評価:★★★★[4/5]
ニコラス映画では久々のヒット作かもしれない。
◇
MITの宇宙物理学者ジョンの息子ケイレブが通う小学校では、
50年前に埋められたタイムカプセルを掘り起こす記念式典が執り行われた。
そして当時の生徒たちが想像する未来図が在校生に配られ、
ケイレブは数字だけが羅列された一枚の紙を持ち帰ってくる。
それに興味を抱いたジョンは、数列に意味があるのではないかと調べ始める。
すると、彼の妻が亡くなった2年前のホテル火災の日付や犠牲者数など、
過去に起きた大惨事にまつわる数字と一致していることに気づく。
さらにその紙には、未来の大惨事を思わせる数字も残っていた。
そしてその予想通り、予言された大惨事が現実のものに。
ジョンは、さらなる大惨事を食い止めるべく、
残された数列の謎の解明を試みるのだったが…。
<allcinema>
◇
簡単に言えば50年前に記された一枚の奇妙な紙をめぐって
孤軍奮闘する大学教授のニコラス・ケイジを描く。
紙一面にぎっしり書かれた意味不明な数列を
得意の探究心から偶然見つけた答えに動揺し
問題の紙を書いた本人探しを決意して
預言に書かれた事件事故を未然に防ごうと走り回るニコラスですが
当の本人、すでに他界していて解明はお蔵入り・・・と思ったら
それならばと、その身内の存在をネットで探し出し
状況を説明するも、相手から変人扱いされるニコラスくん。
しかしながら、その後に起こった旅客機事故、地下鉄事故で
紙の数字が一致していることを告げ、その身内とついに行動を共にする。
ラッキー!ローズ・バーン扮するダイアナがなかなかにお綺麗で
こういう母子といっしょに行動できるなら
地球崩壊したって、後悔はないんじゃないかと思うくらいですが
ニコラスくんは至って、くそ真面目にさらなる大惨事の予想をしていくのです。
◇
冒頭の1959年当時の小学校から物語は始まってます。
その預言少女の担任のMrs.テイラー先生がいい感じ^^
「考える帽子をさあかぶって!未来予想の絵を描きなさい」とナイスな教え!
ブロンドヘアーをアップにしているルックスは
ワタシ個人としましては、そのキャラ!アシュレイ・ジャッド希望!(笑)
ま、そんなことよりも
本作のことを若干舐めていた部分も鑑賞前にはあったのですが
意外や意外!なかなかどうして、中盤辺りまでは
超一級のミステリー映画となっていました。
ストーリー展開もミステリアスで怖かったのに
それに輪をかけ、旅客機墜落シーンなんて
まるで自分がニコラスの立っている場所に放り出されたかのような
錯覚に陥ってしまいました。
予告編で何回も登場するシーンですが、劇場の大画面で観ると
あたかも自分に向って落ちてくるようで、一瞬シートから逃げようと思ったほど(爆)
しかも、直後の墜落現場の悲惨さは実写かと間違うほどのリアリティ。
もうひとつ、地下鉄事故も凄かった。
というか、その事故に遭遇するまでの緊張感とオチがすばらしい。
これは、実際あるんじゃないかと思わせるような
ある意味、これもリアリティがあったかなと^^
で、終盤に行くつれ、随所で現れては消えていた
謎の男たちの存在が明らかになっていくのですが、これが賛否両論。
ワタシは肯定派ですけどね^^
おまけ)
・ディザスター映画の災害シーンはエメリッヒ監督作品で
見慣れてはいましたが、本作に於ける破壊シーンは
やっぱり凄かった!シロウト目からも「アニマル・ロジック」という
VFX会社(?)の腕の確かさを感じた次第です。
・地球の裏側の状況(夜だった国々)が知りたい。
少なくともフレアーの直撃だけは避けられたような気がするんだが。
・こういう体感映画はもういちど観たくなる。
いや!勝手に体感映画と名乗ってますけど、カメラ目線が人間目線で
下から見上げる構図に酔ってしまう(いい意味で)。
・恐怖感って、こんなにも種類があったのかと
改めて感じさせてくれるそんな映画でした。
・序盤とラストに流れるクラシック音楽により、
この映画に重厚さを与えていたような気がする。
・ニコラスくんの妹を演じたナディア・タウンゼンドが
ジェイク・ギレンホールに見えてしかたなかった。
でも、キャラはキュートでワタシ的にはお好みの部類に入りますね^^
