんなことが起こったらどうなってしまうのか。
そういった誰もがいちどは心に思う願望を映画として
ここに再現してくれたダニー・ボイルに拍手したい。
ちなみに、ワタシは特にビートルズファンでもないが
彼らが世に贈った数々の名曲は概ね知っている。
ある日、太陽フレアの影響で世界大停電が発生し
そこから自分の周りに、あるはずのものがないという世界に。
序盤からの展開はなさそうでいて、あり得るのかもと
ベースはファンタジーなので、そこは脳内処理で何とでもなる。
売れないシンガーという部分をしっかり描いているので
名曲の存在しないまさかの展開に、これってラッキー!と
思ってしまったのは主人公と観客も同じだったと思う。
こういう展開で気になるのが、最終的にバラすかバラさないか。
ビートルズという実在バンドだけに誠実な方向で決着させたことは
結局そうなるよね~だったが、カミングアウト以降の
主人公に降りかかる不幸さ加減がもうひとつ描き切れず
スルーされてしまったことが惜しい。
そこをしっかり見せていれば最後にもっと盛り上がったはず。
◆
【今週のツッコミ】
・J・キャメロンのように完璧なストーリーまで編集し直すという
世界の巨匠ならではのこだわりがほしかった。勿体ない。
・ちなみに『アバター最終章』は2027年公開だそうで(遅)
・主人公以外に二人ほどビートルズの存在を知っている人間が
大成功の彼に待ったをかけるのかとヒヤヒヤだった。
・ワタシも彼ら二人と同じ助言をしていたことだろう。
これが同じ売れないシンガーだったらそうはいかなかった。
・バラさないから半分(マネーを)よこせと脅迫され
殺人事件にでもなったら別映画として観たい気もする。
・ロサンゼルスの大物女性マネージャーの怪演に注目!
美人とブチャの境目だがスタイル抜群ケイト・マッキノン。
・本人役のジェームズ・コーデンは知ってるけど
エド・シーランはまったく知らないので予習が必要。
(眼鏡をかけたポール・ダノって言ったらダメかな)
↑ダメです。それだと『プリズナーズ』のアレックス。
・ジョン・レノンのそっくりさんの身長が低すぎのような。。。
っていうか最後の言葉がすべって痛々しい^^;
・ロバート・カーライルは何処に出てたんだ。
・ヒロインの友人役のひとりソフィア・ディ・マルティーノ。
このひとを知ることができたのが大きな収穫だった。
・ハリー・ポッターとコカ・コーラも含めシリーズ化を願う。
・ハリー・ポッターはともかく現存してたコカ・コーラの
社員は大停電からどうなったのか気になって仕方ない。
--------------------------------------------------------------------
監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:ヒメーシュ・パテル/リリー・ジェームズ/ケイト・マッキノン
『イエスタディ』
世界規模の大停電からファンタジーが始まった。
◆
売れないミュージシャンのジャックが夢を諦めたその日、
世界規模で12秒間の大停電が起きる。
その瞬間、交通事故に遭い、
意識を失って病院に担ぎ込まれたジャック。
彼が目覚めると、そこはなぜか歴史上から
ビートルズの存在が完全に消えた世界になっていた。
ジャックが仲間たちに弾き語りで
ビートルズの『イエスタデイ』を披露すると、
幼なじみで友人のエリーは初めて聴く美しいメロディに驚き、
大感動してしまう。
やがてジャックが歌うビートルズの名曲の数々は、
彼の持ち歌として世間の注目を集め、
瞬く間にスターへの階段を駆け上っていくジャックだったが…。
<allcinema>
◆
もしも、こんなことが起こったらどうなってしまうのか。
そういった誰もがいちどは心に思う願望を映画として
ここに再現してくれたダニー・ボイルに拍手したい。
ちなみに、ワタシは特にビートルズファンでもないが
彼らが世に贈った数々の名曲は概ね知っている。
ある日、太陽フレアの影響で世界大停電が発生し
そこから自分の周りに、あるはずのものがないという世界に。
序盤からの展開はなさそうでいて、あり得るのかもと
ベースはファンタジーなので、そこは脳内処理で何とでもなる。
売れないシンガーという部分をしっかり描いているので
名曲の存在しないまさかの展開に、これってラッキー!と
思ってしまったのは主人公と観客も同じだったと思う。
こういう展開で気になるのが、最終的にバラすかバラさないか。
ビートルズという実在バンドだけに誠実な方向で決着させたことは
結局そうなるよね~だったが、カミングアウト以降の
主人公に降りかかる不幸さ加減がもうひとつ描き切れず
スルーされてしまったことが惜しい。
そこをしっかり見せていれば最後にもっと盛り上がったはず。
◆
【今週のツッコミ】
・J・キャメロンのように完璧なストーリーまで編集し直すという
世界の巨匠ならではのこだわりがほしかった。勿体ない。
・ちなみに『アバター最終章』は2027年公開だそうで(遅)
・主人公以外に二人ほどビートルズの存在を知っている人間が
大成功の彼に待ったをかけるのかとヒヤヒヤだった。
・ワタシも彼ら二人と同じ助言をしていたことだろう。
これが同じ売れないシンガーだったらそうはいかなかった。
・バラさないから半分(マネーを)よこせと脅迫され
殺人事件にでもなったら別映画として観たい気もする。
・ロサンゼルスの大物女性マネージャーの怪演に注目!
