
評価:★★☆【2,5点】
すべてが中途半端で残念な結果に(笑)
本作、全米で初登場1位は分かるとしても、その後の興行収入で
今現在1,51億ドル(約153億円)ものメガヒットらしいが^^;
◇
近未来。
人類は最終戦争の教訓を糧に、国家や宗教という概念を捨て、
新たな社会体制を築き上げていた。
それは、人類を性格ごとに“勇敢”“高潔”“平和”“無欲”“博学”
という5つの共同体に振り分け、それぞれが与えられた役割を担うことで
社会を支えるという仕組みになっていた。
人々は16歳になると“選択の儀式”と呼ばれる性格診断テストを受け、
診断結果が示した共同体への所属を義務づけられる。
そして、その5つに該当しないと診断された者は
異端者=ダイバージェントと呼ばれ、
危険分子として秘密裏に抹殺される運命にあった。
そんな中、“無欲”出身のベアトリスは選択の儀式を迎えるが、
結果は非情にも異端者と診断されてしまう。
しかし彼女を不憫に思った検査官トーリの計らいで判定は改ざんされ、
“勇敢”へと加入できることに。こうして彼女は名前もトリスと改名し、
異端者であることをひた隠し、軍事・警察機能を担う“勇敢”で、
過酷な戦闘訓練に身を投じていくのだったが…。
<allcinema>
◇
全米ヒットの裏にティーンエイジの圧倒的底力があったのか。
只今売出し中の俳優がこぞって出ているとか
原作本がバカ売れしていたとか、ま、どちらでもいいんだけど
雰囲気的には『ハンガーゲーム』の後釜を狙っているような感じ。
未来的世界観はいいとしても、もうひとつ説明不足なので
5つの派閥から漏れた人間(異端者)の危険度が伝わってこない。
おそらく、そこがいちばん重要なはずで、
そこをしっかりと映像で表現するべきだったと思う。
簡単な台詞と過去を回想するシーンでもいいじゃないかと。
全体的に分類された5つのうちヒロインが入った“勇敢”だけに
物語が集中したため近未来の全体像がまったく分からないのが痛かった。
そんな映画の中でも、ひとつ嬉しかったことがあった。
映画にいっぱい出ているアシュレイ・ジャッド(爆)
それまでも年1本ペースで出演はされてはいたけど
大作にはカメオのような出演で小品には病的な役とか
過去の名声はいったいどこへ?みたいな^^;
本作では彼女の待遇もずいぶん改善されたようで安心しました。
【今週のツッコミ】
・いつかは女性戦士の映画に出演したかったとアシュレイ談。
そんな彼女の夢がこの映画で実現できたのではないでしょうか。
僅か数分の銃撃シーンではあったけど、
楽しく演じておられたように見えました^^
・っていうか、まだまだ十分に華があり主演だって出来るはず。
できればラブコメにいちど挑戦してほしいものだ。
・この映画、3部作にしてもっと政治的背景を最初に描くべきだった。
よく分からない度でいえば『スノーピアサー』と同等か。
・“無欲”の派閥とホームレスの違いに大差なかった^^;
・手のひらをナイフで切れない怖がりがひとりぐらいいてもいいのでは?
そんなワタシも自分の血を見て失神するヘタレです(爆)
・シェイリーン・ウッドリーの魅力がよく分からない^^;
『さよならを待つふたりのために』(2014)でさらに大ブレイク中とか。
第2のジェニファー・ローレンスになり得るか注目しよう。
・今月末までにユナイテッド・シネマの招待券を消費しないと
単なる紙くずになるってことで2枚有るうちの1枚を使用。
・残りは期待の超大作『GODZILLA ゴジラ』に使えばいいんだけど
すでに前売り買ってるし、TOHOのシネマイレージも貯めたい(笑)
なるべくなら他作品に残りを充てたいってことで
『プレーンズ2』にでも行ってこようか悩むわ(爆)
--------------------------------------------------------
監督:ニール・バーガー
脚本:エヴァン・ドーハティ/ヴァネッサ・テイラー
音楽:ジャンキー・XL
出演:シェイリーン・ウッドリー/テオ・ジェームズ/アシュレイ・ジャッド/
マギー・Q/ケイト・ウィンスレット/
『ダイバージェント』
すべてが中途半端で残念な結果に(笑)
本作、全米で初登場1位は分かるとしても、その後の興行収入で
今現在1,51億ドル(約153億円)ものメガヒットらしいが^^;
◇
近未来。
人類は最終戦争の教訓を糧に、国家や宗教という概念を捨て、
新たな社会体制を築き上げていた。
それは、人類を性格ごとに“勇敢”“高潔”“平和”“無欲”“博学”
という5つの共同体に振り分け、それぞれが与えられた役割を担うことで
社会を支えるという仕組みになっていた。
人々は16歳になると“選択の儀式”と呼ばれる性格診断テストを受け、
診断結果が示した共同体への所属を義務づけられる。
そして、その5つに該当しないと診断された者は
異端者=ダイバージェントと呼ばれ、
危険分子として秘密裏に抹殺される運命にあった。
