評価:★★★★【4点】
前例がないなら作ればいい!←御尤もでございます。
◇
米ソ冷戦下の1960年代初頭。
アメリカはソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。
そんな中、NASAのラングレー研究所には、
優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが計算手として働く
“西計算グループ”という部署があった。
ドロシー、キャサリン、メアリーはそこで働く仲良し3人組。
ドロシーは西計算グループのまとめ役だったが、
管理職への昇進は叶わないまま。
エンジニアを目指すメアリーも、そのために学ぶ必要のあった大学は
黒人に対して門を閉ざしていた。
一方、幼い頃から類いまれな数学の才能を発揮してきたキャサリンは、
その実力が認められ、ハリソン率いる宇宙特別研究本部に配属される。
しかしそこは白人男性ばかりの職場で、
黒人女性であるキャサリンを歓迎する雰囲気は微塵もなかった。
それでも3人は、自分たちの力を信じて、
国家的一大プロジェクトに貢献すべく奮闘していくのだったが…。
<allcinema>
◇
まだ人種差別が問題となっていた60年代初頭に
3人の黒人女性が、その実力を買われ宇宙開発NASAでの
国家プロジェクトに身を投じ、苦難を強いられながらも奮闘するドラマだ。
当時、大型コンピューターが初めて導入されたものの
立ち上げにまだまだ不具合などが多く正確な計算はやはり人の手に頼っている。
そんな中、今まさに有人ロケットが発射されようとしているときに
軌道の計算誤差が発生していた。
残り数分間と限られた時間内に正確な数値を導き出せるのは
もはやキャサリンしかいなかった。
天才数学者のキャサリンはこの難関をみごとクリアしてしまう。
黒人女性である彼女らは、それぞれ数学者、プログラマー、エンジニアと
こういった映画がつくられることでNASA宇宙開発の陰には
3人の女性の存在がとても重要であったことを忘れてはならない。
【今週のツッコミ】
・3人のキャラクターがそれぞれ被ることなく個性が発揮されて
旬の女優たちの演技も安定感があり安心して見ていられる。
・個人的に脇を締めていたのは研究本部長のケビン・コスナーであり
天才キャサリンの検数係のお兄さんですね(あっけにとられる表情ピカイチ)
・にしても2次方程式も忘れたしオイラー法には何が何やら…
絶対にあそこには転職できんな^^;
・キャサリンは94歳の時に大統領自由勲章を授与されたらしいが
それってかなり遅くないか^^;
・ドラマと関係ないけど彼女らが通勤で使っていた白とライトブルーの
ツートンカラーのベルエア57年型と同型車持ってます。
(ってダイキャスト・ミニカーだろ)
・キルステン・ダンストがあんなに老けていたとはビックリだ!!!
しかし、味ある雰囲気がすごく良くて、本作のような管理職は
キャラクター的に見事ハマっていたのではないか。
少女のころよりも断然今がいいと断言できそうです^^
もしかして、この映画でファンが出来るかもしれないね。
-----------------------------------------------------------------
監督:セオドア・メルフィ
脚本:アリソン・シュローダー/セオドア・メルフィ
音楽:ハンス・ジマー/ファレル・ウィリアムス/ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:タラジ・P・ヘンソン/オクタヴィア・スペンサー/ジャネール・モネイ
『ドリーム』
前例がないなら作ればいい!←御尤もでございます。
◇
米ソ冷戦下の1960年代初頭。
アメリカはソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。
そんな中、NASAのラングレー研究所には、
優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが計算手として働く
“西計算グループ”という部署があった。
ドロシー、キャサリン、メアリーはそこで働く仲良し3人組。
ドロシーは西計算グループのまとめ役だったが、
管理職への昇進は叶わないまま。
エンジニアを目指すメアリーも、そのために学ぶ必要のあった大学は
黒人に対して門を閉ざしていた。
一方、幼い頃から類いまれな数学の才能を発揮してきたキャサリンは、
その実力が認められ、ハリソン率いる宇宙特別研究本部に配属される。
しかしそこは白人男性ばかりの職場で、
黒人女性であるキャサリンを歓迎する雰囲気は微塵もなかった。