美人とブチャの境目だがスタイル抜群ケイト・マッキノン。
・本人役のジェームズ・コーデンは知ってるけど
エド・シーランはまったく知らないので予習が必要。
(眼鏡をかけたポール・ダノって言ったらダメかな)
↑ダメです。それだと『プリズナーズ』のアレックス。
・ジョン・レノンのそっくりさんの身長が低すぎのような。。。
っていうか最後の言葉がすべって痛々しい^^;
・ロバート・カーライルは何処に出てたんだ。
・ヒロインの友人役のひとりソフィア・ディ・マルティーノ。
このひとを知ることができたのが大きな収穫だった。
・ハリー・ポッターとコカ・コーラも含めシリーズ化を願う。
・ハリー・ポッターはともかく現存してたコカ・コーラの
社員は大停電からどうなったのか気になって仕方ない。
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監督:ダニー・ボイル
脚本:リチャード・カーティス
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:ヒメーシュ・パテル/リリー・ジェームズ/ケイト・マッキノン
『イエスタディ』
二人組によって、かなり緊張感をもって鑑賞できたこと、ネタバラシで「そうきたか~!」でした。
>狂信的な人たちでもまた違うシリーズ
お~!そちらのほうが食指が動きます(笑)
これってシリーズ化にしようとしたらネタの宝庫ですよね。
観客あるあるで、あの二人組の行動は、謎が解けるまではドキドキしましたよね~。
「バラさないから…」も怖くて見てみたいけど、「絶対に正しいこと(自らバラす)をしなくちゃダメ!できないなら私たちがバラしてあげる!」とか叫んでくる狂信的な人たちでもまた違うシリーズになったかもです。
反映されていてよかったです(^^)/
なるほど、リニューアル絡みだったのですね。
こういったブログは、事務局任せなので使う側は何もできないのがつらいですよね。。
反映されるのが遅いんですよ。
サイドバーの最近のコメントなんて、
翌日だったりします。
ワタシはてっきり謎解き指令かと思って検索したら
数字の前に♯マークを付ければ紫系のカラー指定だったことから、きっと意味があると思ってましたよ(笑)
メイクさんさすがな腕でしたね。
ところで風子さんのブログに13時ころコメしたんですけど
なぜか反映されないので、ここでお詫びです^^;
すみませんでした。
投稿の時に必要な数字をコメント欄に
打ってしまったかしら。
メイクさんの腕が良くて、カーライルとはわかりませんでしたよね。
その暗号みたいな数字を検索しちゃいましたよ(爆)
通りでロバート・カーライルを見つけられなかったってことですね。
主人公以外にビートルズを知っている二人の存在は怖かったですけど
あんな風に解決させるなんて、ダニー・ボイルやるな~でしたよ(笑)
今こうして、改めてビートルズの曲を聴いてみると、本当に素晴らしい楽曲ばかりですね。
劇中で、主人公が言われてた「キミは現代のモーツァlルトだ」ってピッタリの表現だった気がします。
>エド・シーラン機会があれば聞いてください。
お~!さすがお詳しいですね。
いちどYouTubeでチェックしてみますね。
>ダニー・ボイルに拍手したい。
ですね。彼はビートルズの大ファンでしょうね。
ダニー・ボイルだからロバート・カーライルなのでしょうけど同じく見つけられなくて残念でした。
そうそうヒヤヒヤしましたが、ビートルズの存在知ってる人を登場させるべきで、そして出てきて正解でした。
イエロー・サブマリン持参でジャックに感謝するシーンはナイスでした。
昔からブリティッシュ・サウンドが好きなので21世紀になっても色々と聞いてますが、エド・シーラン機会があれば聞いてください。彼特有のサウンドが素敵です。
主人公と同じでハラハラしていましたよ。
ところが「ありがとう」って、あそこは胸熱でしたよ(笑)
あと「歌詞が間違ってる」とか、現実にありそうですもんね。
え~!マヨネーズ消えてほしいって。。。
ワタシは自称元マヨラーでした(爆)
>リボンコーラ
それは全然知らなかったです。
そもそも炭酸系はほとんど飲まないからコーラ自体3年に1本くらいですかね~
>エド・シーラン
最近の洋楽男性歌手&バンドに興味ないのでまったく知らなかったです。
ちなみに、もしも別バンドで再映画化されるなら
次は「サイモンとガーファンクル」なんていかがでしょう(笑)
ちょっとわかります。
あのイエローサブマリンは手作りでしょうか?
ビートルズの他にちょいちょいなくなっていたもの。
うちの息子ならマヨネーズが世の中から消えて欲しいと言うに違いないです。コークの社員はやっぱペプシの社員として頑張ってるかも。
大昔、リボンコーラなんてのもあった。
けっこう楽しめたんですが、エド・シーランは
まったく知らなあったので、せっかくの本人三なのにザンネン。
何故にニュースがわざとらしい日本?