評価★★★★
ラストのどんでん返しに「おぉ~!」
1968年から3年間続いたGSブーム。
懐かしい響きです。
当時のブームから見て
“それ”がたったの3年間だけだったのが驚きだ。
記憶にあるバンド名といえば
ザ・タイガース(沢田研二、岸部シロー、後から入った岸部一徳など)
ザ・スパイダース(堺雅章、井上順、かまやつひろしなど)
ザ・テンプターズ(萩原健一など)
ジャッキー吉川とブルーコメッツ
ザ・ワイルドワンズ
とまあ、こんなところしか知りません。
◇
GS(グループ・サウンズ)ブームの狂騒が渦巻き
1968年を舞台に、ブームに乗ってひと山当てようと画策する
大人たちが巣くう音楽業界に、純粋な夢を抱いて飛び込んだ
4人の若者の青春を描く音楽コメディ。
日本中をGSブームが席巻していた1968年。
演歌専門のファインレコーズでもGS専門レーベルを立ち上げることになり
弱小プロダクションを構える梶井が新人バンドの発掘を任される。
そんな梶井の網に引っかかったのが
“ザ・ダイアモンズ”を結成したばかりのマサオ、シュン、ケンタの3人。
さらに、
ファインレコーズが用意したデビュー曲には
キーボードが必要と分かると、梶井は北海道から家出同然で上京してきた
歌手志望のミクを無理やり男装させてメンバーに加えることに。
こうして急ごしらえで集められた4人は、
やがて白タイツにマッシュルームカットのフリフリ王子様スタイルで
その名も“ザ・タイツメン”として売り出されるハメになるのであった。
◇
プロダクションに応募してきたもうひとつのバンドは
“ザ・フレッシュ・フォー”という4人のオッちゃんメンバーであった。
笑ってしまうのが、このオッちゃんメンバー、誰一人楽器が出来ない。
ルックスも田舎者まる出しで、即刻「おまえら帰れ!」だった。
しかし執拗に拝み倒し、なんとか雑用する傍ら
ザ・タイツメンの影武者として使ってもらうことに。
ザ・タイツメンはレコード会社の思惑通り
徐々に頭角をあらわし始める。
メンバーの中でも、中性的なミック(栗山千明)の人気が凄いことに。
追っかけも発生し、テレビでも独占取材され、順風万端な
活動をしていた矢先、パララッチによる暴露写真を撮られる。
苦悩する4人はミックが女性であることをテレビの生放送中に
話すのであった。
結局、これが原因で解散を余儀なくされたメンバーは
それぞれ違う人生を送ることに。
そんな中、女性としてソロデビューしたミックが
テレビで辺見マリ風の唄を熱唱しているわけですが
今一歩、売れてないかなという印象でしたね。
この辺りは、俗に言うカタルシスを感じるってやつですかね~
そして、唄い終わったミックが
次の歌手を「さあ、どうぞ~」って手まねきしながら
ステージを後にし、スポットが次の歌手に当たった瞬間!
ビックリしましたね~!!!
【ココからネタバレしてます】
消えてなくなっていたと思われた、あれですよ・・・。
あれは、もしかしたら・・・・
“殿さまキングス”ということ?
多分、そうでしょ。
【ココまで】
---------------------------------------------------------------
監督:本田隆一
脚本:本田隆一/永森裕二
撮影:小林元
音楽:サリー久保田
出演:栗山千明/石田卓也/水嶋ヒロ/浅利陽介/温水洋一/大杉漣/武田真治/杉本哲太/岸部一徳
『GSワンダーランド』
ラストのどんでん返しに「おぉ~!」
1968年から3年間続いたGSブーム。
懐かしい響きです。
当時のブームから見て
“それ”がたったの3年間だけだったのが驚きだ。
記憶にあるバンド名といえば
ザ・タイガース(沢田研二、岸部シロー、後から入った岸部一徳など)
ザ・スパイダース(堺雅章、井上順、かまやつひろしなど)
ザ・テンプターズ(萩原健一など)
ジャッキー吉川とブルーコメッツ
ザ・ワイルドワンズ
とまあ、こんなところしか知りません。
◇
GS(グループ・サウンズ)ブームの狂騒が渦巻き
1968年を舞台に、ブームに乗ってひと山当てようと画策する
大人たちが巣くう音楽業界に、純粋な夢を抱いて飛び込んだ
4人の若者の青春を描く音楽コメディ。
日本中をGSブームが席巻していた1968年。
演歌専門のファインレコーズでもGS専門レーベルを立ち上げることになり
弱小プロダクションを構える梶井が新人バンドの発掘を任される。
そんな梶井の網に引っかかったのが
“ザ・ダイアモンズ”を結成したばかりのマサオ、シュン、ケンタの3人。
さらに、
ファインレコーズが用意したデビュー曲には
キーボードが必要と分かると、梶井は北海道から家出同然で上京してきた
歌手志望のミクを無理やり男装させてメンバーに加えることに。
こうして急ごしらえで集められた4人は、
やがて白タイツにマッシュルームカットのフリフリ王子様スタイルで
その名も“ザ・タイツメン”として売り出されるハメになるのであった。
◇
プロダクションに応募してきたもうひとつのバンドは
“ザ・フレッシュ・フォー”という4人のオッちゃんメンバーであった。
笑ってしまうのが、このオッちゃんメンバー、誰一人楽器が出来ない。
ルックスも田舎者まる出しで、即刻「おまえら帰れ!」だった。
しかし執拗に拝み倒し、なんとか雑用する傍ら
ザ・タイツメンの影武者として使ってもらうことに。
ザ・タイツメンはレコード会社の思惑通り
徐々に頭角をあらわし始める。
メンバーの中でも、中性的なミック(栗山千明)の人気が凄いことに。
追っかけも発生し、テレビでも独占取材され、順風万端な
活動をしていた矢先、パララッチによる暴露写真を撮られる。
苦悩する4人はミックが女性であることをテレビの生放送中に
話すのであった。
結局、これが原因で解散を余儀なくされたメンバーは
それぞれ違う人生を送ることに。
そんな中、女性としてソロデビューしたミックが
テレビで辺見マリ風の唄を熱唱しているわけですが
今一歩、売れてないかなという印象でしたね。
この辺りは、俗に言うカタルシスを感じるってやつですかね~
そして、唄い終わったミックが
次の歌手を「さあ、どうぞ~」って手まねきしながら
ステージを後にし、スポットが次の歌手に当たった瞬間!
ビックリしましたね~!!!
【ココからネタバレしてます】
消えてなくなっていたと思われた、あれですよ・・・。
あれは、もしかしたら・・・・
“殿さまキングス”ということ?
多分、そうでしょ。
【ココまで】
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監督:本田隆一
脚本:本田隆一/永森裕二
撮影:小林元
音楽:サリー久保田
出演:栗山千明/石田卓也/水嶋ヒロ/浅利陽介/温水洋一/大杉漣/武田真治/杉本哲太/岸部一徳
『GSワンダーランド』
スポットライトが当たった、その先に・・
・太ったジーン・シモンズ
・トム・ジョーンズと3人の火星人
んなわきゃ、ねえっ!
ラストは気を抜いていたものですから
一層驚いたのかもしれません^^
>・太ったジーン・シモンズ
>・トム・ジョーンズと3人の火星人
これもある意味ショックですよね。
この年表で言えばGSブームより
『ウルトラマン』の怪獣ブームの方が好きでしたね。