---------------------------------------------------------------
監督:アレックス・プロヤス
脚本:ライン・ダグラス・ピアソン/ジュリエット・スノードン/
撮影:サイモン・ダガン
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:ニコラス・ケイジ/ローズ・バーン/ララ・ロビンソン/チャンドラー・カンタベリー/
『ノウイング』
ニコラス映画では久々のヒット作かもしれない。
◇
MITの宇宙物理学者ジョンの息子ケイレブが通う小学校では、
50年前に埋められたタイムカプセルを掘り起こす記念式典が執り行われた。
そして当時の生徒たちが想像する未来図が在校生に配られ、
ケイレブは数字だけが羅列された一枚の紙を持ち帰ってくる。
それに興味を抱いたジョンは、数列に意味があるのではないかと調べ始める。
すると、彼の妻が亡くなった2年前のホテル火災の日付や犠牲者数など、
過去に起きた大惨事にまつわる数字と一致していることに気づく。
さらにその紙には、未来の大惨事を思わせる数字も残っていた。
そしてその予想通り、予言された大惨事が現実のものに。
ジョンは、さらなる大惨事を食い止めるべく、
残された数列の謎の解明を試みるのだったが…。
<allcinema>
◇
簡単に言えば50年前に記された一枚の奇妙な紙をめぐって
孤軍奮闘する大学教授のニコラス・ケイジを描く。
紙一面にぎっしり書かれた意味不明な数列を
得意の探究心から偶然見つけた答えに動揺し
問題の紙を書いた本人探しを決意して
預言に書かれた事件事故を未然に防ごうと走り回るニコラスですが
当の本人、すでに他界していて解明はお蔵入り・・・と思ったら
それならばと、その身内の存在をネットで探し出し
状況を説明するも、相手から変人扱いされるニコラスくん。
しかしながら、その後に起こった旅客機事故、地下鉄事故で
紙の数字が一致していることを告げ、その身内とついに行動を共にする。
ラッキー!ローズ・バーン扮するダイアナがなかなかにお綺麗で
こういう母子といっしょに行動できるなら
地球崩壊したって、後悔はないんじゃないかと思うくらいですが
ニコラスくんは至って、くそ真面目にさらなる大惨事の予想をしていくのです。
◇
冒頭の1959年当時の小学校から物語は始まってます。
その預言少女の担任のMrs.テイラー先生がいい感じ^^
「考える帽子をさあかぶって!未来予想の絵を描きなさい」とナイスな教え!
ブロンドヘアーをアップにしているルックスは
ワタシ個人としましては、そのキャラ!アシュレイ・ジャッド希望!(笑)
ま、そんなことよりも
本作のことを若干舐めていた部分も鑑賞前にはあったのですが
意外や意外!なかなかどうして、中盤辺りまでは
超一級のミステリー映画となっていました。
ストーリー展開もミステリアスで怖かったのに
それに輪をかけ、旅客機墜落シーンなんて
まるで自分がニコラスの立っている場所に放り出されたかのような
錯覚に陥ってしまいました。
予告編で何回も登場するシーンですが、劇場の大画面で観ると
あたかも自分に向って落ちてくるようで、一瞬シートから逃げようと思ったほど(爆)
しかも、直後の墜落現場の悲惨さは実写かと間違うほどのリアリティ。
もうひとつ、地下鉄事故も凄かった。
というか、その事故に遭遇するまでの緊張感とオチがすばらしい。
これは、実際あるんじゃないかと思わせるような
ある意味、これもリアリティがあったかなと^^
で、終盤に行くつれ、随所で現れては消えていた
謎の男たちの存在が明らかになっていくのですが、これが賛否両論。
ワタシは肯定派ですけどね^^
おまけ)
・ディザスター映画の災害シーンはエメリッヒ監督作品で
見慣れてはいましたが、本作に於ける破壊シーンは
やっぱり凄かった!シロウト目からも「アニマル・ロジック」という
VFX会社(?)の腕の確かさを感じた次第です。
・地球の裏側の状況(夜だった国々)が知りたい。
少なくともフレアーの直撃だけは避けられたような気がするんだが。
