![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/b5/56340a670394380f8169522cc5afcb8b.jpg)
評価:★★[2/5]
プロの暗殺者として、あるまじき行為に唖然!
裏稼業で暗躍するジョーが偶然入った薬局で取った行動が
前半までのイメージと、余りにかけ離れていた(アイタタタ!)
完全無欠の暗殺者・ジョーの弱点が痛すぎる(爆)
世界を股に掛ける暗殺者は、自らに課すルールがある。
ルール1、完璧な計画
ルール2、痕跡の隠滅
ルール3、契約の遵守
こうして見ると、とりわけ目新しいルールでもないが
これを敢えてルールとして謳っているところがお茶目である。
ただひとつ、暗殺者として珍しかったのは、
毎回、アシスタントを置くこと(これは過去に記憶がないわ)
そして、そのアシスタントも仕事のたびに
自ら街に繰り出してスカウトしてくるという、
何とも行き当たりばったりな準備の仕方で、
ある意味、ここの段階でデンジャラスなんじゃないのかと^^
ワタシは、本作の邦題はひょっとしたら
ココから来ているのかと思ったほどである。
でもまぁ、やらせることは“単なるパシリ”^^
依頼人からケースを受け取りジョーに渡すだけで
良いんですから、これは美味しい仕事ですよ(笑)
◇
引退を考えているジョーのココロに僅かな油断があったのか。
まさか、そんなところからミスするなんて・・・
直後に実行する暗殺をまえに
銃の準備をしてるところを通りすがりの子供に見られる。
しかし、平然としながらも心は多少の動揺があったのだろう。
見事に暗殺は実行するのだが、バイクで引き返してきた時に
さっきの子供を轢きそうになり、間一髪で避けるが
ジョーは上腕二頭筋にケガをする。
単なる、かすり傷程度に思えたのだが
(ヴィン・ディーゼルなら放置していただろう)
N・ケイジは異国の地で感染症を気にしたのかは知らないが
部屋に戻ったジョーは早速、薬局に出かける。
薬局で消毒液が分からず(字が読めない)迷っていたら
な~んと!レジから愛想の良い店員が身振り手振りで
やさしく説明してくれたのだった。
・・・ジョーは一目惚れした。(え?えぇ~!)
これがきっかけで次の日も、この薬局に彼女を見に行く。
また消毒液を買いに来た振りをして
彼女をちら見しているジョーがそこに居るではないか!!!(爆)
勇気を振り絞ってレジに行き
食事に誘おうとするが反応が無い。
そうです、彼女は耳が聞こえない聾唖だったのです。
そんな彼女がますます愛おしくなったジョーは
隣に居た中年の店員に通訳(手話)してもらい
食事に誘うのだった。彼女も快諾してくれた。
裏稼業渡世人が、色恋に落ちてはいけません。
彼女がいっしょに弾けても良いなら別ですが
少なくともフォンは純粋な乙女だったし。
それにしても、どうにも納得のいかない脚本ですね。
運命の女性との出会いが余りに軽過ぎて
これでは、ただのナンパに過ぎないんですけど^^;
◇
最後の最後に仕留めるはずだったターゲットに気付かれ
ジョーは何を思ったのか、一般市民の居る前で
逃げるターゲットに目がけてマシンガンを乱射する。
序盤で見せた、ターゲットを1発で仕留めるクールさは
もう何処にもないのである(笑)
水上マーケットのなかをボートで追いかけ
まるでジェームズ・ボンドのような派手な追撃戦を始める^^
あらら~!焦ってるのは分かりますけど
そこかしこに目撃者だらけですよ~(爆)
ルール2の“痕跡の隠滅”なんて完全無視だった(笑)
この男、意外とアクシデントに弱い印象だった。
入念な計画が狂った時にみせたこれらの行動は
ルール3の“契約の遵守”という責務にとらわれ過ぎたか?
こんなにハチャメチャな展開になる前に
せめて、保険として別メニューを用意しておかなくっちゃ^^
現地で雇った最後のアシスタントの男が良かっただけに
なんか勿体ないなという印象だけが残った映画でした。
---------------------------------------------------------------
監督:パン兄弟
脚本:ジェイソン・リッチマン
撮影:デーチャー・スリマントラ
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ニコラス・ケイジ/シャクリット・ヤムナーム/チャーリー・ヤン/
『バンコック・デンジャラス』
プロの暗殺者として、あるまじき行為に唖然!
裏稼業で暗躍するジョーが偶然入った薬局で取った行動が
前半までのイメージと、余りにかけ離れていた(アイタタタ!)
