評価:★★★★
2004年に公開されたローランド・エメリッヒ監督の「デイ・アフター・トゥモロー」の映像技術に日本のスタッフは何処まで近づけたか!?
これは1973年東宝の同名映画のリメイクである。アナログ技術で再現した当時と比べてデジタル技術で見せるこの作品は何処までリアルに見せられるのか!?
主演が草剛ということなので、人間ドラマでは、余り期待はしていませんでした。しかし相手役が柴咲コウなので、もしかしたら・・・という少しの期待は有ったのですが・・・。彼女の演技は、まぁまぁだったと思いますね。こういった男勝りのハイパーレスキュー隊員も彼女が演じると何の違和感もなかったです。
問題の草剛もそんなに全面に出るわけでもなかったので、ある意味助かりましたが、問題は沈みゆく日本列島を救う唯一の案を出した『東都大学地震研究所』の地球化学博士『田所雄介』の有り得ないキャラクターである。実際こんなチンピラみたいな科学者が居るとは到底思えないです。この辺りは当時(1973年)同じ『田所雄介』を演じた小林桂樹とは大違い(爆)
さて、今回もっとも見たかったのは純和製のVFX技術でした。ハリウッドのデザスター映画にどこまで近づいたのか。。。平成3年に長崎県の雲仙普賢岳で起こった噴火災害のニュース映像を思い出してしまいました。目の当たりまで迫ってきた火砕流をカメラを後ろ向きに担いで逃げながら撮影した報道カメラマンの想像を絶する映像をそのまま見ているようでした。やはりこういったデザスター映画は最新の技術を結集させれば、もの凄い迫力映像を再現することが出来る。
今回の特撮チームは日本を代表するスタッフが勢ぞろいしたようです。最初の噴火で熊本城が崩壊するシーンは圧巻!屋根瓦一枚一枚精巧に作られていて、一体何分の一の大きさでミニチュアを制作したのだろうか?と、昔の円谷英二監督のゴジラシリーズで街の崩壊シーンにワクワクしていた子供時代に戻ったような気持ちになっていました(笑)
2004年に公開されたローランド・エメリッヒ監督の「デイ・アフター・トゥモロー」にはまだまだ及びませんでした。街の建物が崩れるシーンは同等かそれ以上の出来でしたが、唯一あの映画より劣っていると思ったのは街に押し寄せた津波のシーンですね。CG丸出しというか、それを隠すような構図には少々ガッカリ(笑)ここだけはまだハリウッド映画には及ばないということなのかもしれません。
音響効果は良いです。音楽もまるでハリウッド映画でも観ている様な壮大な旋律で効果は満点。この映画はドラマより映像を楽しもうとする向きにはお奨めですね。
おまけ1:赤ん坊を抱いている母親のシーンは、ちょっと恐かったです
おまけ2:こんな映画もあるよ『日本以外全部沈没』オフィシャル・サイト
http://www.all-chinbotsu.com/
----------------------------------------------------------
監督:樋口真嗣
原作:小松左京
脚本:加藤正人
撮影:河津太郎
美術:原田恭明
特技監督:神谷誠
音楽:岩代太郎
出演:草剛/柴咲コウ/豊川悦司/大地真央/及川光博/柄本明/石坂浩二
『日本沈没』オフィシャル・サイト
http://www.nc06.jp/
2004年に公開されたローランド・エメリッヒ監督の「デイ・アフター・トゥモロー」の映像技術に日本のスタッフは何処まで近づけたか!?
これは1973年東宝の同名映画のリメイクである。アナログ技術で再現した当時と比べてデジタル技術で見せるこの作品は何処までリアルに見せられるのか!?
主演が草剛ということなので、人間ドラマでは、余り期待はしていませんでした。しかし相手役が柴咲コウなので、もしかしたら・・・という少しの期待は有ったのですが・・・。彼女の演技は、まぁまぁだったと思いますね。こういった男勝りのハイパーレスキュー隊員も彼女が演じると何の違和感もなかったです。
問題の草剛もそんなに全面に出るわけでもなかったので、ある意味助かりましたが、問題は沈みゆく日本列島を救う唯一の案を出した『東都大学地震研究所』の地球化学博士『田所雄介』の有り得ないキャラクターである。実際こんなチンピラみたいな科学者が居るとは到底思えないです。この辺りは当時(1973年)同じ『田所雄介』を演じた小林桂樹とは大違い(爆)
さて、今回もっとも見たかったのは純和製のVFX技術でした。ハリウッドのデザスター映画にどこまで近づいたのか。。。平成3年に長崎県の雲仙普賢岳で起こった噴火災害のニュース映像を思い出してしまいました。目の当たりまで迫ってきた火砕流をカメラを後ろ向きに担いで逃げながら撮影した報道カメラマンの想像を絶する映像をそのまま見ているようでした。やはりこういったデザスター映画は最新の技術を結集させれば、もの凄い迫力映像を再現することが出来る。
今回の特撮チームは日本を代表するスタッフが勢ぞろいしたようです。最初の噴火で熊本城が崩壊するシーンは圧巻!屋根瓦一枚一枚精巧に作られていて、一体何分の一の大きさでミニチュアを制作したのだろうか?と、昔の円谷英二監督のゴジラシリーズで街の崩壊シーンにワクワクしていた子供時代に戻ったような気持ちになっていました(笑)
2004年に公開されたローランド・エメリッヒ監督の「デイ・アフター・トゥモロー」にはまだまだ及びませんでした。街の建物が崩れるシーンは同等かそれ以上の出来でしたが、唯一あの映画より劣っていると思ったのは街に押し寄せた津波のシーンですね。CG丸出しというか、それを隠すような構図には少々ガッカリ(笑)ここだけはまだハリウッド映画には及ばないということなのかもしれません。
音響効果は良いです。音楽もまるでハリウッド映画でも観ている様な壮大な旋律で効果は満点。この映画はドラマより映像を楽しもうとする向きにはお奨めですね。
おまけ1:赤ん坊を抱いている母親のシーンは、ちょっと恐かったです
おまけ2:こんな映画もあるよ『日本以外全部沈没』オフィシャル・サイト
http://www.all-chinbotsu.com/
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監督:樋口真嗣
原作:小松左京
脚本:加藤正人
撮影:河津太郎
美術:原田恭明
特技監督:神谷誠
音楽:岩代太郎
出演:草剛/柴咲コウ/豊川悦司/大地真央/及川光博/柄本明/石坂浩二
『日本沈没』オフィシャル・サイト
http://www.nc06.jp/
確かに言われて見ると、そうですよね~
あれだけ長い髪は、レスキューとして有り得ないです(笑)
キャラ優先で細かいところは無視したってことですね
ショートの柴咲コウもどんな感じか見てみたいです(笑)
確かに、男勝りだったけど、
非常時でそんなにお風呂は入れないだろうに
あんなロングヘアーでいるのは
絶対おかしいと思っちゃいました(^_^;)
映像は邦画にしては及第点だと思います(笑)
ラブシーンがあったことすら記憶なしです
やはり主役が弱いよね(笑)
ヤッキーとタコ?じゃなきゃ(爆)
変にリアルでしたね ぞぞ~っ
ストーリーが余りに壮大で 短時間では描き切れてなかったような‥
見どころは やはりVFX技術につきますね
メインキャラのラブシーンも いまいち感情が入らないというか‥似合わない二人です(笑) なんだか つっこんでばかり