それでも3人は、自分たちの力を信じて、
国家的一大プロジェクトに貢献すべく奮闘していくのだったが…。
<allcinema>
◇
まだ人種差別が問題となっていた60年代初頭に
3人の黒人女性が、その実力を買われ宇宙開発NASAでの
国家プロジェクトに身を投じ、苦難を強いられながらも奮闘するドラマだ。
当時、大型コンピューターが初めて導入されたものの
立ち上げにまだまだ不具合などが多く正確な計算はやはり人の手に頼っている。
そんな中、今まさに有人ロケットが発射されようとしているときに
軌道の計算誤差が発生していた。
残り数分間と限られた時間内に正確な数値を導き出せるのは
もはやキャサリンしかいなかった。
天才数学者のキャサリンはこの難関をみごとクリアしてしまう。
黒人女性である彼女らは、それぞれ数学者、プログラマー、エンジニアと
こういった映画がつくられることでNASA宇宙開発の陰には
3人の女性の存在がとても重要であったことを忘れてはならない。
【今週のツッコミ】
・3人のキャラクターがそれぞれ被ることなく個性が発揮されて
旬の女優たちの演技も安定感があり安心して見ていられる。
・個人的に脇を締めていたのは研究本部長のケビン・コスナーであり
天才キャサリンの検数係のお兄さんですね(あっけにとられる表情ピカイチ)
・にしても2次方程式も忘れたしオイラー法には何が何やら…
絶対にあそこには転職できんな^^;
・キャサリンは94歳の時に大統領自由勲章を授与されたらしいが
それってかなり遅くないか^^;
・ドラマと関係ないけど彼女らが通勤で使っていた白とライトブルーの
ツートンカラーのベルエア57年型と同型車持ってます。
(ってダイキャスト・ミニカーだろ)
・キルステン・ダンストがあんなに老けていたとはビックリだ!!!
しかし、味ある雰囲気がすごく良くて、本作のような管理職は
キャラクター的に見事ハマっていたのではないか。
少女のころよりも断然今がいいと断言できそうです^^
もしかして、この映画でファンが出来るかもしれないね。
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監督:セオドア・メルフィ
脚本:アリソン・シュローダー/セオドア・メルフィ
音楽:ハンス・ジマー/ファレル・ウィリアムス/ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:タラジ・P・ヘンソン/オクタヴィア・スペンサー/ジャネール・モネイ
『ドリーム』
宇宙ロケットを飛ばしていたんですね!
いやぁ~~、すごい。
久々のケビン・コスナー良かったですよね。
それにしても彼の家族こそ、大変でしょう。
ところで、この映画の邦題の副題に
わたしたちのアポロ計画ってあったんですが、
アポロはまだまだ先ですよね。
続編作って欲しいです。
しかし数学者って脳内回路がどうなっているんでしょうか。
キャサリンの計算式見ただけで答えを暗算する検数員も大したものです。
ケビン・コスナーってこういった脇役の方が味が出る感じ^^
今回はマーキュリー計画でしたね。
アポロ計画は5年後ということで、そこでもキャサリンの計算が貴重だったんですよね。
こういう女性って家計簿も複雑な計算するんでしょうかね~^^
羨ましい限りです。
さてこの映画とても良かったですね。アメリカで大ヒットしたのも頷けます。
3人の女性の存在が長く語られなかったということについてはとても残念です。やはり人種問題が絡んでいたのでしょうか?
数学は全くダメなのであの数式には唖然!!でした。あれを解いてみせるキャサリンの頭の中はどのようになっているのか?摩訶不思議です。
ケビン・コスナー良かったです。
白とライトブルー車素敵でしたね。
私は女性たちのファションがとても素敵で、あの時代のファッションて素晴らしいなぁと感動しました。
普段なら観ないであろう作品まで手を付けちゃってます(笑)
今でこそスーパーコンピューターがすべて計算する時代ですが
あの頃はまだまだアナログ計算でしたね。
でも、パッと見で難解な計算式を暗算スラスラ解いてしまう能力はもはや神の領域と勝手に思っていますよ^^;
そして時代的に彼女たちの功績が表面化しなかったのは、黒人はもちろん、女性であったからでしょうね。
ただいま来日しているトランプ氏の娘イヴァンカみたいな人が社会に対し声を上げていたら
もっと早くに彼女らの功績が認められていたかもしれません。
あの車って中古車でも程度の良いのは800万円ですって!(絶対に買えないわ)^^;
ワタシも今年の中ではトップ20くらいには来るかもしれません^^