・こういう体感映画はもういちど観たくなる。
いや!勝手に体感映画と名乗ってますけど、カメラ目線が人間目線で
下から見上げる構図に酔ってしまう(いい意味で)。
・恐怖感って、こんなにも種類があったのかと
改めて感じさせてくれるそんな映画でした。
・序盤とラストに流れるクラシック音楽により、
この映画に重厚さを与えていたような気がする。
・ニコラスくんの妹を演じたナディア・タウンゼンドが
ジェイク・ギレンホールに見えてしかたなかった。
でも、キャラはキュートでワタシ的にはお好みの部類に入りますね^^
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監督:アレックス・プロヤス
脚本:ライン・ダグラス・ピアソン/ジュリエット・スノードン/
撮影:サイモン・ダガン
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:ニコラス・ケイジ/ローズ・バーン/ララ・ロビンソン/チャンドラー・カンタベリー/
『ノウイング』
マヤの予言の最終年だったのですね。
ワタクシ、そういうのに疎くて、まったく知らなかったです(苦笑)
アセンションというのは聞いたことあります。
まあ、余りにも規模が大きすぎて考えているうちに眠くなってしまうワタシです(汗)
>どうも「ノアの洪水~箱船」的な大浄化・ご破算で願いまして
なんだかローランド・エメリッヒの『2012』ですね。
結局は富裕層や科学者クラスしか生き残れないラストに愕然としました。
世の中って、いつの時代も変わらないことにうんざりです^^;
本作は2009年でしたよね。その後昨年の311。そして今年はマヤの予言にある最終年。
スピリチュアル系では次元上昇(アセンション)とか言われているが、人類の相も変わらぬ我欲三昧の体たらくを見ていると、どうも「ノアの洪水~箱船」的な大浄化・ご破算で願いまして、がありそうな気がして仕方ありません。
>霊的に警告を発していたところから天使、それもラストで4人いたところから
>4大天使と考える方がすっきりする気がします。
そうですね。ケイレブとアビー担当の天使という捉え方が最もスッキリします^^
他にも十数機の宇宙船が同時に離陸してましたが
とうぜん、そこにも別の天使たちが居てそれぞれの任務遂行をしていたように思いました。
>そこに敢えて高位霊的存在を絡めたのが斬新で良かったかな。
そうなんですよね。過去にこういった形で宇宙と霊の融合と云える本作は
ものすごく神秘的で美しかったです。
>宇宙の気まぐれの前には、地球の滅亡も一瞬なんですねぇ。
風邪をひいた太陽のくしゃみで地球が消滅だなんて・・
宇宙のパワーの大きさにただただ驚くばかりです。
例の4人組に関しては宇宙人、未来人説もありますが、物語の随所に聖書が引用されていたり、ルシンダやケイレブに物理的ではなく霊的に警告を発していたところから天使、それもラストで4人いたところから4大天使と考える方がすっきりする気がします。
終末論の物語には「地球が静止する日」等、宇宙人が絡むものが多いですが、そこに敢えて高位霊的存在を絡めたのが斬新で良かったかな。
劇中はっきり明示されていないところから、「観る人それぞれにお任せします」って事なんでしょうけど(笑
それにしても宇宙の気まぐれの前には、地球の滅亡も一瞬なんですねぇ。
この映画に言わせれば、それも気まぐれではなく最初から決められていた事なのかな。
う~ん、こわいこわい・・・
只今、「ベートーヴェンの交響曲7番・作品92・第2楽章」
曲名が分かっただけすっきりした気分です。
>ラストはすごい勢いで大気が蒸発してましたね・・
>地下にいても、後で驚愕モノでしょう(⌒~⌒ι)
大気がなくなってしまえば、生きられないですからね。
だったら一気に逝ってしまったほうが苦しまなくていいかもしれません^^;
>CAさんもアンブレイカブルだったけど、3人の乗客も可哀想でした(×_×) 炎上してましたもんね。。
これから無傷なひとを“アンブレイカブル”とワタシも言おうっと^^;
あの3人はCGなんでしょうが、CAさんもCGだったら
別の角度でもっと驚きですよね!
