評価:★★★★【4点】
王女エリザベスを演じたサラ・ガドンの魅力全開。
◇
1945年5月8日。
イギリスではヨーロッパでの戦勝を喜び国中が
お祝いムードに包まれていた。
19歳のエリザベス王女は妹のマーガレットと共に、
この特別な夜を国民と共に祝いたいと、
エリザベス王妃に外出を願い出るが、
王位継承者という立場をわきまえなさいとたしなめられてしまう。
しかし父である国王ジョージ6世の粋な計らいで、
深夜1時の門限厳守を条件に姉妹は外出を許可される。
こうしてエリザベスとマーガレットは、
生まれて初めてお忍びでバッキンガム宮殿を後にする。
とはいえ横には王妃に命じられた護衛がしっかり付き添っていた。
ところがお転婆なマーガレットはすぐに護衛をまくと、
バスに飛び乗り喧噪の中へと消えてしまう。
慌てて後続のバスに乗り込むも、
勝手が分からず途方に暮れているところを、
空軍兵士のジャックに助けられるエリザベスだったが…。
<allcinema>
◇
何はともあれ、主演のサラ・ガドンの凛とした美しさがあったから
この映画が単なるコメディに成り下がらなかったと思う。
ヨーロッパ戦勝記念日となるその日、国中がお祝いムードのなか
自分らも一度くらいは羽目を外したい一心で外出願いをするが
そこは厳格な宮殿内のこと当然許可は得られない。
しかし、妹と二人で懇願した結果、条件付きでの外出許可がでる。
そういえば、『ローマの休日』を真剣に観た記憶がないワタシ。
この映画は『ローマの休日』の8年前に起こった出来事として
可なり有名らしいが、それも知らなかったわ。
一夜のトキメキを求めて、身分を隠しての行動は
ある意味、海外ドッキリバラエティによくある
「もしも、老人がスケボーの名手だったら」とか
「教習所のコギャルがドリフトの名人だったら」に似た驚きが見られ
これはこれでホンと面白いと思ったのだった。
やはり、改めて主演のサラ・ガドンの知的で気品ある雰囲気が
映画を最後まで引き締めていたと思うワタシだった。
【今週のツッコミ】
・偶然乗り合わせたバスで知り合い、彼女の世話した空軍兵士にすれば
彼女との一夜は一生もんだろうね(笑)
・しかも、最後にはエリザベスの心を掴んでしまったし
基地の警備兵からすれば「なんでこいつが王女と来るわけ?」だろうね^^;
・劇中、グレゴリー・ペッグも戦勝記念日を祝っているとか(笑)
どうしても『ローマの休日』を絡ませたかったのね(笑)
・彼女らの父がジョージ6世ということで『英国王のスピーチ』でも
彼の惚音症が取り上げられていましたが、普通に会話する分はOK
決められたスピーチをすると症状が出てしまうらしい。
-------------------------------------------------------
監督:ジュリアン・ジャロルド
脚本:トレヴァー・デ・シルヴァ/ケヴィン・フッド/
音楽:ポール・イングリッシュビー
出演:サラ・ガドン/ベル・パウリー/ジャック・レイナー/ルパート・エヴェレット/
エミリー・ワトソン/ロジャー・アラム/
『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』
王女エリザベスを演じたサラ・ガドンの魅力全開。
◇
1945年5月8日。
イギリスではヨーロッパでの戦勝を喜び国中が
お祝いムードに包まれていた。
19歳のエリザベス王女は妹のマーガレットと共に、
この特別な夜を国民と共に祝いたいと、
エリザベス王妃に外出を願い出るが、
王位継承者という立場をわきまえなさいとたしなめられてしまう。
しかし父である国王ジョージ6世の粋な計らいで、
深夜1時の門限厳守を条件に姉妹は外出を許可される。
こうしてエリザベスとマーガレットは、
生まれて初めてお忍びでバッキンガム宮殿を後にする。
とはいえ横には王妃に命じられた護衛がしっかり付き添っていた。
ところがお転婆なマーガレットはすぐに護衛をまくと、
バスに飛び乗り喧噪の中へと消えてしまう。
慌てて後続のバスに乗り込むも、
勝手が分からず途方に暮れているところを、
空軍兵士のジャックに助けられるエリザベスだったが…。
<allcinema>
◇
何はともあれ、主演のサラ・ガドンの凛とした美しさがあったから
この映画が単なるコメディに成り下がらなかったと思う。
ヨーロッパ戦勝記念日となるその日、国中がお祝いムードのなか
自分らも一度くらいは羽目を外したい一心で外出願いをするが
そこは厳格な宮殿内のこと当然許可は得られない。
しかし、妹と二人で懇願した結果、条件付きでの外出許可がでる。
そういえば、『ローマの休日』を真剣に観た記憶がないワタシ。
この映画は『ローマの休日』の8年前に起こった出来事として
可なり有名らしいが、それも知らなかったわ。
一夜のトキメキを求めて、身分を隠しての行動は
ある意味、海外ドッキリバラエティによくある
「もしも、老人がスケボーの名手だったら」とか
「教習所のコギャルがドリフトの名人だったら」に似た驚きが見られ
これはこれでホンと面白いと思ったのだった。
やはり、改めて主演のサラ・ガドンの知的で気品ある雰囲気が
映画を最後まで引き締めていたと思うワタシだった。
【今週のツッコミ】
・偶然乗り合わせたバスで知り合い、彼女の世話した空軍兵士にすれば
彼女との一夜は一生もんだろうね(笑)
・しかも、最後にはエリザベスの心を掴んでしまったし
基地の警備兵からすれば「なんでこいつが王女と来るわけ?」だろうね^^;
・劇中、グレゴリー・ペッグも戦勝記念日を祝っているとか(笑)
どうしても『ローマの休日』を絡ませたかったのね(笑)
・彼女らの父がジョージ6世ということで『英国王のスピーチ』でも
彼の惚音症が取り上げられていましたが、普通に会話する分はOK
決められたスピーチをすると症状が出てしまうらしい。
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監督:ジュリアン・ジャロルド
脚本:トレヴァー・デ・シルヴァ/ケヴィン・フッド/
音楽:ポール・イングリッシュビー
出演:サラ・ガドン/ベル・パウリー/ジャック・レイナー/ルパート・エヴェレット/
エミリー・ワトソン/ロジャー・アラム/
『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』
こちらは妹に振り回される王女のお話でしたね(笑)
魅力炸裂のサラ・ガドンにはもちろんのこと
私は天真爛漫なマーガレットにもやられました(笑)
劇中のセリフ何一つ記憶にないんですよ^^;
例のスクーターの後ろに乗って「キャッキャ」騒いでるイメージだけです。
ワタシ的にオードリーよりもサラ・ガドンの方が好みなので
満足してます。
そうそう、妹の天真爛漫さに振り回されてましたね~
ちなみに、こういう子って、妙に福があるんですよね。不思議(笑)