完全無欠の暗殺者・ジョーの弱点が痛すぎる(爆)
世界を股に掛ける暗殺者は、自らに課すルールがある。
ルール1、完璧な計画
ルール2、痕跡の隠滅
ルール3、契約の遵守
こうして見ると、とりわけ目新しいルールでもないが
これを敢えてルールとして謳っているところがお茶目である。
ただひとつ、暗殺者として珍しかったのは、
毎回、アシスタントを置くこと(これは過去に記憶がないわ)
そして、そのアシスタントも仕事のたびに
自ら街に繰り出してスカウトしてくるという、
何とも行き当たりばったりな準備の仕方で、
ある意味、ここの段階でデンジャラスなんじゃないのかと^^
ワタシは、本作の邦題はひょっとしたら
ココから来ているのかと思ったほどである。
でもまぁ、やらせることは“単なるパシリ”^^
依頼人からケースを受け取りジョーに渡すだけで
良いんですから、これは美味しい仕事ですよ(笑)
◇
引退を考えているジョーのココロに僅かな油断があったのか。
まさか、そんなところからミスするなんて・・・
直後に実行する暗殺をまえに
銃の準備をしてるところを通りすがりの子供に見られる。
しかし、平然としながらも心は多少の動揺があったのだろう。
見事に暗殺は実行するのだが、バイクで引き返してきた時に
さっきの子供を轢きそうになり、間一髪で避けるが
ジョーは上腕二頭筋にケガをする。
単なる、かすり傷程度に思えたのだが
(ヴィン・ディーゼルなら放置していただろう)
N・ケイジは異国の地で感染症を気にしたのかは知らないが
部屋に戻ったジョーは早速、薬局に出かける。
薬局で消毒液が分からず(字が読めない)迷っていたら
な~んと!レジから愛想の良い店員が身振り手振りで
やさしく説明してくれたのだった。
・・・ジョーは一目惚れした。(え?えぇ~!)
これがきっかけで次の日も、この薬局に彼女を見に行く。
また消毒液を買いに来た振りをして
彼女をちら見しているジョーがそこに居るではないか!!!(爆)
勇気を振り絞ってレジに行き
食事に誘おうとするが反応が無い。
そうです、彼女は耳が聞こえない聾唖だったのです。
そんな彼女がますます愛おしくなったジョーは
隣に居た中年の店員に通訳(手話)してもらい
食事に誘うのだった。彼女も快諾してくれた。
裏稼業渡世人が、色恋に落ちてはいけません。
彼女がいっしょに弾けても良いなら別ですが
少なくともフォンは純粋な乙女だったし。
それにしても、どうにも納得のいかない脚本ですね。
運命の女性との出会いが余りに軽過ぎて
これでは、ただのナンパに過ぎないんですけど^^;
◇
最後の最後に仕留めるはずだったターゲットに気付かれ
ジョーは何を思ったのか、一般市民の居る前で
逃げるターゲットに目がけてマシンガンを乱射する。
序盤で見せた、ターゲットを1発で仕留めるクールさは
もう何処にもないのである(笑)
水上マーケットのなかをボートで追いかけ
まるでジェームズ・ボンドのような派手な追撃戦を始める^^
あらら~!焦ってるのは分かりますけど
そこかしこに目撃者だらけですよ~(爆)
ルール2の“痕跡の隠滅”なんて完全無視だった(笑)
この男、意外とアクシデントに弱い印象だった。
入念な計画が狂った時にみせたこれらの行動は
ルール3の“契約の遵守”という責務にとらわれ過ぎたか?
こんなにハチャメチャな展開になる前に
せめて、保険として別メニューを用意しておかなくっちゃ^^
現地で雇った最後のアシスタントの男が良かっただけに
なんか勿体ないなという印象だけが残った映画でした。
---------------------------------------------------------------
監督:パン兄弟
脚本:ジェイソン・リッチマン
撮影:デーチャー・スリマントラ
音楽:ブライアン・タイラー
出演:ニコラス・ケイジ/シャクリット・ヤムナーム/チャーリー・ヤン/
『バンコック・デンジャラス』
孤高の暗殺者にしては隙がありすぎでした。
最後の撃ち合いで負傷して自暴自棄に走る点も
デンジャラスでした。
>孤高の暗殺者にしては隙がありすぎでした。
まったくその通りですよね。
オリジナルの秀逸な脚本に手を加えてしまうと
こういう映画になってしまうんですね^^;
ある意味、本作を機に『レイン』を観せようとしている
監督さんのネライも何処となく匂うんです^^
『ジャッカル』に通じる破天荒さ(=^_^=)をヒシヒシと感じました!
>最後の最後に仕留めるはずだったターゲットに気付かれ
>ジョーは何を思ったのか、一般市民の居る前で
>逃げるターゲットに目がけてマシンガンを乱射する。
ここも『ジャッカル』みたいに、端からゆっくりとマシンガンを動かして通行人をバッタバタとなぎ倒してゆくのでしょうか(☉д☉)
『ネクスト』以来、ニコラスの新作では、彼のヘアスタイル以上に期待するトコロがなくなりつつあります・・
>『ジャッカル』に通じる破天荒さ(=^_^=)をヒシヒシと感じました!
『ジャッカル』まさに主人公のキャラから言えば似た者同士と言えそうです^^
近年のニコラス映画で面白かったものを思い出せません^^;
『ネクスト』はここ最近ではワースト映画だったしな~
ヘアスタイルもなんか変でしたよ。
生え際が後退していってる分、他で伸ばしてボリュームを出そうとしてるみたい^^
とりあえずは次回作の『ノウイング』に期待してますが、チョット不安(笑)