そんな中、“無欲”出身のベアトリスは選択の儀式を迎えるが、
結果は非情にも異端者と診断されてしまう。
しかし彼女を不憫に思った検査官トーリの計らいで判定は改ざんされ、
“勇敢”へと加入できることに。こうして彼女は名前もトリスと改名し、
異端者であることをひた隠し、軍事・警察機能を担う“勇敢”で、
過酷な戦闘訓練に身を投じていくのだったが…。
<allcinema>
◇
全米ヒットの裏にティーンエイジの圧倒的底力があったのか。
只今売出し中の俳優がこぞって出ているとか
原作本がバカ売れしていたとか、ま、どちらでもいいんだけど
雰囲気的には『ハンガーゲーム』の後釜を狙っているような感じ。
未来的世界観はいいとしても、もうひとつ説明不足なので
5つの派閥から漏れた人間(異端者)の危険度が伝わってこない。
おそらく、そこがいちばん重要なはずで、
そこをしっかりと映像で表現するべきだったと思う。
簡単な台詞と過去を回想するシーンでもいいじゃないかと。
全体的に分類された5つのうちヒロインが入った“勇敢”だけに
物語が集中したため近未来の全体像がまったく分からないのが痛かった。
そんな映画の中でも、ひとつ嬉しかったことがあった。
映画にいっぱい出ているアシュレイ・ジャッド(爆)
それまでも年1本ペースで出演はされてはいたけど
大作にはカメオのような出演で小品には病的な役とか
過去の名声はいったいどこへ?みたいな^^;
本作では彼女の待遇もずいぶん改善されたようで安心しました。
【今週のツッコミ】
・いつかは女性戦士の映画に出演したかったとアシュレイ談。
そんな彼女の夢がこの映画で実現できたのではないでしょうか。
僅か数分の銃撃シーンではあったけど、
楽しく演じておられたように見えました^^
・っていうか、まだまだ十分に華があり主演だって出来るはず。
できればラブコメにいちど挑戦してほしいものだ。
・この映画、3部作にしてもっと政治的背景を最初に描くべきだった。
よく分からない度でいえば『スノーピアサー』と同等か。
・“無欲”の派閥とホームレスの違いに大差なかった^^;
・手のひらをナイフで切れない怖がりがひとりぐらいいてもいいのでは?
そんなワタシも自分の血を見て失神するヘタレです(爆)
・シェイリーン・ウッドリーの魅力がよく分からない^^;
『さよならを待つふたりのために』(2014)でさらに大ブレイク中とか。
第2のジェニファー・ローレンスになり得るか注目しよう。
・今月末までにユナイテッド・シネマの招待券を消費しないと
単なる紙くずになるってことで2枚有るうちの1枚を使用。
・残りは期待の超大作『GODZILLA ゴジラ』に使えばいいんだけど
すでに前売り買ってるし、TOHOのシネマイレージも貯めたい(笑)
なるべくなら他作品に残りを充てたいってことで
『プレーンズ2』にでも行ってこようか悩むわ(爆)
--------------------------------------------------------
監督:ニール・バーガー
脚本:エヴァン・ドーハティ/ヴァネッサ・テイラー
音楽:ジャンキー・XL
出演:シェイリーン・ウッドリー/テオ・ジェームズ/アシュレイ・ジャッド/
マギー・Q/ケイト・ウィンスレット/
『ダイバージェント』
見覚えのある顔だけど誰か思い出せなかった!
すっきり(爆
そう、スノーピアサーのようによく解らなかったですわ(爆
そうですそうです!トリスの母親(笑)
昔はサスペンスミステリーの女王みたいな感じで
モーガン・フリーマンとよく共演してましたよ。
本作は内容より、そちらの方に目が奪われました(爆)
以来そこを通る度に何となく想像の翼を広げて楽しんでおりました。
“勇敢”“高潔”“平和”“無欲”“博学”
なるほど、そういう5カテゴリーに分類されるのですね。
ところで、「それぞれの役割を与えられる」ってことですが、“無欲”の派閥の人はいったいどのような役割を与えられるのでしょうか???
>期待の超大作『GODZILLA ゴジラ』
これ、ちらっとTVで観ました。
スクリーンで観ないと!的な作品でしたね。レヴューを楽しみに致しております。
本作、ヒロインのトリスの性格判断でマギーQが困惑してましたが
この分類も結局は最終判断は個人で好きなの選んでねみたいな感じで
おそらく映画を見てたほとんどのひとが「だったら何のための儀式なのさ」だったことでしょう(笑)
ネタバレになるのでこれ以上言えませんが、勇敢と博学、高潔は今の世界でいえば
警察、科学者、医者という感じですかね(そのまんまだわ・笑)
平和と無欲がよくわからなくて、決まった役割といえば農業系でしょうか(爆)
下手すればホームレスとなんら変わりないみたいな^^;
『ハンガーゲーム』の雰囲気にかなり近いので世界観はよかったです。
>『GODZILLA ゴジラ』
おそらく、そこそこイケると思いますが今年最大の目玉なので頑張ってほしいです(笑)