思いっきり吹っ飛んで行ったフォルクス・ワーゲンの運転手は完全無視されてましたね^^;
>ワタシなら、終盤で4人組を銃撃してみます (爆)
「モワ!」と口から幻覚を起こすエネルギーと
グッドラックと刻印された銃弾がスローで激突しそうです^^
そういや、コックローチってキンチョウから出てるゴキブリ用のエアゾールですよね。
これを知ってて、コックローチ博士というキャラ名はネタなんでしょうかね(笑)
(↑コックローチ缶のケバさに萌え)
ラストはすごい勢いで大気が蒸発してましたね・・
地下にいても、後で驚愕モノでしょう(⌒~⌒ι)
CAさんもアンブレイカブルだったけど、3人の乗客も可哀想でした(×_×) 炎上してましたもんね。。
ワタシなら、終盤で4人組を銃撃してみます (爆)
「おまぃら、道連れじゃあ、わははははははは(←コックローチ博士状態)」
>最近の米映画に共通の終末テーマの映画。
確かにココのところ終末テーマって多いですよね^^
CG技術の進化によってなんでも再現出来てしまうところで
ある意味、したい放題という感も否めません。
>ニコラスとケイレブ役の子以外はオーストラリアの俳優だとか。ルシンダ/アビーの子役がカワイイ。
>★2/5
オーストラリアの俳優さんでしたか~
そういえば、ローズ・バーンとナディア・タウンゼンドのお二人は
演劇学校からの大親友という話です。
ララちゃん可愛かったですよね^^
★2個ですか^^
途中でそっち方面に流れていったところで賛否両論でしたもんね^^;
>ディア・ドクターを見る予定だったが、9月に岡崎に来るのでそれまでおあずけ。
ワタクシ、本作はDVDが出た時にでも鑑賞しようかと思ってますよ^^
8月からの新作ラッシュに備えて小遣いをキープします(笑)
そこにちょこっと親子愛の味付け。
ニコラスとケイレブ役の子以外はオーストラリアの俳優だとか。ルシンダ/アビーの子役がカワイイ。
★2/5
ディア・ドクターを見る予定だったが、9月に岡崎に来るのでそれまでおあずけ。
>私は後半から失速して、もう心で笑うしかないような状況になっちゃいました(汗)
どの辺りから失速して行ったのかは想像できますよ(笑)
>うさぎに負けちゃう(?)なんて、酷いわっ(苦笑)
あの男も、プイって横向いちゃうしで感じ悪かったですよね(爆)
いいのかダメなのか、あそこは自ら引いた方が無難だと思ったんでしょうね。
向こうに付いて親同伴は自分たちだけって、カッコ悪いですもんね^^;
itukaさんは楽しまれたのですね♪
私は後半から失速して、もう心で笑うしかないような状況になっちゃいました(汗)
だって、あんなにニコちゃん頑張ったのに、
うさぎに負けちゃう(?)なんて、酷いわっ(苦笑)
事故シーンは本当に怖くて、ゾーッとなりました。
あのVFXは凄かったですね!!
今年の下半期に向けて幸先いい作品となりました。
>『ネクスト』では、終盤で(劇場の)椅子からズリ落ちそうになってしまったワタシでしたが(=^_^=)
あれは悲惨でしたね(笑)
そのうちB級俳優って言われてもなんら可笑しくない状況でしたが
ギリギリのところで持ちこたえた感があります^^;
>本作は、itukaさんのお眼鏡にも叶っとるようですねー。
本格的なディザスタームービー大好き人間からすれば
大筋で理にかなった内容なら採点が甘くなってしまうのかもしれません^^
>ちと期待して、高松上陸を待ってみますわ(・ω・)
あの状況でかすり傷程度で済んだキャビン・アテンダントに注目してください。
本作は、itukaさんのお眼鏡にも叶っとるようですねー。
ちと期待して、高松上陸を待ってみますわ(・ω・)