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GSワンダーランド (08’F=14本目)

2008年11月18日 19時22分35秒 | 映画 英数行
評価★★★★



ラストのどんでん返しに「おぉ~!」

1968年から3年間続いたGSブーム。
懐かしい響きです。

当時のブームから見て
“それ”がたったの3年間だけだったのが驚きだ。

記憶にあるバンド名といえば
ザ・タイガース(沢田研二、岸部シロー、後から入った岸部一徳など)
ザ・スパイダース(堺雅章、井上順、かまやつひろしなど)
ザ・テンプターズ(萩原健一など)
ジャッキー吉川とブルーコメッツ
ザ・ワイルドワンズ

とまあ、こんなところしか知りません。




GS(グループ・サウンズ)ブームの狂騒が渦巻き
1968年を舞台に、ブームに乗ってひと山当てようと画策する
大人たちが巣くう音楽業界に、純粋な夢を抱いて飛び込んだ
4人の若者の青春を描く音楽コメディ。

日本中をGSブームが席巻していた1968年。
演歌専門のファインレコーズでもGS専門レーベルを立ち上げることになり
弱小プロダクションを構える梶井が新人バンドの発掘を任される。
そんな梶井の網に引っかかったのが
“ザ・ダイアモンズ”を結成したばかりのマサオ、シュン、ケンタの3人。
さらに、
ファインレコーズが用意したデビュー曲には
キーボードが必要と分かると、梶井は北海道から家出同然で上京してきた
歌手志望のミクを無理やり男装させてメンバーに加えることに。
こうして急ごしらえで集められた4人は、
やがて白タイツにマッシュルームカットのフリフリ王子様スタイルで
その名も“ザ・タイツメン”として売り出されるハメになるのであった。




プロダクションに応募してきたもうひとつのバンドは
“ザ・フレッシュ・フォー”という4人のオッちゃんメンバーであった。
笑ってしまうのが、このオッちゃんメンバー、誰一人楽器が出来ない。
ルックスも田舎者まる出しで、即刻「おまえら帰れ!」だった。

しかし執拗に拝み倒し、なんとか雑用する傍ら
ザ・タイツメンの影武者として使ってもらうことに。

ザ・タイツメンはレコード会社の思惑通り
徐々に頭角をあらわし始める。
メンバーの中でも、中性的なミック(栗山千明)の人気が凄いことに。
追っかけも発生し、テレビでも独占取材され、順風万端な
活動をしていた矢先、パララッチによる暴露写真を撮られる。
苦悩する4人はミックが女性であることをテレビの生放送中に
話すのであった。

結局、これが原因で解散を余儀なくされたメンバーは
それぞれ違う人生を送ることに。
そんな中、女性としてソロデビューしたミックが
テレビで辺見マリ風の唄を熱唱しているわけですが
今一歩、売れてないかなという印象でしたね。
この辺りは、俗に言うカタルシスを感じるってやつですかね~

そして、唄い終わったミックが
次の歌手を「さあ、どうぞ~」って手まねきしながら
ステージを後にし、スポットが次の歌手に当たった瞬間!

ビックリしましたね~!!!









【ココからネタバレしてます】













消えてなくなっていたと思われた、あれですよ・・・。


あれは、もしかしたら・・・・




“殿さまキングス”ということ?

多分、そうでしょ。


【ココまで】


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監督:本田隆一
脚本:本田隆一/永森裕二
撮影:小林元
音楽:サリー久保田



出演:栗山千明/石田卓也/水嶋ヒロ/浅利陽介/温水洋一/大杉漣/武田真治/杉本哲太/岸部一徳


『GSワンダーランド』

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2 コメント

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☆ネタバレは観ず!(=^_^=)☆ (TiM3)
2008-11-18 23:59:39
おお、なんか期待させてくれますじゃん(←どこの人間だ!)

スポットライトが当たった、その先に・・

・太ったジーン・シモンズ
・トム・ジョーンズと3人の火星人

んなわきゃ、ねえっ!
返信する
このオチがあったから (ituka)
2008-11-19 13:50:09
4点評価となりました。

ラストは気を抜いていたものですから
一層驚いたのかもしれません^^

>・太ったジーン・シモンズ
>・トム・ジョーンズと3人の火星人

これもある意味ショックですよね。

この年表で言えばGSブームより
『ウルトラマン』の怪獣ブームの方が好きでしたね。
返信する

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